先日見たドラマの冒頭が印象的でした。
病気で退職を余儀なくされた女性が外出先で頭痛になり、なぜか大根を丸かじりすることをすすめられます。陽の当たる道を歩きながら輪切りの大根をかじっていると、頭痛は不思議と治まるのでした。
大根の辛味を吸い込みながら野外を歩くことが、ほどよい刺激と血行の促進につながったのだろうということでしたが、ドラマの中で痛みの症状が改善される様子が分かりやすく伝わる非常によい演出でした。
話の筋とは関係ないので頭痛の原因は分からずじまいですが、対処方法を知っておけば不安も軽いしストレスも和らぐというもの。
というわけで今回のテーマは「片頭痛」です。
頭がガンガンする、という言い方がありますが、頭部の血管の脈打つ動きがこめかみや目のあたりにうずくのが片頭痛です。
脳みそに筋肉はないのに接骨院がなぜ頭痛の話?と思うかもしれませんが、大事な頭を支えるには首・肩・背中の働きが絶対必要です。
ただ前を向いているだけでも筋肉は働いていおり、また動かすには関節の動きがスムーズであることが前提となります。
これら一連の動きに不可欠なのが体を動かすことによって血行を保つこと。そして、血行不良は頭痛の大きな要因として挙げられます。
ここらでようやく接骨院の出番です。
まず丸まった背中をのばすために縮こまった腰をほぐします。
肩関節の動きをやわらかくして肩首まわりの血行を改善します。
こわばった肩首をほぐして頭部をささえる働きを助けてやります。
さらに効果を高めるために有効なのが、うっ血してぶよぶよになった頭皮にほどよい刺激を入れて体の緊張をとく手技です。いわゆる頭ツボですね。
頭部、顔面部はいくつかのパーツがつながって形成されており、骨の厚みが薄い部分や骨のつなぎ目、血管や神経が集まった敏感なポイントをテンポよくていねいにたどることで、ほどよい刺激と血行の改善が得られます。
頭ツボで一番有名なのが、頭頂部の「百会(ひゃくえ)」でしょうか。大事な急所でもあるので押されると独特な感触があります。当院では頭や首のほかにもこめかみやおでこ、表情をつくる顔のパーツなどにも、手技のさまざまなメソッドを駆使していねいにほぐし、体のよけいな力みを除きます。
こうした人の手による細かい手技をたんのうできるのが、頭ツボの最骨頂といえるでしょう。
では頭痛の原因はどこにあるのでしょうか?
それは疲労であったり、睡眠不足や逆に寝すぎであったり、朝夕の温度差であったりします。喫煙や偏った食事も原因に挙げられますし、ひとくくりには出来ませんが、日常の習慣を注意すれば頭痛を避けることは十分可能です。
これらさまざまな要因が体の代謝に変化をおよぼし、血行の促進が脳神経の働きを助ける物質の増減をまねきます。
こうして脈打つたびに神経周辺の炎症は広がり、神経にさわるイヤな感じ、という言葉のとおり、血管が脳の神経を圧迫して頭部のそこかしこに痛みがあらわれるのです。
頭部は痛みの根源をたたくのが難しい患部ではありますが、手の届かない場所であっても近くに手を添えていたわってやることはきわめて有効です。
冒頭のドラマの主人公も、頭痛が大根で治ったとは思っていません。
しかし、親切なアドバイスを受けたことが生活を見つめ直すきっかけになります。自分の健康面に問題があるために、人とのかかわりをもっと大事にしたいと考えるようになるのです。自然と前向きな気持ちにしてくれる、実にさわやかな展開でした。
げんきや接骨院鷹の台でも、お体のつらい症状に対して何ができるか考えるのをやめないように、みなさんの痛みに寄り添ってまいります。ぜひご相談ください。
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