1月、暦の上では小寒を過ぎ、寒さが一段と厳しくなってまいりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。げんきや接骨院、はりきゅう院、富沢院です。
新しい1年が始まり、生活のリズムを整えようと意識されている患者様も多いかと存じます。しかし、寒暖差や環境の変化により、夜になかなか寝付けない、あるいは眠りが浅いといったお悩みを抱える方も少なくありません。今回は、多くの方が直面する「不眠」という課題に対し、身体の構造的な視点から健やかな休息を得るための方法を考察いたします。
不眠の状態が続きますと、日中の集中力が低下するだけでなく、身体全体の柔軟性が失われる傾向にあります。一般的に、精神的な緊張状態が長く続くことは、交感神経が過位になる一因となります。この緊張状態が継続されると、呼吸が浅くなり、結果として全身の酸素供給が滞りやすくなるのです。こうした状態は、身体的な負担の蓄積を招き、翌朝のすっきりとした目覚めを妨げる要因になると考えられます。
特に、首から背中にかけての筋肉が硬直している場合、睡眠の質に大きな影響を及ぼします。現代社会では、スマートフォンやパソコンの長時間利用により、頭部が前方に突き出た姿勢になりがちです。約5kgから6kgあると言われる頭部を支える首の筋肉に過度な負荷がかかり続けると、神経の通り道が圧迫され、リラックスした状態へ移行することが困難になります。富沢院では、こうした姿勢の崩れが引き起こす全身のアンバランスに着目しております。
身体に不調を感じる際、多くの方はその場しのぎの対応を選びがちですが、本質的な健康を目指すためには、骨格の整合性を保つことが重要でございます。例えば、骨盤の傾きや脊柱の湾曲が不自然な状態であれば、横になった際にも特定の部位に負担が集中し、安眠を妨げる違和感として現れます。筋肉を単に揉みほぐすのではなく、本来あるべき正しい位置へ身体を導くことにより、自然な休息が可能な環境を整えることが期待できるのです。
また、就寝前の習慣も重要でございます。深部体温が下がるタイミングで入眠がスムーズになると言われておりますので、就寝の1時間から2時間前までに入浴を済ませることが推奨されます。お湯の温度は38度から40度程度のぬるめのお湯に設定し、15分から20分ほどゆっくりと浸かることで、末梢の血流が促進されます。