こんにちは!(^▽^)/
げんきや接骨院 上田しおだ野の谷口です!
上田市も梅雨が明けて気温が上がり、暑い日が続いております。☀
水分補給をこまめに摂って、熱中症に気を付けましょう💦
今回のブログでは腱鞘炎(けんしょうえん)についてご説明いたします!
〇腱鞘炎(けんしょうえん)とは?
腱鞘炎(けんしょうえん)とは、腱(けん)とその周囲を覆う腱鞘(けんしょう)との間で炎症が起こる病気です。
筋肉と骨をつなぐ腱は、スムーズに動くように腱鞘というトンネルのような組織に包まれています。指や手首を使いすぎると、腱と腱鞘がこすれ合って摩擦が生じ、炎症が起こり、痛みや腫れ、動きにくさなどの症状が現れます。
主な種類と症状腱鞘炎には、症状が出る部位によっていくつかの種類があります。代表的なものは以下の通りです。
ばね指(弾発指)
〇手のひら側の指の付け根(親指、人差し指、中指、薬指に多い)に痛みや腫れ、熱感 が生じます。
〇指を曲げ伸ばしする際に引っかかりを感じたり、指が曲がったまま伸びなくなったりします。
〇無理に伸ばそうとすると、ばねが跳ねるように急に指が伸びる「ばね現象」が特徴です。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
〇手首の親指側(親指の付け根から手首にかけて)に痛みや腫れが生じます。
〇親指を動かしたり、広げたり、物をつかんだりする際に痛みが強くなります。
〇スマートフォンやパソコンの長時間使用、育児などで手首を酷使する人に多く見られます。
〇腱鞘炎になる原因
腱鞘炎は、主に腱と腱鞘に繰り返し負担がかかることで炎症が生じる疾患ですが、その背景には様々な要因が複雑に絡み合っています。
腱鞘炎の主な原因:繰り返しと過負荷が引き起こす炎症
腱鞘炎は、特定の動作を繰り返したり、腱に過剰な負荷がかかったりすることで発症します。腱とそれを包む腱鞘の間で摩擦が生じ、炎症が引き起こされるのです。この炎症の原因となる主な要因は以下の通りです。
① 繰り返しの動作と過度な負荷
腱鞘炎の最も主要な原因です。手首、指、足首などの関節を同じ動作で繰り返し動かすことで、腱が腱鞘の中を何度も往復し、摩擦が増大します。
* デジタルデバイスの多用: スマートフォンのフリック操作、タブレットのタッチ操作、パソコンのキーボード入力やマウス操作は、指や手首に継続的な負担をかけます。特に、親指を酷使するスマートフォンの操作はドケルバン病の主な原因の一つです。
* 特定の職業・作業
* 事務職: 長時間のタイピング、マウス操作。
* 美容師・理容師: ハサミやドライヤーを長時間使用する動作。
* 料理人: 包丁を握る、食材を切るなどの反復作業。
* 工場作業員: 組み立てラインでの繰り返し作業。
* 医療従事者: 注射や細かい処置など、手先の繊細な作業。
* 介護職: 身体介助による無理な体勢や、対象者を支える際の負荷。
* 特定のスポーツ・趣味
* テニス・ゴルフ・野球・バドミントン: ラケットやバットを振る、投球動作など、手首や肘に強い力が加わる動作。
* 楽器演奏: ピアノ、ギター、バイオリンなど、指や手首を酷使する動き。
* 絵画・書道: 細かい作業での筆圧や手の動き。
* ガーデニング: 剪定バサミの使用や土いじり。
* 育児: 赤ちゃんを抱っこする、授乳する、おむつを替えるなどの動作は、特に手首や親指に大きな負担をかけ、ドケルバン病を発症する女性が多いです。
②不適切な姿勢と動作
作業や運動を行う際の姿勢が悪かったり、体の使い方が不適切だったりすると、特定の腱に過剰な負担がかかりやすくなります。
* パソコン作業時に手首が反りすぎている、キーボードやマウスの位置が不適切である。
* 重いものを持つ際に、手首だけで持ち上げようとする。
* スポーツでフォームが崩れている。
③ ホルモンバランスの変化
