こんにちは!
げんきや接骨院 松本高宮 の中村です!
今回のブログでは「膝の痛み」についてご紹介させていただきます!
膝の痛み一言で言っても年齢や性別によって、原因は様々です。
動きすぎ、動かなすぎ、筋肉によるものから骨、関節由来のものから免疫の異常からくるものまで多種多様です。
今回は痛みの原因となる疾患を簡単に紹介させていただきます。
変形性膝関節症
膝の痛みと言えば真っ先に名が出てくる疾患です。
膝関節を構成する大腿骨と脛骨のクッションの役割をする軟骨が加齢とともにすり減り、骨同士が直接こすれあうことで変形、炎症を起こすことで痛みがでたり水がたまったりします。
60代以上の方で女性に多く、肥満体の方ほど発症リスクが高まります。
日本人はO脚の割合が多いため膝の内側に痛みが出る場合が多く、欧米人ではX脚が多いとされています。
半月板損傷
大腿骨と脛骨の間に有る繊維軟骨で内側と外側に一つずつ存在します。
スポーツ障害の一つとして有名で、激しい動きなどで強い衝撃を受けることでひびが入り炎症が起きることで痛みが発症します。
また高齢になり半月板の変形が進むと軽い衝撃でも起こることがあります。
靭帯損傷
脛骨と大腿骨をつないで安定させている4つの靭帯(前十字靭帯、後十字靭帯、外側側副靭帯、内側側副靭帯)のどれか、もしくは複数が強い衝撃を受けることで損傷したものです。
靭帯を損傷することで痛み以外に、安定性が無くなりぐらつく感じや膝が抜ける感じがすることがあります。
こちらはコンタクトスポーツや交通事故など、瞬間的に強い衝撃を受けることで発症するケガとなります。
鵞足炎
脛骨の内側にある膝の曲げ伸ばしをする複数の筋肉が付着する「鵞足(ガソク)」と呼ばれる部位に負荷がかかり痛みが出たものです。
膝に負担のかかるスポーツをしている人に多く、準備運動不足でのプレーなどの急な運動が主な原因となります。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)、膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)、オスグッド病
腸脛靭帯炎はランナー膝とも呼ばれるようにマラソンなどの長距離ランナーに発症することが多いです。運動中や後に膝の外側に痛み、悪化すると通常歩行の際も痛みが出る場合があります。
膝蓋靭帯炎はジャンパー膝とも呼ばれるようにバレーやバスケなどのジャンプ動作を繰り返すスポーツをする人などに多く発症します。
運動時に膝のお皿の下が痛む、症状が強くなると膝の前面の腫れ、熱感が著名になります。
どちらの疾患にしても無理な運動を長期間続けることが原因となりますので注意してください。
また膝蓋靭帯が付着する脛骨の部位に繰り返し負荷がかかることで起こるオスグッド病は骨の成長段階で比較的柔らかい10代のスポーツ選手には起こりえやすい疾患となります。
これら以外にも免疫疾患によるリウマチ、尿酸が過剰となることで起こる痛風、打撲などによって膝の中の欠陥が切れて出血を起こし内部に血液がたまる膝関節血症、骨の癌など多様な原因があります。
膝の痛みと一言にいっても部位に原因に様々です。
安易に考えず、症状が続くなら早めの専門機関の受信をおすすめします。
げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。
「運動療法」膝関節への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。
「低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。
「温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。
膝の痛みは日常生活から大きく影響を受けます。腰痛から股関節が硬くなり結果負担が膝にかかり痛みが出ている場合は股関節周りの矯正を提案させて頂きます。
また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させるための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。
ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え、少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!
気温の上がり下がりが激しい日々が続いております。
服装に気を付けて体調を崩さないようにお気を付けください。
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。