腰痛い…。さて何を疑うか。

向寒の候、立冬を過ぎ日ごとに寒さが深まってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 
寒さ、人間にとっては大敵です。
冷えによって、肩や腰に今までなかったような症状が出てくる時期。

 

さて、そんな中でも本日のテーマは“腰痛”
腰が痛い、そう感じたことがある人も少なくはないでしょう。
しかし、一概に腰痛といっても多種多様。
本日は腰痛と聞いて考えられる症状を一通り上げてみようかと思います😉
 
 
🟧組織の変性・変形によって起きる腰痛
・椎間板ヘルニア:背骨の間にある椎間板という組織が後方に飛び出て、脊髄に触れてしまうことで起きる
・脊椎間狭窄症:脊髄が通っている脊柱管が何らかの原因で狭くなって脊髄を圧迫してしまうことで起こる
・脊椎分離症:成長期のスポーツ活動が多い10代男性に好発する疲労骨折から派生し、椎体が分離したもの
・脊椎分離すべり症:分離症によって分離した椎体が転位したもの
・脊柱靭帯骨化症(後縦靭帯骨化症OPLL、黄色靭帯骨化症OLF):背骨周囲の靭帯が骨化することで脊髄を圧迫し症状が出るもの
・脊柱側弯症、後湾症:背骨が側方、もしくは後方に捻じれてしまっているもの
・シュモール結節:背骨の間にある椎間板という組織が上下方向に飛び出したもの。多くは無症状。基礎疾患に骨粗しょう症が考えられる。
・変形性腰椎症:椎間板の変性を中心とした退行性変化により、痛みが生じたもの。
 
🟧外傷
・脊髄損傷
・脊椎損傷
・腰椎骨折
→椎体圧迫骨折:尻もちをついた時などの力によって骨折。骨粗鬆症の方がとくに生じやすい。
→椎体破裂骨折:背骨の長軸方向に強い圧迫力がかかり骨折したもの
→チャンス骨折:交通事故などで起こる骨折。交通事故損傷の中では発生頻度低め。
→肋骨突起骨折:体幹を骨折していない横方向に倒すと痛みが増強したら、ここが骨折してるかも?
・急性腰痛(ギックリ腰):不用意な体幹の前屈や捻転で発生したもの。痛めた瞬間の自覚がある。
 
🟧炎症性疾患
・化膿性脊椎炎:背骨に細菌性感染が生じたもの。免疫力低い人は要注意。
・強直性脊椎炎:男性に好発の慢性炎症疾患。症状が進行すると可動域制限がでてくる。
 
🟧腫瘍
・脊髄腫瘍
・脊椎腫瘍
 
 
腰痛という条件から、さらに
いつから痛いか
どのように痛いか
動作痛があるか
痛みがでる切っ掛けがあったか
年齢
といったことなどを加味し、疾患を特定していきます。
 
 
腰痛があるにも関わらず自己判断して放置することがあっては悪化することもあり得ます
病院に行くのも億劫…
そんな方は近くの整骨院で判断してもらうのもありです。
とにもかくにも、痛みという身体のSOSを放置することがないように
自分の身体を大切にしていきましょうね(❁´◡`❁)
 

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