腰椎分離症を知っていこう!!

こんにちは!!
最近は、全国的に梅雨が明けてきましたが
東北は中々明ける事がなくて、ムシムシして困りますね。
ただ、雨がないと夏場に水不足になるので
ちょっと複雑な気持ちになります(。-_-。)

今回のテーマは「腰椎分離症」についてお話ししていきます。
腰椎分離症とは、椎弓と呼ばれる腰椎の後方部分が分離した状態の事を示します。

年齢は、主に10代の成長期に多く見られて、発症すると腰痛や下肢の痺れなどが
引き起こされています。特に第5腰椎が特に多い部位です
一般の人では5%程度が分離症を発症しますが
スポーツ選手では、30~40%の人が発症すると言われております。

原因は、運動に関して発症することが多く、スポーツをしている子供に多い病気です。
物理的な負荷がかかる行動(ジャンプや腰が回旋する運動)を繰り返す事が
疲労骨折に繋がり、そこから分離症へと変化していきます。
初期治療であればきちんと行えば治ります。
しかし、初期治療でおろそかになると、骨折して分離した所が癒合せず
分離症のままとなってしまいます。
分離症は10歳代で起こりますが、その後徐々に分離すべり症に
進行していく場合があります。

症状は、多くが腰痛きっかけで発見されることが多いです。
腰痛は、誰にでも感じる症状ですが、腰椎分離症の特徴として
体勢によって症状が変動することです。
腰椎後部の神経組織を保護している椎弓の一部が分離する為
上体を後ろに反らす動作をすると、痛みを感じるケースが多くあります。
また、腰椎分離症から腰椎分離すべり症になった場合は
馬尾神経が圧迫されて、神経症状の痺れを感じます。

検査や診断をする際には、レントゲンやCT,MRIなどの画像診断を
行います。レントゲンでは、症状の進行が分かります。

治療としては、保存療法が第一選択になります。
腰椎分離症は、大きく初期・進行期・終末期の3つの病期の分類に
されています。
初期と進行期は骨癒合が得られる可能性がありますが、終末期では
非常に低いとされています。
初期では、癒合期間が2~3ヶ月で癒合割合が90~80%
進行期では、癒合期間が4~6カ月で癒合割合が60~50%
終末期では、癒合期間が1年で癒合期間が20~0%
※片側分離の場合の目安期間
腰椎分離症の方の多くは、下肢の柔軟性の低下や体幹期筋力の低下や
動作姿勢の負傷などを招き、腰部へのストレスを強めてしまいます。
そこを改善する為に
股関節を中心とした下半身ストレッチ
腰や背部のストレッチ
腰椎を支える筋肉の強化 (腹筋や背筋など)
などを行います。
もし骨癒合が認められない場合は手術をする事もあります。
この時期は、スポーツをしっかりと中止する必要があります。
そこで、無理をしてしまうと学生で多い病気ですので
将来を考えても無理する必要はないと思います。
今回は、腰椎分離症についてお話ししていきました。
今の子供たちは、小さい頃からスポーツをする機会が多く
身体には、大きな負荷がかかっている事も多いです。
痛みがあるのにスポーツを続けている事も多いと思います。
身体が出来ていない時期に、負荷が加わると成長障害などが
起こるきっかけになります。
その時に、身体を休めるやストレッチをするなど判断できるのは
本人の他には、家族しかいないと考えています。
このようになる前に、身体のケアをする必要があると思うので
痛みがある場合は、病院や整骨院に行く方がいいと思います。
ご家族の方は、お子様に痛みや変化がある時は
様子を見るのも一つですが、病院などに連れていき
検査をさせてあげてください。
早めの治療により予防できる事も多いので
もし、困った時はいつでもご相談ください。
読んでいただきありがとうございます。

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