腰椎すべり症 その痛み学生時代原因かも原因かも?!

秋ですねぇ…。
岩手県は中尊寺や錦秋湖、秋田県は角館・武家屋敷や桃洞渓谷、青森県の奥入瀬渓流は、
ちょうど紅葉の見頃ではないでしょうか。
そして早くも、来月の東北は“冬が始まるよ”に突入です。

 

寒くなってくると、腰痛が増え始めます。
そもそも健康な腰は、ぎっくり腰や腰痛にはなりません。
腹筋がおとろえて、お腹が出てくると、実は背筋も一緒に弱っているのです。
運動不足や同じ姿勢で長時間のデスクワークで腰周囲の筋肉が固くなり、更に寒さで筋肉の収縮が上手く出来なくなると、腰が痛む原因が揃ってきます。

 

さて、腰痛の中でも痛みだけではなく、しびれを伴う腰痛があります。
比較的若いと腰椎ヘルニア、年齢が高い場合は脊柱管狭窄症などがしびれを伴います。
10代の頃に激しいスポーツをしていて、腰を痛めた記憶がありませんか?
実は疲労骨折があったのに、適切な治療を行わないままだと、腰椎分離症から腰椎すべり症になっている場合があります。

 

 

腰椎がすべるとは?

 

 

腰椎すべり症は2種類

 

 

腰椎すべり症の予防

 

 

腰椎すべり症に効果的なストレッチと、やってはいけないストレッチ

 

 

腰椎すべり症治療について

 

 

 

 

腰椎がすべるとは?

 

 

“腰椎すべり症”と聞いただけでは何だか分かりませんよね。
腰椎すべり症は腰の椎間板や椎間関節がズレてしまい、前方にすべり出てしまった状態を指します。

 

 

腰椎すべり症は2種類

 

 

腰椎分離症すべり症

 

 

10代の成長期に腰を反らす動作や回旋運動が繰り返し行われ、腰部に負荷が掛かり続け、初期に適切な治療がされず“疲労骨折が治らないまま腰椎が分離した「分離すべり症」は第5腰椎に多いのが特徴です。
また腰を後ろに反らす動作は分離部分に負荷が掛かかり腰の痛みが強くなります。分離部分で神経根の圧迫が生じると下肢のしびれや痛みを生じることもあります。

 

 

変形すべり症

 

 

加齢に伴い椎間板が変形し、椎体にズレが生じた状態の「変形すべり症」は脊柱管狭窄症を伴うことが多いという特徴があります。脊柱管狭窄症を伴いやすいため、神経が圧迫され下肢のしびれや痛み、歩いて痛み休むとまた歩けるを繰り返す間欠性跛行、排尿障害を生じる場合もあります。変形すべり症は中年以降の女性に多いことから女性ホルモンの影響を受けているのではないかとも言われています。

 

 

 

 

腰椎すべり症の予防

 

 

確たる予防方法はありませんが、腰椎すべり症に伴う症状を緩和することは出来ます。
腰椎すべり症にかかわらず、腰周辺の筋力低下は腰痛の原因となります。腰回りやお腹の筋肉を鍛える事で自前のコルセットになります。筋力アップのトレーニングや時間をかけてゆっくりストレッチを行うなど、腰への負担軽減につながる一般的な腰痛予防を継続して行うことが大切です。肥満傾向の方は食事療法と適度な運動を組み合わせて減量することで腰への負担を軽減できます。

 

 

④  腰椎すべり症に効果的なストレッチと、やってはいけないストレッチ

 

 

腰椎すべり症は、腰椎が前方にすべり出てしまうために、脊柱管がズレて神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることによって、痛みやしびれが生じます。
座っているときや安静にしていると痛みは出にくく、腰を後ろに反らす姿勢で痛みが出やすい傾向にあります。これは腰が反ると脊柱管が狭くなるからです。
腰が“反る動き”があるストレッチは、やってはいけないストレッチです。

 

 

なので反対の腰を丸める作用のあるストレッチは腰椎すべり症に効果的なストレッチです。

 

 

◇ 座ってできる背筋ストレッチ

 

 

椅子に腰かける

 

 

両手を組んで、手のひら側を前に突き出す

 

 

突き出した両手と、お腹の間にボールがあるイメージで、丸い空間を作るように背中から腰をゆっくり丸めていく

 

 

息を吐きながら5~10秒キープする

 

 

元に戻って、無理しない程度に3~5回、じわ~っと効かせるように繰り返す

 

 

 

◇ 前ふともものストレッチ

 

 

両足を腰幅に開いてまっすぐ立つ

 

 

片足の甲を同じ側の手で持ち、カカトをお尻に近付ける

 

 

膝を斜め後ろに引く

 

 

息を吐きながら10~20秒キープする

 

 

元に戻り、左右を変えて交互に、無理しない程度に3~4回、じわ~っと効かせるように繰り返す

 

 

※バランスが取りにくいときは、壁やイスの背もたれに片手をついて行う

 

 

ラジオ体操を日常続けていらっしゃる方も多いと思いますが「腕を大きく左右に拡げて、腰を反らす~♫」のは、残念ながら腰椎すべり症に宜しくないので、反らす姿勢だけは
中止しましょう。

 

 

 

腰椎すべり症の治療について

 

 

腰椎すべり症の治療は、日常生活に支障がでるほど痛む場合は、病院の先生と相談の上、手術が必要な場合もあります。
しかし、そこまで日常生活に支障はなく、また医師から手術の必要はないと診断されたが、時々気になる痛みがある場合は、手技療法、はりや灸で治療を行うのも有効です。

 

 

気になる痛みは、ぜひともお近くのげんきやはりきゅう整骨院にお気軽にご相談してくださいね。

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