こんにちは!
げんきや接骨院 松本高宮 の樽井です!
今回のブログでは「股関節の痛み」についてご紹介させていただきます!
なぜ股関節に痛みが出てしまうのか一緒にかんがえていきましょう!!
股関節に痛みが出てしまう原因として、関節が炎症を起こす「関節炎」が考えられます。
股関節は胴体と足を繋ぎ、体全体を支える関節です。胴体側(骨盤)側の丸いくぼみに、足(大腿骨)側の球体の骨がはまり込む作りになっていて、骨の間にある軟骨がスムーズに動く手助けをしています。
しかし、加齢や肥満、過度な運動などが原因で負担がかかると、軟骨はすり減ってしまいます。
衝撃を吸収するクッションである軟骨が減り、硬い骨同士がゴリゴリと擦れてしまいます。これにより、関節炎(痛み)が引き起こされてしまいます。
今回は股関節に痛みを引き起こしてしまう疾患を4つほどご紹介させていただきます。
変形性股関節症
リウマチ性股関節症
大腿骨頭壊死
大腿骨頸部骨折
~変形性股関節症~
股関節の痛みを訴える人で最も多い疾患になります。
変形性股関節症とは、文字通り関節が変形して壊れてくる状態のことを表します。
ひどくなってくると球形の関節面が消失し、スムーズな動きを阻害します。
加齢とともに徐々に悪化することもあり、適切なタイミングで治療するかどうかを決定することが重要です。
そのため痛みがなくても定期的に専門機関に受診し、経過を観察しながら、適切な時期に適切な治療を受けていくことが重要です。
「股関節が痛い」と言って来院される方のほとんどが、この変形性股関節症です。
~リウマチ性股関節症~
関節リウマチやその類似疾患によって、関節が破壊されます。
最終的には、変形性股関節症と同様の状態になるため、治療法も変形性股関節症と同様です。
~大腿骨頭壊死~
大腿骨頭と呼ばれる大腿骨頭の骨の中が壊死(血液が通わない)状態になります。
様々な要因がありますが、治すことはほぼ不可能であり、厚生労働省が難病指定としている疾患であります。最終的には骨頭がつぶれて消失することが多いです。
~大腿骨頸部骨折~
転倒などがきっかけで、大腿骨頸部を骨折することを指します。
多くは高齢者に生じますが、強い外力が加わると若い方でも骨折することがあります。
骨折自体は治療を施せば治りますが、大腿骨頭への血行が阻害されるため、大腿骨頭壊死と同じ経過をたどることとなります。
治療のタイミングは「股関節の痛みから解放されたい」と思ったときです!
おおまかな目安としては、
①夜に痛みで目が覚める
②かがんで靴下が履けない
③短時間の家事でも痛い
④歩くときに足を引きずってしまう
⑤買い物帰り、重い物が持てない
⑥足の長さが左右で違う
以上のポイントが当てはまる方は治療を検討するタイミングかもしれません。
股関節の痛みといっても部位に原因に様々です。
安易に考えず、症状が続くようなら早めの専門機関受診をおすすめします。
げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。
「運動療法」への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。
「低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。
「温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。
矯正を提案させて頂きます。
また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させるための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。
ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!
最近は気温も下がってきており寒い日々が続いています。体調を崩さないようおきをつけください。
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。