特に女性に腱鞘炎が多い理由の一つとして、ホルモンバランスの変化が挙げられます。
* 妊娠・出産期: リラキシンというホルモンが分泌され、関節や腱が緩むことで、腱鞘に炎症が起きやすくなると考えられています。
* 更年期: エストロゲンの減少により、腱や腱鞘の組織が変性しやすくなり、炎症を起こすリスクが高まります。
④ 加齢
年齢を重ねるにつれて、腱や腱鞘の組織は柔軟性を失い、変性しやすくなります。これにより、些細な負荷でも炎症が起きやすくなります。
⑤特定の疾患
いくつかの全身疾患が腱鞘炎の発症リスクを高めることがあります。
* 糖尿病: 血糖値が高い状態が続くと、腱や腱鞘のコラーゲン線維が硬くなり、滑りが悪くなることがあります。
* 関節リウマチ: 全身性の炎症性疾患であり、関節だけでなく腱鞘にも炎症が及ぶことがあります。
* 甲状腺機能低下症: 代謝異常により、腱や腱鞘に浮腫みが生じやすくなることがあります。
⑥ 解剖学的要因と体質
腱鞘の形状や腱の走行には個人差があり、もともと腱鞘炎を起こしやすい人もいます。また、生まれつき関節が柔らかい人(関節弛緩性がある人)も、腱に負担がかかりやすい場合があります。
腱鞘炎は、これらの要因が単独で作用するよりも、複数が組み合わさって発症することがほとんどです。例えば、長時間のパソコン作業(繰り返しの動作)に加え、不適切な姿勢で作業し、さらに更年期を迎えている女性であれば、発症リスクは格段に高まります。
〇腱鞘炎の症状
1. 痛み
* 炎症が生じている部分に痛みが出ます。
* 特に、手首や指を動かすと鋭い痛みを感じることが多いです。
* 親指側の手首(ドケルバン病)や、指の付け根(ばね指)に痛みが現れることが多いです。
* 物を持つ、瓶の蓋を開ける、ドアノブをひねる、スマホを操作するといった日常動作で痛みを感じることがあります。
* 朝起きた時や、冷えた時に痛みが強くなる傾向があります。
* 症状が進行すると、安静時にも痛みを感じるようになることがあります。
2. 腫れ・熱感(熱を持っている感じ)
* 炎症を起こしている部分が腫れたり、熱を持ったりすることがあります。
* 炎症が強い場合は、赤くなることもあります。
3. 動きにくさ・こわばり
* 腱の動きが妨げられるため、指や手首の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなります。
* 指のこわばりを感じたり、細かな動きや力を入れることがしにくくなったりします。
* 特に朝起きた時に指がこわばって動かしにくいと感じることが多いです。
4. 引っかかり(ばね現象)
* 「ばね指」と呼ばれる腱鞘炎の場合に特徴的な症状です。
* 指を曲げた状態から伸ばす際に、一瞬引っかかった後に勢いよく「カクン」と伸びる現象が見られます。
* 症状が悪化すると、指が曲がったまま伸びなくなったり、伸びたまま曲げられなくなったりすることもあります。
腱鞘炎の種類ごとの主な症状
腱鞘炎には主に以下の2種類があります。
* ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
* 手首の親指側に痛みや腫れが出ます。
* 親指を動かしたり、広げたりすると強い痛みを感じます。
* ばね指(弾発指)
* 手のひら側の指の付け根に痛みや腫れ、熱感が生じます。
* 指の曲げ伸ばしの際に引っかかりを感じたり、ばねのように跳ねる現象が起こります。
* 親指、中指、薬指に多く見られます。
初期症状
腱鞘炎の初期段階では、以下のような比較的軽度な症状が見られます。
* 手や指の軽い痛みや違和感。
* 指を強く握り込んだ時だけ、朝起きた直後だけ、たくさん指を使った後だけなど、限られたタイミングのみ痛みを感じる。
* 痛みはなく、指や手首の動かしにくさだけを感じる。
〇セルフチェック
主な腱鞘炎である「ドケルバン病」と「ばね指」のセルフチェック方法をご紹介します。
