こんにちは!
近頃は、段々と日を長く感じるようになりましたが
朝晩はいまだに冬の寒さを感じさせますね。
3月は進学、就職、引っ越しの準備、雪や強風もあり
とてもお身体に負担がかかる時期となりましたね。
それにより疲労感、不調も現れやすくなっている為
体調の変化には、充分にお気をつけてお過ごしください。
季節が段々と変わり始め、暖かい日が続くと花などが咲き始めてきますね。
ただ、それにより花粉でのアレルギー症状が出てきてしまう方も
多くいらっしゃると思います。
今回は、この季節だからこそ対策が必要だと思いますので
花粉症についてお話をしていきます。
花粉症とは、植物から発生する花粉が体内に入り込むことで
身体の免疫が花粉を異物と判定してしまい
アレルギー反応を生じる病気の総称の事を言います。
原因となる植物は、スギやヒノキ、シラカバ、イネ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど
種類多く存在しています。
特に日本では、国土にある森林の多くをスギが占めているため
花粉症の7割はスギによるものだと言われています。
スギ花粉は、1月から飛び始めて3月にピークを迎え、5月にかけて飛散するので
今の時期は、まさに花粉症を引き起こす大本となっております。
症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、流況など鼻や目に多く現れますが、その他に喉、皮膚のかゆみや腫れ、下痢や発熱などといった症状が現れることがあります。人によっては、アレルギー性鼻炎や皮膚炎や結膜炎まで悪化してしまうので、注意する必要があります。
また、シラカバ、ハンノキ、イネ科花粉症など持つ方が、一部の果物や野菜を食べることにより口の中がかゆくなり、腫れたりする「口腔アレルギー症候群」という症状があります。
治療では、薬物療法がメインではありますが、鍼灸治療でも改善する事が出来ます。
鍼灸には、ツボというものがあり、そこへ鍼やお灸などにより刺激を与える事で
症状の軽減などを行う事が出来ます。
では、どのようなツボがあるか、お話をしていきたいと思います。
〇花粉症とツボ
【合谷】(ごうこく)
場所…手の甲の親指と人差し指の付け根の間。
効果…鼻、目の症状の緩和に効果が期待できる。・
【太陽】(たいよう)
場所…眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼみ
効果…頭痛、目の症状・
【迎香】(けいこう)
場所…左右の小鼻のくぼみにあるツボ
効果…鼻の通りをよくする。
【出池】(きょくち)
場所…肘を曲けたときにできるシワの外側
効果…目の症状の緩和
普段自分で使えるツボとしては、主にこうゆうのがあります。
もし、自分では難しいなどがございましたらいつでもご相談ください。
〇まとめ
今回は、花粉症についてお話していきましたがいかがだったでしょうか?
人それぞれ症状が異なる花粉症は、原因となる植物によって発症する時期や期間も大きく異なりますので、注意していく必要があります。
症状の中には、風邪や他の病気と類似する事が多くあり、自分でも何が原因で体調不良を引き起こしているか気付きにくく、判断するのが困難な場合も多いです。
もし、思い当たる症状があれば早めに病院を受診することをおすすめします。
その時には、まず症状に合わせた病院を選び、花粉症かなと思う場合は
アレルギー科がある所に行くと判断も早く済むと思いますので参考にしてください。
また、花粉症は発症しやすい時期を把握しておくと、投薬や鍼灸治療により早めの予防対策に取り組むことができます。
当院では、鍼を利用した花粉症の諸症状を緩和する施術を行っておりますので、花粉により身体が辛いと感じたら、いつでも気軽にご相談ください。
一緒に花粉症に打ち勝っていきましょう!!