皆さんこんにちは！
げんきやはり灸整骨院矢巾東口院です！
2月は節分やバレンタインデーなどいろいろな行事がありましたね！
受験シーズンでもありいろいろな道に挑戦する人も多いと思います。
そんな人たちを私たちも応援し、更なる飛躍をしたいと思います！
さて、今回のテーマは「腰椎分離症」です！
初めて聞く人もいると思いますので分かりやすく説明出来ればと思います！
~腰椎分離症~
椎弓と呼ばれる腰椎の後方部分が分離する病態です。
分離症が進行して椎骨が前方にずれると腰椎分離すべり症となります。
分離症は骨の成熟期(少年期)でのスポーツ活動に起因するケースが多いと言われてます。
椎弓は弱い部分で、背中をそらす動作やジャンプからの着地のような動作で力が加わりそうした動作を繰り返すと骨にひびが入り骨癒合しないまま分離症に進行するケースもあります。そのため疲労骨折から分離症になるとも言われています！
野球、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラクビー、柔道なスポーツの過度な練習が原因となるケースが多いとされています。
一般人の約5％、スポーツ選手では30〜40％が分離症を起こしているといわれています。
~好発部位~
第５腰椎に発生しやすく、両側性の場合も多く見られます。
第５腰椎に起こりやすい理由は、この部分で脊椎の傾斜が大きく、負担がかかりやすいためと考えられています。
~症状~
・腰痛、臀部痛
・大腿後面痛(モモの裏側)
・下肢痛、シビレ
などが主症状です。
長時間の立位や腰の背屈(腰を反る動作)などで痛みが強くなることも多いです！
~検査~
レントゲン、MRI、CTなどがありますがケンプ徴候でも判断することがあります！
ケンプ徴候とは？
腰を反らせ左右にひねると神経が圧迫され下肢に放散痛が出ることです！
~治療~
基本的には保存療法となることが多いです。
痛みの緩和や筋力の回復を目指し治療していきます。
日常生活に支障がなく過ごせるように改善していくことになります。
痛みが強く出る人もいると思います。
その場合はブロック注射で痛みを抑えることもあります！
痛みがなかなか取れず改善が見られない場合は手術療法の適応となります！
手術療法ではインストゥルメンテーションを併用します。
インストゥルメンテーションとは？
金属製のインプラントを用いて椎体間を固定させることです！
~予防~
予防策として腹筋や背筋の強化があげられます！
骨が安定し日常生活に支障がなく過ごせる事が多いです！
スポーツ活動に起因することからスポーツ動作の確認も必要と考えます。
そのため股関節を中心に体の柔軟性を高める必要があります。
筋肉の強化はもちろんストレッチなどスポーツ後にケアをしっかりとしましょう。
また予防やケアをしなかった場合、慢性腰痛の原因となることもあり、腰痛分離すべり症に進行する可能性もあります。
さて、今回は「腰椎分離症」についてご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか？
痛みがあるけど原因が分からないと思う人もいると思います！
無理に筋トレをしたりすると逆に筋肉を痛めることにも繋がります。
この症状は、成長期に起こることが多いので、知らずに無理をしている方も多くいると考えられています。
そのため専門の知識を持っている人にご相談する必要があります！
当院では、腰椎分離症によって起こる腰痛や、スポーツ動作の制限や筋肉に負荷がかかり起こる痛みなどの治療をさせていただきます！
さらに、スポーツ活動を中断しなくてもいいように治療プランを提案させていただきます。
治療の提案として電気療法、鍼治療、超音波などをメインとして行っています！
当院では、全スタッフが国家資格を所持しています！
身体の構造についても熟知していますので、分からなければすぐにご相談ください。
また、ご家族やお知り合いで同じような症状でお悩みになっている方がおりましたら、いつでもお待ちしております！
