ヘルニアについて

ヘルニアについて

こんにちは!

げんきや鍼灸整骨院矢巾です!

 

今回のテーマは「ヘルニア」です!

ヘルニアとはどんな病気なのか?どんな治療をすれば良いのか?手術は必要なのか?

腰椎椎間板ヘルニアの原因や症状・リハビリの方法を見ていきましょう。

 

ヘルニアは「脱出」を意味する言葉です。

体の中にある臓器もしくは組織が何らかの原因によって、本来の位置から脱出した

状態の事を言います。

これを総称して「ヘルニア」と呼びます。

ヘルニアは、体の各場所で起こり得ます。ヘルニアになった箇所によって、

・頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア

・腰椎(ようつい)椎間板ヘルニア

・横隔膜(おうかくまく)ヘルニア

・鼠径(そけい)ヘルニア

など、「部位+ヘルニア」といった呼び方をします。

今回は「腰椎椎間板ヘルニア」について詳しく見ていきます。

 

 

「腰椎椎間板ヘルニア」とは?

背骨と背骨の間にあり、クッションの役割をするのが椎間板です。

この椎間板が本来あるべきところから何らかの原因で飛び出してしまい、神経を圧迫することで痛みやしびれを感じるようになります。

この状態が腰に発生すると「腰椎椎間板ヘルニア」となります。

若い頃は弾力がある椎間板ですが、年齢を重ねるごとに弾力がなくなり圧力が加わると壊れやすくなってしまいます。

また腰椎は、脊椎(せきつい)の下の方に位置し、頭、胴、腕などの重みを負っているため、腰の椎間板に症状が出やすくなる傾向にあります。

 

腰椎椎間板ヘルニアになりやすい人とは?

椎間板ヘルニアの発生原因には個人差もありますが、次のようなものがあげられます。

 日常的に仕事や子育てなどで中腰の姿勢が多い。

 重たい荷物を持つたり、腰を強くひねったりすることが多い。

 猫背など、姿勢が悪い。

 長時間椅子に座っている(デスクワークなど)

 肥満などで腹筋が弱い。

 ハイヒールなどのかかとの高い靴を好んでよく履いている。

いずれも共通することは、背骨、特に腰に負担がかかっているという事です。

ヘルニアの予防や治療には生活習慣の見直しも重要なカギを握っています。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアの自覚症状

個人差もありますが、腰椎椎間板ヘルニアには次のような症状があります。

 短時間でも立っているのが辛い。

 前かがみが辛い、痛い。

 小一時間座っているのが辛い。

 30分以上歩くと腰や足が痛い。

 足や臀部(でんぶ)がしびれているようで、感覚が鈍い。

 腰が痛く座ってから立ち上がるまでが辛い。

など、ひどくなれば便秘や頻尿・排尿障害を引き起こす恐れもあります。

 

 

腰の状態に合わせたリハビリ方法の例とは?

リハビリの方法にはいくつか種類があります。

よく行われる体操

マッケンジー体操(背骨を伸ばす運動)

・うつぶせ寝になります

・胸の脇に肘を曲げて両手を置き、背中の筋肉を意識しながらゆっくり上体を

起こします。

・慣れてきたら腕立てのように肘を伸ばして上体を大きく起こしましょう。

・仕事の合間など、猫背になっていると感じたら、左右の腰に両手を添えてゆっくり

後ろに反らせても効果があります。ただし、お腹を突き出す「逆くの字」にならない

ように注意。

 

いかがでしょうか?今ヘルニアを患っている方も、もしかしたらこれからなってしまうかもしれない方へ向けても、触りだけですが伝わったでしょうか?

自分ではなかなか治せないものなのでお困りの方はお近くの接骨院・整骨院や整形外科等を受診してみて下さい。

[ 2021年4月16日 ]

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