ドケルバン病のセルフチェック(フィンケルシュタインテスト、アイヒホッフテスト)
ドケルバン病は、手首の親指側に痛みが出る腱鞘炎です。
1. フィンケルシュタインテスト(最も一般的で簡易的)
* やり方:
* 痛みのある方の親指を手のひら側に曲げ、他の4本の指で親指を包み込むように軽く握りこぶしを作ります。
* そのまま、手首をゆっくりと小指側に倒していきます。
* 結果の判断:
* この動作で、手首の親指側(親指の付け根から手首にかけて)に強い痛みが生じれば、ドケルバン病の可能性が高いです。
2. アイヒホッフテスト
* やり方:
* 痛みのある方の親指を内側に入れ、残りの指で親指を包み込むように握りこぶしを作ります。
* 肘を伸ばした状態で、手首を小指側に倒します。
* 結果の判断:
* この動作で、手首の親指側に鋭い痛みが生じれば、ドケルバン病が疑われます。
その他、ドケルバン病のサイン
* 親指を動かす、広げる、力を入れると手首の親指側が痛む。
* 手首の親指側が腫れている、あるいはコリッとしたしこりのようなものが触れる。
* 物をつかんで動かす際に、手首の親指側が痛む。
* 症状が悪化すると、手に力が入らなくなる。
ばね指のセルフチェック
ばね指は、手のひら側の指の付け根に痛みや引っかかりが出る腱鞘炎です。
* 主な症状の確認:
* 手のひら側の指の付け根に、痛みや腫れ、熱感があるか。
* 指の曲げ伸ばしがスムーズにできない、途中で引っかかりを感じるか。
* 朝起きた時に、特に指がこわばって動かしにくいか。
* 指が曲がったまま伸びなくなり、反対側の手で無理に戻そうとすると「カクン」とバネのように勢いよく跳ね返る現象(ばね現象)があるか。
* 指の付け根を押すと痛む(圧痛)。
特に、以下の症状に当てはまる場合は、ばね指の可能性が高いです。
* 指が曲がったまま戻らない。
* 曲がった指を無理に戻そうとすると、バネが弾けたように戻る(ばね現象)。
* 手のひら側の指の付け根に、腫れや圧痛、熱感がある。
全般的な腱鞘炎のチェックポイント
以下の項目に当てはまることが多い場合も、腱鞘炎の可能性があります。
* パソコン作業やスマートフォンの操作など、手や指を長時間使うことが多い。
* 楽器の演奏、手芸、料理など、指先や手を使う作業を頻繁に行う。
* 特定の動作(例:ドアノブをひねる、瓶の蓋を開ける、雑巾を絞る)で手首や指に痛みを感じる。
* 妊娠中や出産後、更年期の女性である(ホルモンバランスの変化で腱鞘炎になりやすいとされます)。
※注意点
これらのセルフチェックは、あくまで腱鞘炎の可能性を探るためのものです。
* 痛みがある場合は無理に行わないでください。 症状が悪化する可能性があります。
* セルフチェックで腱鞘炎が疑われる場合や、痛みが続く、悪化する場合は、必ず接骨院、整形に相談しましょう。
げんきや接骨院 上田しおだ野で行う腱鞘炎に対してのアプローチをご案内させていただきます。
【手技療法】 手関節に負荷がかかる原因となる筋肉を専門的な手技によりほぐします。
【低周波電気療法】 痛みを伝える神経の働きを抑えます。
【温熱療法】 筋肉の温めることで血管が拡張し、血流を良くすることで筋肉や腱を緩めます。
【鍼施術】手関節の深部の痛みを抑えます。また炎症を抑える作用もあり炎症期の方にも行えます。
【テーピング施術】 テーピングにより負荷のかかる動作を制限、必要な動きを手助けすることで腱鞘炎の悪化を防ぎます。
げんきや接骨院 上田しおだ野では、患者様のお身体を丁寧に検査・評価を行い、最善の施術を提案させていただきます。
皆様のお悩みの改善を目指し、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。
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