“腰痛”…イやな言葉ですぅ～、腰が痛いと本当に大変です。
私事ですが先月、ついうっかり中腰で短時間の作業をしただけで、重度のぎっくり腰（急性腰痛症）になってしまい、治るのに一カ月時間を要してしまいました。
とにかくベッドから起き上がれない、まともに歩けない、パ○ツと靴下がはけない（汗）、座った状態から立つのがしんどい日々でした。
そういえば、その辺りは少し運動不足・・・登山をしてなかったんですよね。
さて“腰痛”と言っても様々あります。
『病気が原因の腰痛なのか？』『日常生活が原因の腰痛なのか？』で大きく変わってきます。
① 病気が原因の腰痛なのか？
② 日常生活が原因の腰痛なのか？
③ 日常生活が原因の腰痛の場合の対処法
① 病気が原因の腰痛なのか？
腰痛を引き起こす代表的疾患は、比較的若い世代に多い腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰椎分離すべり症、高齢者に多い脊柱管狭窄症、腰椎の圧迫骨折、そして急性腰痛症ことギックリ腰。
いくら接骨院で施術を受けても腰痛の改善が見られない場合は、内臓の疾患を疑いましょう。
尿路結石、腎盂腎炎、十二指腸や胆のうの疾患、よく伺うのが子宮筋腫の腫瘍が大きい場合、腫瘍が後ろに倒れて腰椎を圧迫する事で腰痛になりやすい傾向があるようです。
② 日常生活が原因の腰痛なのか？
いつもスッキリしない重だるい感じの腰痛、仕事終わりに感じる腰痛は姿勢の悪さから発生すると思われます。
背骨は軽いS字カーブを描いており、重力を分散する構造になっています。
しかし、猫背や反り腰、フラットバックでS字カーブが描けないと、重力を分散できず腰に負担がかかります。
またデスクワークや仕事で長時間同じ姿勢が続くと、腰の筋肉が緊張し、血流が悪くなり腰痛が起こります。同じ姿勢が続く場合は、なるべく軽いストレッチを行い、腰の筋肉をほぐしましょう。
・姿勢の悪い方は、腹筋や背筋の筋力不足が考えられます。
「日頃の運動不足を感じている」
「休みはつい家でゴロゴロしてしまう」
「少し動いただけで息切れしてしまう」
「若い時より体重が確実に増えている」
どうでしょうか・・・心当たりはありますか？
最近の調査で、３０～５０代の運動不足と体力の低下が著しいと聞きました。
確かに、仕事も中間管理職となり忙しく、子育てや家事などで、ジムに行く時間も持てなくなっていますね。
筋肉は二十歳をピークに１年で１％落ちていくそうです。
また何もせずゴロゴロ過ごす年末年始、入院などでは一日で１％落ちると言われています。
つまり運動しないでいると、筋肉がどんどん減っていき、腰椎に負担をかけてしまい腰痛が起こります。
更に肥満になる事で、腰への負担が増加し、腰痛が起こりやすくなります。
運動は、ウォーキング、水泳、ストレッチやヨガ、お子様と出来るハイキングや軽い登山、みんなで楽しみながらいつの間にか動けているキャンプなどもおすすめです。
③ 日常生活が原因の腰痛の場合の対処法
病気が原因ではない腰痛は、腰周辺の筋肉が弱って、ちょっとした動作で筋繊維が傷つき痛みやすくなることが原因です。
通いやすい、お近くのげんきや接骨院でケアすることを、おすすめします。
柔道整復師、はりきゅう師など国家資格を持ったスタッフが症状に合わせた施術や提案をさせて頂きます。
腰周囲の筋肉をほぐす、はりで痛みを緩和、また骨格に問題がある場合は姿勢矯正などで腰痛の原因となる根本を見直します。
筋力低下が気になる場合はEMSでインナーマッスルを鍛えることも、専用マシンで出来ます。お試し価格からスタートできますので、気になる方はお近くのスタッフにお尋ねくださいね。
さて、冒頭で書いた私の腰痛ですが、はりとマッサージなどの施術、温泉で湯治を行い、軽度な腰痛まで回復したら、仕上げに３回登山をして、腸腰筋を大きく動かして完治です。
不用意な中腰と運動不足は腰痛の原因になると肝に銘じた次第です。
