こんにちは。げんきやはりきゅう整骨院 矢巾院です。
天気が変わりやすく体が疲れ気味な日々ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて先月から始まったこのブログ、今月のテーマは「肩こり」です!
肩こりに日頃から悩まされている方も、そうでない方も、これを機に肩こりやその解消法を知り、自分の体を見直してみましょう!
Q.肩こりって何?
A.諸説はありますが、主に首・肩・背にかけての筋肉が固くなり、血管や神経が圧迫されることで起こる、痛みを伴う緊張や疲労感の症状です。
悪化すると頭痛や吐き気が表れ、治りにくくなります。
原因は下記の通りです。
・長時間同じ姿勢による筋肉の負担(デスクワーク、スマホ、勉強など)
・姿勢の悪さ(猫背、前かがみ、なで肩など)
・冷房や寒い場所にいることで筋肉が冷えて固くなる…
軽い症状の場合は、張りや凝り感だけですが、酷くなると重苦しさや痛みに変わるので油断大敵です!
また、前回のブログでも紹介した姿勢の歪みも肩こりに繋がるので、よろしければそちらもご一読ください。
次は肩こりの解消法をご紹介します。
セルフケアと整骨院での施術がおススメです!
セルフケアの基本は温めること(温熱療法)とストレッチ、運動です。
温める→ストレッチ→運動の順でやった方が筋肉が緩みやすく、ケガの予防にもなります。
セルフケアは症状が悪化しないよう、または予防のために自分で行うものです。
整骨院では個々の症状に合わせた治療を提案し、施術します(マッサージ、鍼など)。
肩こりを我慢し続けていると筋肉だけでなく骨や神経にも影響し、痺れや関節痛などを引き起す原因にもなりますので、早めにケアをしていきましょう。
最後におススメのセルフケアをご紹介します。
①まずは体を温めよう!
肩こりでよく固くなりやすいのは僧帽筋(下の図を参照)という筋肉です。首から肩、肩から背中へと繋がっており、固くなると広範囲に影響します。これを効果的に温めることで筋肉が緩み、血流が改善します。
お風呂やホッカイロなどが有効ですが、どちらも温めすぎにご注意ください。
ホッカイロで温める場合は、図のように背中の上部、肩甲骨の間に貼ってください(低温火傷に注意)。
②ツボを押そう!
手に肩こりに効く「合谷」というツボがあります。
場所は親指と人差し指の骨が交差するところから、人差し指の骨際を指先に向けて優しく撫で上げると途中でくぼみがあります(写真の黄色枠の辺り)。
親指でくぼみを気持ちいい強さでゆっくり3秒押して、ゆっくり離します。5回くらいが目安です。
③僧帽筋のストレッチをしよう!
背中をまっすぐに伸ばした状態で、図のように右手を腰の後ろに回します。
次に左手を右の側頭部(右耳の上辺り)に乗せ、ゆっくり左斜め前へ首を倒します。
首から肩にかけて筋肉を伸ばし、気持ちいいくらいの状態で止めて20秒キープします。
ゆっくりと元に戻し、同様に左側も伸ばしましょう。
左右3回ずつ行います。
※ゆっくりと呼吸しながら、背中を丸めないように行います。
④肩甲骨を回そう!
肩甲骨を動かすことで、その上についている肩の筋肉(僧帽筋や菱形筋、棘上筋や棘下筋など)が緩み、血流が良くなります!
手順②の時、肘が肩の高さより低くなるとちゃんと肩甲骨が動かないので、肘が落ちないように意識しましょう!
ストレッチを行う時は、やっていて気持ちいいくらいの強さでゆっくりとやってください。
続けていて症状が変わらない、または軽い動作でも肩が痛む場合は、自力で治せない状態になっているため、是非当院へご相談ください。
げんきやはりきゅう整骨院は地域の皆様の痛み0を目指し、一生懸命「手当て」させていただきます。
スタッフ一同心よりお待ちしております。