今年はラニーニャ現象で寒いとか。
もう雪かきやりたくないよー!と言う声も聞こえてきます。全身筋肉痛になりますよね。
腰にも疲労がたまるし、腕や肩もいつもとは違う動きで痛くなります。まだ2月が冬の本番、長丁場になりそうですね。
さて、今月は四十肩(五十肩)についてのお話です。
四十肩や五十肩は俗称、いわばニックネームです。40歳だから四十肩、50歳でなれば五十肩かというとそうではありません。40~50歳代に多く発症することが多く、正式な名称は肩関節周囲炎です。
どうしてなってしまうのか?その発生機序はいまだに解明されていません。
痛みの発生は、そして動かしにくさ、何となく痛みが続くから段々と発症するタイプ。ある日突然発症するタイプの2つに分かれるようです。ちなみに私、細川はある朝突然痛みがやってきたタイプでした。昨夜、寝る前まで全く予兆もなく、朝になりカーテンを開けた時、突然バットで右肩を叩かれたような痛みに襲われました。そして下記のような動作が出来なくなりました。
①これって四十肩?? 四十肩(五十肩)と間違えやすい疾患
似ている症状はいくつかあり、水泳や野球など運動される方に多いインピンジメント症候群(肩甲骨と上腕骨の衝突)も四十肩に似たような症状です。
肩の石灰化「石灰沈着性腱板炎」は多く見受けられます。
40~50歳の女性に多く発症するので四十肩と間違えやすいのですが、夜間、かなりの痛みで目が覚める。痛みが強くて眠れない。揉んだり動かすと、夜間さらに痛むことがあります。
治療は整形外科です。注射針で石灰を吸引する他、動かさず安静を保つ保存療法などがあります。
鍵盤断裂は上腕の骨と肩甲骨をつなぐ腱が切れてしまう状態です。加齢性変化や外傷により発症しますが、こちらも整形外科でしかるべき治療が必要です。
②四十肩(五十肩)の症状とは?
●前方へ腕を徐々に挙げていくと、挙がるが耳に腕が付かないか120~140度くらいまでしか挙げられない。
●真横から腕を挙げると90度、肩と同じ高さ以上は痛くて挙げられない。
●身体の後ろでエプロンを結ぶような動作、背中をかく動作が出来ない。ブラジャーのホックを止められない。
以上の動作制限や動作時痛が主な症状です。
③どのくらいで治るの?
整形外科を受診すると「半年経って治らなかったら、また来て下さい。」とお医者様に言われた方もいらっしゃる様に、概ね半年で自然治癒する場合が多いです。また糖尿病を発症している方は炎症が治まりにくいので痛みや症状が長引く傾向にあります。
ですが「半年で治る~云々」と言われても、仕事や日常生活に支障がでますよね。私、細川も整形外科で診断してもらった直後、鍼灸院で治療を行いました。2回の鍼灸治療でだいぶ痛みが取れ、動く範囲も広がりました。あとは徐々に自分で動かして動く範囲を広げていきました。正常に動くには大体3ヶ月程度は時間が経過した覚えがあります。(回復には個人差があります。)
●炎症期
ギックリ腰と同じように、痛みが強い間は炎症が起きている可能性があります。
炎症が起きている間はサウナや岩盤浴などは控えて、無理に動かさず鎮痛効果が期待出来る、はり治療で痛みを軽減させます。
●拘縮期
この期間の治療がいちばん大切とも言えます。痛みが治まったからと治療を止めてしまうと、さらなる治療効果が期待できなくなります。
炎症が治まり痛みも徐々に低下します。ある程度までは動かせるが、まだ痛実みがある場合、マッサージなどの手技や無理のないストレッチ、自宅での体操で段々と動く範囲を拡げていきます。
この時期に、痛むからと安静にしすぎると、四十肩を発症する以前の動きに回復出来なくなる可能性があります。筋肉の曲げ伸ばしが出来なくなります。
痛みが低下して来たら、元の動きに戻すためのハビリテーションが必要なのです。時間と根気が要りますが諦めずに治療すれば、必ず治りますので一緒に頑張りましょう。
先日、網張温泉の麓の鞍掛山で人生初!冬山トレッキングをしてきました。
相変わらず大先輩方が多く、ご健勝で何よりです。長靴登山が多く、アイゼン派はわずかでした。冬登山も楽しいですが、やはり春に咲く花々を愛でながらの登山が待ち遠しいです。
早く春が来ないかな~~。