こんにちは!
げんきや接骨院 松本高宮 の中村です!
近年梅雨入り前は真夏日になったりしますが今年は気温がなかなか上がらずすっきりしませんね。
天候も安定せず寒暖差も激しい日が続いておりますので、体調管理に気を付けて過ごしていきましょう。
梅雨入り前のいい天気の日を狙って洗濯や布団干しを行い方は多いと思います、物干し台に掛けたいけど肩が痛くて腕が上がらず一苦労。思い当たる方が居られるのではないでしょうか。
今回のブログでは肩の痛みについて「五十肩(肩関節周囲炎)」に似た症状の疾患について簡単にご紹介させていただきます!
五十肩については以前にも書かせていただいたブログ記事もご一読下さい。
肩が痛たいなぁ・・・
肩の痛み(五十肩など)
年を実感する肩の痛み
五十肩(肩関節周囲炎)の簡単なおさらいとして「除外診断により特定の原因が無いのに炎症や拘縮が起きている疾患」というものがあります
この除外診断は問診から始まり
X線検査,CT検査:骨折などの骨の状態の検査
MRI検査:人体や筋肉など軟部組織の損傷の判断
超音波検査:狭い範囲だが軟部組織の抽出力が高く、動的評価、時間的評価も可能
などを用いた映像診断により確定され除外されます。
それでは五十肩かなと思い受診した後に確定されるような似た症状の疾患をいくつかご紹介させていただきます。
・腱板断裂
腱板とは上腕骨頭を取り巻くように付着し、肩甲骨と上腕骨を引き寄せ安定させる4つの筋腱の相称であり、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の筋腱が集まり腱板となっています。
肩の運動障害・運動時痛・夜間痛が主な主訴であり、夜間痛で夜眠れないと言うのが専門機関を受診する一番の理由となっています。
運動時痛はありますが挙上する事は可能です。
男女比ではおおよそ6:4となっており40代以上、特に60代が好発年齢となっており、負傷起点としては外傷によるものと原因不明なものが半々程となっています。
加齢により腱板自体が老化する事により発症するもの、腱板が上腕骨頭と肩峰の間に存在している解剖学的関係によりテニスや野球といった腕を過度に高く上げるオーバーヘッドスポーツやウェイトトレーニングなどの過負荷がかかるスポーツで発症する物、それらを合わせて発症する物があります。
五十肩との違いは拘縮があまり起こらず、屈曲が可能な事と他動で動かした際に関節の動作に抵抗があまりない事です。
軟部組織なのでMRIや超音波検査などで診断する事が可能です。
・石灰沈着性腱炎
腱板の中にリン酸カルシウム結晶(石灰)が溜まってしまう事で炎症が起こる疾患です。
40代から50代が好発年齢でやや女性の方に起きやすいとされています。
夜間に突然激烈な肩関節の疼痛が生じる事により始まる場合が多く、痛みで睡眠が困難となり肩関節が動かせなくなります。
一カ月ほどの強い症状があり、半年ほどやや落ち着いた症状が続いた後に運動時痛が続いてしまうといった病態の変化が続きます。
石灰の初期は濃厚なミルク状から始まり、練り歯磨き状、石膏状と硬く変化していきます。
石灰は溜まることもあり、膨らむことにより痛みを増強し破れ出て滑液包内に入った時に激痛となります。
こちらはレントゲンにより腱板部分に石灰の沈着が確認する事が出来れば診断する事が可能です。
・上腕二頭筋長頭腱炎
力こぶを作る筋肉は上腕二頭筋と呼ばれその名目の通り二つの頭があります、そのうち肩関節の中を通り関節の上方部分についている物を上腕二頭筋長頭とよび、筋肉と骨を繋いでいる部分を腱と呼びます。
上腕二頭筋は腕を上げたり曲げたりするときに使われますが、繰り返し使われていく事により腱が肩の骨と擦れてしまうことで炎症が起きたものを上腕二頭筋長頭腱炎と呼びます。
原因は加齢による腱の柔軟性の低下、転倒などの外傷やスポーツや日常生活動作による繰り返し動作、長時間の同一姿勢などが原因とされています。
肩から二の腕に痛みがあり、腕を上げる、後ろに回す、腕を捻る(ドアノブを捻る)、安静痛、肘を伸ばした状態で物を持ち上げると痛みがあるといった症状がこの疾患の主な症状となります。
軟部組織の炎症ですのでMRIや超音波検査の画像診断により損傷の度合いの確認が可能です。
・肩峰下滑液包炎
滑液包は骨や関節、筋肉、腱、靭帯の間に存在する袋状の存在で中に滑液と呼ばれる液体に満たされた存在であり、各組織間に発生する摩擦を軽減する働きをしています。
肩関節滑液包炎とは肩関節と三角筋の間にある滑液包が外傷、オーバーユース、反復動作、加齢、不良姿勢などの原因によって炎症が発生してしまった物を言います。
症状としては痛みやこわばり、動きの制限、日による痛みの変動、夜間の痛みといった物があります。
こちらも軟部組織なのでMRIによる滑液包液貯留の有無の確認や超音波検査による滑液包の肥厚の確認をする事により診断することができます。
またこれらの疾患は全て肩関節の腱板や滑液包などが肩関節の骨にぶつかる事で痛みが発生し、肩を上げられなくなる症状なので「肩関節インピンジメント症候群」とまとめて呼ばれることもあります。
今回は五十肩の症状に似た疾患をご紹介させていただきました。個別の疾患の詳細や肩の痛みを誘発する危険な疾患などはまたの機会に紹介させていただきたいと思います。
ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!げんきや接骨院 松本高宮では肩関節の症状に対して以下のアプローチを行います。
「運動療法」肩関節への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。
「低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑えます。
「温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。
「アイシング」関節周囲に熱感が強く出る炎症期において疼くような痛みを抑えます。
肩の痛みを庇い歪んでしまった姿勢に対して骨盤矯正や猫背矯正を提案させて頂きます。
また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させる、指では届かない深部の硬結へのアプローチのための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせる、もしくは過緊張してしまった筋肉に熱刺激を入れて緩めるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。
肩の症状は誰にでも起こりやすいものなので痛みが出てもしばらく様子を見てしまう方も多いのではないでしょうか。
どの様な疾患でもいえる事ですが発症してから早めに対応するほど治癒も早くなることが殆どです。
数週間様子見たりせずに早めに専門機関に受診するようにしましょう。
長野エリアのげんきや接骨院全院は土曜日、祝日も営業しています!
平日に中々通えないという方もご安心ください。
これから梅雨に突入します、天候もさらに安定しなくなれば自律神経にも負担がかかり自律神経失調症も引き起こされやすくなりますので、体調を崩さないように夜更かしや過食、深酒などに気を付けてください。
毎月更新していますげんきや接骨院 松本高宮のブログですが中村が作成させていただくのは今回が最後となります。
来月からはまた別のスタッフがブログを作成すると思いますので今後ともよろしくお願い致します。もしブログの内容で気になる内容などありましたらそちらもまたお気軽にお問い合わせください。
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。