こんにちは!!
げんきや接骨院 松本高宮 の樽井です!
本日は、みなさんが一度は耳にしたことがあるかもしれない「坐骨神経痛」についてみなさんと一緒に勉強していけたらと思います。
以前、ご紹介させていただいた「梨状筋症候群」をさらに詳しく掘り下げていく感じでご紹介させていただければと思っているのでまだそちらのブログを見ていない方は梨状筋症候群のブログを先に見て頂ければと思います!
~坐骨神経とは~
坐骨神経というのは、腰から足の先まで繋がっている人体の中でも最も太くて長い、何本もの神経が集まった神経の束みたいなものです。坐骨神経のサイズはボールペンくらい、長さは1メートルととても長いです。
~坐骨神経痛の症状~
坐骨神経痛の痛みは、自覚症状であるため本人にしかわかりません。
そのため痛みの表現も様々で、シビレは「ビリビリ」 「チクチク」 「ジンジン」など、痛みは「ズキズキ」などと表現されることが多いです。
痛みの場所は坐骨神経が通っている、おしりから下半身にかけて起こり、片方に症状が出ることがほとんどです。まれに両方に出ることもあります。
坐骨神経痛の主な症状
①おしりから下半身にかけて痛みがある
②長い時間立っていることがつらい
③腰を反らすと下半身に痛みやシビレを感じることがある
④おしりの痛みが強く、座り続けることが困難
⑤歩くと下半身に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩くことができる
⑥身体をかがめると痛みが強くなる。
このような状態が1つでもある場合は、坐骨神経痛である可能性が疑われます。
また、上記以外にも…
・尿失禁や頻尿など、排尿障害がある
・会陰部がシビレたり、ほてるなどの感覚異常がある
など、シビレや痛みだけではない症状も出ている場合は、重度の腰椎疾患が疑われるため、早めにお近くの医療機関で検査を受けるようにしましょう。
~筋肉の衰えが坐骨神経痛の原因にも?!~
筋肉量は20代をピークに減少していきますが、中でも最も衰えが早いのが下半身の筋肉です。
上半身や体幹の筋肉よりも早く、大きく減少していきます。
実は、比較的軽症の坐骨神経痛の場合、おしりの筋肉の衰えが原因になっていることがわかっているのです。
おしりの筋肉は…
・坐骨神経を保護する
・坐骨神経に栄養を供給する血管を守る
・坐骨神経を冷えから守り血流を維持する。
という役割があります。
そのため軽度の坐骨神経痛であれば、筋肉をつけることである程度の改善を期待できます。
また、足腰の筋力低下は、肥満の原因にもなるので注意したいところです。
最近は寒い日が続き大変かもしれませんが、シビレや痛みがひどくなる前に、運動療法で下半身の筋肉をしっかりつけ、改善や予防を心がけるよう努力していきましょう。
げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。
「運動療法」坐骨神経痛の負担を減らすために臀部の筋肉をゆるめます。
「低周波電気療法」電気刺激により末梢血管を刺激し血行を整えます。
「温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。
腰部、臀部への負担がでる歪みに対して矯正を提案させて頂きます。
また腰部、臀部の筋肉をゆるめる手段として「鍼施術」、「灸施術」ご提案させていただくこともあります。
ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!
特に寒波の強い今シーズン、寒の入りを迎えますます体が固まりやすい時期になりました。滑って打撲や固まることによる急性腰痛などに気を付けてお過ごしください。
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っておりますので今後ともよろしくお願いします!