こんにちは!
矢巾駅東口の小岩です。
梅雨シーズンに入りましたね。
普段よりもお身体の不調が出てきたり、頭痛などが増えてきます。
学生達は大会が段々と始まり、練習中に怪我なども増えてきています。
症状が強くなる前に、しっかりとお身体のケアをしていきましょう‼︎
さて今回のテーマは【スポーツ障害】となります。
よく耳にすると思いますが、「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」で勘違いする方も多いと思います。
・スポーツ障害…オーバーユース(使いすぎ)や持続的な負荷により発症します!
代表的な疾患は、スポーツをする学生さんに多いオスグッドやジャンパー膝などが含まれます!
その他にテニス肘や野球肘、アキレス腱炎も含まれます!
・スポーツ外傷…1度の大きな外力によって発症します!
代表的な疾患は、脱臼や骨折捻挫などが含まれます!
スポーツをしていると肉離れや靭帯損傷などあります、この2つはスポーツ外傷に含まれます!
しかし、肉離れは自家筋力でによって発症することが多いので他のスポーツ外傷とは異なります!
スポーツ外傷は、コンタクトスポーツに多いです!
【コンタクトスポーツ】
サッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、柔道などがあります。
・治療法
まずは応急処置をしましょう!
代表的な応急処置はRICE(ライス)処置です!
RICEとは?
Rest⇒(安静)
Ice⇒(冷却)
Compressiodn⇒(圧迫)
Elevation⇒(挙上)
の略です!
怪我をしたときはまずは安静にし、10〜20分冷やしましょう!
冷やす為には、アイスバックや氷嚢などを使用してください。
この時に、冷やしすぎは逆効果となるため痛みが出たらまた冷やしましょう!
内出血や腫れなどを防ぐ為には、その後テーピングや包帯などを使って圧迫します!
患部を心臓より上にあげる事で、腫れやむくみを抑えることができます!
近年では「Rest」が患部を必要以上に安静に保つのではなく、患部を保護したうえで復帰に向けて使ったほうがいいと言われています!
そのため、RICEからPOLICEという応急処置を行うべきではないかと言われています!
・POLICE(ポリス)とは?
Protection⇒(保護)
Optimal Loading⇒(適切な負荷)
Ice⇒(冷却)
Compression⇒(圧迫)
Elevation⇒(挙上)
を応急処置として行うことです。
負傷した部分をまったく使わない状態が続くと、怪我からの回復が遅くなってしまう事があります。
例えば足首の捻挫の場合、足首の安静を保ちすぎると患部のむくみが進行していき、完治するのに時間を要する事があります。
そのため、患部を保護しながら少しずつ負荷をかける事で、怪我からの早期回復が期待できます。
・Protection⇒(保護)の役割
添え木や装具などを使用して患部を保護します。この時に、患部を固定できる物がなければダンボールなど身近にあるもので代用しても可能です。
・Optimal Loading⇒(適切な負荷)の役割
組織の修復を促し、怪我からの回復を早めるために患部に適切な負荷をかけます。
必ずスポーツドクターやトレーナーなど専門家の判断のもとで行うようにしましょう。
スポーツ外傷は予防ができます!
今回は、一例として足関節の捻挫をご説明させていただきます!
・足関節捻挫の予防
足関節捻挫は、足首を不自然に捻ってしまう事で足首の靭帯などが損傷してしまう怪我です。
予防法としては、足を捻らないようにするためのバランス力の強化を行う事が大切です。
まずは、足首のバランス力や癖を知るために30秒間ほど目を閉じたまま直立するテストを行います。このとき直立が維持できない方は、足首のバランス力が弱いことを表しているため、足首周りの筋力を鍛える必要があります。
また、足の外側に重心を置く癖がある方は、内反捻挫(足を内側にひねることで起こる捻挫)を起こしやすい状態です。
そのため、足を外側に引っ張る筋肉を鍛えてあげることで捻挫の予防になります!
さて今回のテーマは【スポーツ外傷】でしたがいかがでしょうか?
部活やスポーツをしている方などは身近に感じる疾患だと思います!
スポーツ外傷、スポーツ障害のどちらにも言える事は、自分の体をよく知るためのモニタリングを行うことです。
スポーツをする前には、筋肉の硬さや関節の広がりを確認して、いつもとどう違うのかを把握することが非常に重要です。
そのために準備運動やストレッチなど行うのです。
例えば、足首が普段よりも硬くなっていることに気付かず走り出してしまうと、普段のイメージで動かしている指令に対して足首は動くことができません。
結果、足首に大きな負担がかかるため、足首を庇うような動作になります。
繰り返し足首にばかり負荷がかかってしまい、スポーツ障害のような慢性的な損傷を起こしてしまいます。
体に起きている小さな変化を見逃さないようにするためには、日々自分の体と向き合い、自分の体をよく知ることが大切です。
そして、いつもと違うと感じた時には無理をしないことがとても大切です。
げんきやはり灸整骨院矢巾駅東口院では、手技だけではなく超音波やハイボルト治療などを行い、早期回復を目指しています!
痛みを取るだけではなく、その先を考える事も必要ですので、将来の事を考えた治療も行います!
もしお身体の事で悩んでいる方は、いつでもご相談ください!