四捨五十肩(四十肩、五十肩)~ 塵も積もれば山となる運動のススメ

今年の冬は早く到来しそうですね。
ラニーニャ現象で12、1月が厳しい寒さになる予報です。
昨年は温暖化の昨今にあって、久々に冷え込みの厳しい冬でしたが、今回はどうなんでしょう…雪かき大変ですよね。ウーム。

 

 

 

今回は四十肩五十肩)のお話です。
元SMAPの中井正広さんも2018年に【四十肩】になったそうですね。
その際『四捨五十肩(四十肩五十肩)』とおっしゃって、その発想とユーモアが話題になったそうですよ。

 

 

 

四十肩や五十肩は俗称、いわばニックネームです。40歳だから四十肩、50歳になれば五十肩かというとそうではありません。40~50歳代に多く発症することが多く、正式な名称は肩関節周囲炎です。
肩関節周囲組織の後退性変化(いわゆる老化)、肩関節の「腱板」という組織が炎症を引き起こし「関節包」に広がる事で起きると言われていますが、その発生機序はいまだに解明されていません。

 

 

 

ちなみに私、本町院の細川は肩関節が柔らかいです。
背中で拝む?祈る?ポーズが出来ます。
また、腰の横に手を当てて胸を張るポーズは両肘が真横になりますが、その肘がど真ん前に来ます。前習えのポーズを逆に出来ると言ったら伝わりますかねw
と、これくらい肩関節が柔らかくても、四十肩五十肩)を発症しましたので、肩関節の柔らかさと、肩関節周囲組織の後退性変化…つまり老化とは関係ないようですww

 

 

 

さすがに4~50年も使っていれば…と思いきや、実は自分が思っている以上に使っていないのです。
子供たちを見ていると、常にジャンプ、走り回ったり、せわしなく動いています。
では私たち大人はどうでしょう?
ランニングやジム、水泳、テニスや社会人野球などを行っている以外の方は、大きく肩を動かしたりした記憶はありますか?
パソコンやスマホ、ゲームとずっと同じ姿勢で、猫背になって、胸を張る姿勢すらしていないのではないでしょうか。

 

 

① 動かさないと、動かなくなる!

 

 

骨折後のリハビリテーション、老人介護で【拘縮 こうしゅく】と言う言葉を聞いたことはありませんか?
ケガや長期入院で関節や筋肉を動かす機会が減少し、関節や筋肉が硬くなり可動域(動かせる範囲)が狭くなります。
動かすことが痛い → 痛いから動かさない → どんどん動かす範囲が狭くなり、固まってしまう【拘縮】という悪循環に陥ります。
ここまでヒドくなくても、動かさないでいると、体は「そんなに動かなくて良いんだ」と動かない体に慣れてしまいます。そして猫背になって、肩甲骨が動かなくなり、両腕が耳の横につかないなんて事になっています。

 

 

 

② サルコペニア~加齢と共に筋肉が落ちる!

 

 

また要因の一つとして筋肉の衰えがあります。
筋肉は使う(鍛える)と80~90歳でも増えていき、使わないと萎縮(退化)していきます。加齢に伴い筋肉量は40歳から低下していきます。50歳でも、何もせず1週間過ごすと、元の筋肉量に戻るには3週間程度の時間と運動が必要だと言われおり、70歳ではたった1日動かないだけで、1週間程度の時間と運動が必要といわれています。
60歳では20代に比べると、上半身で10~20%、下半身では20~40%筋肉が低下していきます。
筋肉が脂肪に置き換わり、単純に太るという事だけではなく、動かせない動けない体に変化していきます。

 

つまり、動かさない+筋肉の衰えが、四十肩五十肩のみならず、ぎっくり腰や転倒による骨折やケガの原因になるのです。

 

 

定年退職後に、昔乗っていたオートバイを再開したり、昨今の登山ブームで登山を始めたり、再開する方が増えるのと同時に事故や遭難が増えています。
上記でも書いたように、20代の自分と60歳の自分では、筋肉の衰えが進行し、可動域が狭くなり、体幹の筋肉も衰えバランスが悪くなっても立て直す力がないのです。

 

 

 

③ 『塵も積もれば山となる運動』のススメ

 

 

筋肉は使う(鍛える)と80~90歳でも増えていき、使わないと萎縮(退化)していきます。と言うことで、強く!強く!運動をオススメ致します!
と言っても、明日からランニングや筋トレをいきなり始めてくださいではありません。
例えば、会社でラジオ体操タイムがあるのなら、仕事の手を休めて体操をしましょう。
バス通勤ならば1~2つ前の停留所で降りて歩く。
運動でなくてもストレッチでも良いです。お風呂上がりにyou tubeを見ながら効きそうなストレッチをしてみる。最初は硬くても、段々と体は柔らかくなり、可動範囲が広くなります。
そして三日坊主でも大丈夫!毎週三日坊主を目指せば、12日も運動出来てますよ。
すごくないですか?『塵も積もれば山となる運動』
筋肉は裏切らないらしいので、ちょこっと始めてみませんか。

 

 

でも、どうしても時間がないって時は、EMSトレーニングで体幹を鍛えたり、施術特典でダイエットエンドという、あっという間に1万歩あるいた事になるマシンもあります。

 

 

お気軽に、げんきやはりきゅう整骨院本町のスタッフにご相談ください。

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