首の痛みについて

首の痛みについて

こんにちは!

げんきや接骨院 松本高宮 の山下です!

 

今回のブログでは「首の痛み」についてご紹介させていただきます!

 

~首に痛みがでる原因~

首の痛みは日常生活にも大きく支障をきたすため、悩んでいる方も多い症状です。
成人の頭の重さは約 4~6kg あり、首は頭の重みを常に支えながら前後左右に動くため負担がかかりやすい部位です。頚椎(首の骨)を含む背骨と、首や肩、背中の筋肉がこの重さを支えており、うつむくだけで頭の重さの数倍の負荷が首の筋肉や関節にかかります。

 

今回は首の痛みが出る原因となる疾患をいくつかご紹介させていただきます!

 

~原因となる疾患・症状~

 

①寝違え

朝起きてみると突然、首が痛くてまわせない、動かせない。このような症状を寝違えといいます。不自然な姿勢で寝たりすることで、首に無理な負担がかかるために起こります。首、肩にかけての筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋など)や靭帯(いわゆるスジ)などに急性の炎症が起き、痛みや運動制限が生じると考えられています。一度寝違えると2~3日痛みが続くため、仕事にならないこともありたいへん辛いものです。

寝違えを解消するのにストレッチは効果的ですが、ストレッチを行うタイミングは炎症が治まる2日後以降が適切です。

では、ストレッチをご紹介していきます!

 

【肩関節伸展ストレッチ】
首の痛む側の腕をゆっくりと後ろに下げ、止まったところで20秒静止する

 

【肩関節内旋ストレッチ】
首の痛む側の手のひら腰に当て、ひじを後ろに引き20秒静止する

 

【肩関節外転ストレッチ】
首の痛む側の腕を90度上げ、そのままひじを120度曲げた状態にし、

その状態からひじを後ろに引き、止まったところで20秒静止する

 

この3つのストレッチを2回ほど繰り返し行ってください。

 

②ストレートネック

正常な頸椎は緩やかに前弯しています。これは頭の重さを支えるためです。この前弯のお陰で頭が身体の真上に位置することができ、首や肩の筋肉は最小限の力で頭を支えることができます。つまり、ストレートネックは首の前弯がなくなり頸椎がまっすぐな状態のままになってしまうことをいいます。こうなると首の構造上、頭が前に出た形になり重い頭を支えるには大きな負担がかかってしまいます。

ストレートネックを引き起こす原因は姿勢です。特に長時間の同一姿勢には注意が必要です。

 

【長時間のスマホ使用】
スマホを見ている時は首や顔は下を向いていることが多く、首の前弯がなくなってしまっています。画面に集中すればするほど、そのような不良姿勢を長時間続けることになります。

 

【デスクワーク】
デスクワークの際も、モニター画面に集中することで頭が前に出て、肩が前に回り、首と背中の上部の筋肉が伸びることで、胸の筋肉が伸びなくなります。このような姿勢を続けることがストレートネックの原因になります。

 

③斜角筋症候群

斜角筋症候群とは、首の筋肉で神経や血管を圧迫してしまう疾患です。

重い物を持つ、なで肩、ハードなトレーニング、オーバーハンドスポーツなど首の筋肉に負担がかかる作業や動作を行ったり、元々の体型など不良姿勢により、首の筋肉の隙間が狭くなり発症します。また、冷えなどの首の筋温、活動の低下や、心理的ストレスによっても首、肩回りの筋肉が緊張し硬くなることで本症が発生します。

症状は徐々に現れ、はじめは肩こりや首の痛み程度ですが、徐々に首を動かせる範囲が減少したり、指先や手のしびれ、だるさ、冷えが出てきたりします。悪化すると、指先や手の感覚異常、力が入りにくいなどの症状も現れます。特に上を向いたり、後ろを振り向いたり、首を左右に倒すと悪化し、お風呂などで温めると楽になります。また、頭痛やめまいを伴う場合もあります。

 

 

げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。

 

運動療法」への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。

 

低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。

 

温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。

 

矯正を提案させて頂きます。

また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させるための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。

 

ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!

梅雨に入りじめじめとした空気が続く毎日ですが、体調を崩さないようにお気を付けください。

 

また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!

 

スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。

 

[ 2023年6月9日 ]

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