こんにちは☘
11月に入りましたね🍁
今年も残すところ、2か月となりました。
年末に向けて、今から体のケアに気を配っていきましょうね😉
さて、今月のテーマは『股関節痛』
大和町院では、とくに子どもの股関節痛に焦点を合わせたお話をさせていただきましょう╰(*°▽°*)╯
私が股関節痛+子どもと聞いて最初に浮かぶのは【ペルテス病】です。
ペルテス病とは、太ももの骨である大腿骨の骨頭とよばれる部位が壊死を起こしてしまうというもの。
およそ4-8歳の男の子が発症しやすいとされ、片側だけ発症することが多いです。もちろん例外はありますよ。
大きな症状としては股関節痛があります。太ももから膝まで広く訴えることもあるので、筋肉痛と勘違いしてしまうこともあります。
その他、骨頭が壊死してしまうことでバランスが崩れ不自然な歩き方になってしまったり、股関節を動かせる範囲が狭まるのも特徴ですね。
壊死、といっても骨自体は2~3年で修復されます。ただし変形が残る恐れがあるのが怖いところ😥
発症時期にもよりますがレントゲンで壊死した骨を確認できるので、まずは整形外科の受診をお勧めいたします。
このペルテス病と初期症状が似たものに、【単純性股関節炎】というものがあります。
ペルテス病との大きな違いはレントゲンで異常がみられないというところですね。
単純性股関節炎は軽い風邪や軽微な外傷で発生する、起こりやすい疾患です。
股関節周囲に痛みを訴えるほか、関節に炎症が起こるので関節液が増加し周囲の組織が強く緊張してしまうので、股関節の動かせる範囲が狭まってしまいます。
この辺りが、ペルテス病の初期症状と似ています。
こちらに関しては、1~2週間安静にしていれば症状は改善されますのでご安心を^_^❤
どちらの疾患にしろ注意すべき点は、太ももまで痛みを訴えることがあり、筋肉痛と勘違いされやすい点です。
正しい治療を行うためにも、痛みの原因は特定しなければいけません。
少しでもお子様の症状に違和感を覚えましたら、お気軽にご相談ください😀
体の心配を来年に持ち越さないように、早めの治療を心掛けていきましょう(❁´◡`❁)