例によってわたくしごとで恐縮ですが、先日映画の上映会に行きました。
同席した友人に
「私は映画を鑑賞しているあいだずっとお腹がグルグル鳴ってるけど気にしないで。たぶん暗闇でシートに深く沈んでるから、リラックスして副交感神経が優位に立ってるんだと思う。」
と前もって注意しておきました。別に空腹でなくても、胃の消化運動がさかんになると腹が鳴ることは多々あります。
気心が知れた相手でも、鑑賞マナーのつもりで一言入れたのですが、この日は事情がちがいました。
映画を見る直前に食事したのがよくなかったのか、急激に腹がゴロゴロ下り始めたのです。
さらに間が悪いことに、この日は短編映画の上映会だったので、席を外すタイミングがまったくつかめず、トイレに立つ人は皆無でした。
腹痛が差し込んできてグッとこらえる。ここで力みすぎると実が出てしまうので(たぶん)、腸の動きだけに集中していると痛みは去っていく。
この運動を繰り返すことに疲れてしまったのか、次第に激しい眠気が襲ってきました。
ウトウトしていても腹痛は途切れず目が覚める、こらえる、また眠くなるという一環の流れが続いてもうろうとしているうちにやっと休憩時間になりました。さっそく用を足しながら、今の状態は一体何なんだと考えずにはいられませんでした。
体の活動や環境の変化に順応して内臓や血管を動かすのは「自律神経」といわれていますが。その働きは、下記の二種類の神経に分けられます。
■脊髄の胸部と腰部から発する「交感神経」は筋肉・内臓・血管に対して働きかけて、過度の緊張やとっさの退避行動に強く順応します。
■■脳と脳幹から発する「副交感神経」は、交感神経の働きをゆるめる働き、おもに頭部の運動・感覚に働きかけます。中でも迷走神経は胸部と腹部の内臓の働きをやわらげ、緊張をゆるませます。
ざっと、この日の経緯をまとめてみると
①食事で満腹になり眠くなる:副交感神経
②消化が悪くて腹痛がおこる:交感神経
③直腸に便が下りてきて強い便意がおきる:副交感神経
④括約筋(肛門)に力をこめて便意をこらえる:交感神経
⑤便意が引いて緊張がとけてまた眠くなる:副交感神経
体内から便を排出して、早く腹痛をなくしたい副交感神経の働きが、結果として苦しみを増長させているのがよくわかります。
しかし、ある程度までは強い反応をコントロールできるも、自力ではどうにもならない部分のほうが多いのです。
脳が受けたストレスによって、体調を崩すことをよく「自律神経の乱れ」と呼びます。
心身が緊張を長時間強いられることで《交感神経の作用が強くなる》、
もしくは《副交感神経の作用が弱くなる》ため、
内臓の機能がいちじるしく落ちて不眠や強い倦怠感などの症例が続くことを「自律神経失調症」と呼びます。
回復のためには、まず原因であるストレスを遠ざけることが大前提ですが、神経機能を正常に戻すためには何より脳が健康であることが絶対に必要です。
生活習慣を見直すことも大事ですが、気持ちが落ち込んで肩や腰が固くなったり、背中が丸くなったりして生活に支障をきたすことも多々あります。
諸症状に対して当院では、手技や矯正による施術が凝りや血行不良を解消できると考えております。
そのためには問診の際に、痛みの原因が体のどこからくるのか、痛みが体のどこまで影響を及ぼしているのか、患者様と共に前向きに取り組む所存です。
ほかにも、失調症の原因には、気候の変化による血圧低下による不調であったり、また年代的に交感神経が過敏になる傾向が強いといった、さまざまな要因があります。
原因が見えないところにひそむとはいえ、身体はひとつです。
つらい痛みに向き合うことが身体を大切にすることにつながります。
さんざんガマンを強いられた後で、トイレから出てきた時の、この上ないスッキリ感を思い出して下さい。快不快の切り替えはどなたにも可能なはずなのです。交感神経のスイッチがどこにあるのか、じっくり探してまいりましょう。
◎この記事の執筆者:げんきや接骨院 鷹の台 (院長:山下 義也)
◎小平市たかの台で「接骨院・整体」サービスを提供しております。
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