足の裏が痛え!

こんにちは!

 

げんきや接骨院 松本高宮 の中村です!

 

今回のブログでは足の裏の厄介な痛み「足底筋膜炎」についてご紹介させていただきます!

 

・そもそも足底筋膜って?

足底筋膜はかかとから足指の各付け根にかけて張っている膜のような形状の腱の事を足底筋膜と言い、歩行やランニングの際に足と地面の接地時のクッションの役割をこなします。またこの腱が土踏まず(縦アーチ)を強固に支持することで足底は体重を支えることが出来ています。記述の通り体重を支え衝撃を吸収する働きがあるので、別名足底腱膜とも呼ばれますが同じものと考えてもらって大丈夫です。
今回の記事では足底筋膜(足底筋膜炎)で統一させて頂きます。

 

・足底筋膜炎とは

その名の通り、足底筋膜が損傷し炎症が起きた状態の疾患です。
足底筋膜はクッションの働きをする為にある程度の弾性を持っていますが、加齢オーバーユースにより弾性が低下し、組織を損傷することにより発症します。

症状としてはかかと周囲から足底のかけての痛みが一般的で、踵骨の前方内側を押す圧痛が極所で起きます。
起床直後の数歩長く座った後の動き出しなどで痛みが強く感じることも特徴で、症状から比較的判断しやすい疾患です。
またレントゲンを撮ると足底筋膜の付着部に骨棘が形成されていることも多く、それが痛みを増強することも多いです。

 

・どんな人がなるの?

加齢とともに弾性が低下するため40歳以上の方に出やすくはなりますが、それより若い方でも陸上やテニスなどの走りまわるスポーツや、ジャンプ動作の多いスポーツを日常的に行うことでも発症する可能性は高まります。
また踵への衝撃が強くなってしまうアスファルトの上で活動する。動不足長時間の立ち仕事によりふくらはぎ、足関節の柔軟性が低下する。体重増加により足底への負荷が高まる。クッション性の低い靴で長時間歩く。基礎疾患として偏平足(土踏まずが無い)ハイアーチ(土踏まずが高い)を持っている。等が足底筋膜炎を発症しやすいとされています。

 

・どんな対策や治療方法があるの?

1.安静にする
負荷のかかりすぎにより痛みが出ている事がほとんどなので、安静にすることにより負荷を抑え炎症を抑えることが望めます。

2.普段履きの靴に気を付ける
スリッパやサンダル、硬くなった古い靴、足に合わない靴は避け、スニーカーなどのアーチをしっかり支えてくれる靴を履いたり、インソールを利用するなどをして土踏まずへの負荷を抑えることを狙います。

3.物理療法
足底筋膜自体や、足底への直接的に負荷をかけるふくらはぎ周りの筋肉を緩める事により足底筋膜の弾性が回復し症状が改善する可能性があります。

4.テーピング
足底への負荷を減らす為に、足底筋膜やふくらはぎの働きを助ける様にテーピングを行うことで痛みが軽減する可能性があります。

5.鎮痛薬
経口や注射により一時的に痛み自体を遮断し、活動できるようにすることが狙えます。

6.その他
治療部位に超音波を発生させる器具を使い衝撃波を充てることで鎮痛をねらう体外衝撃波疼痛治療が近年では有効な治療とされてきており、近年では条件付きで健康保険が適用となりました。
後述の手術に比べるとプロアスリートの方にとっては引退などのリスクも低く、入院リハビリに時間を掛ける事もなく、数十分の外来治療をによって症状緩和を狙うことが出来、薬剤を使わない為ドーピングなどの心配もありません。
何をやっても改善しない場合の手段としては手術となります。足底筋膜炎で手術を行うことは一般的ではありませんが、日常生活にも支障が出るレベルの痛みで早期の痛みからの解放を狙うのであれば可能性となりえます。

 

セルフケア

タオルの端を踵で踏み、指で手繰り寄せるタオルギャザー。ビー玉を足趾で挟んでは開いて落とすなど、足趾を鍛えるトレーニングを行う。
つま先立ちやアキレス腱ストレッチなどを行い、ふくらはぎや足関節の柔軟性を向上させ、足底筋膜への負担を減らす。
ゴルフボールを踏むなどで足底への刺激を行い、筋膜を緩める


げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。

 

運動療法」足底への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。

 

低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。

 

温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。

 

筋肉が硬くなることによって固まってしまった足関節を主とした矯正を提案させて頂きます。

また、痛みの強い部位への直接的な刺激を狙う「鍼施術」炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。

ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!

 

 

暑さ寒さも彼岸までなどと言われている通り、10月前までまだまだ暑い日が続きます。

熱中症や脱水に気を付けて水分補給を忘れずに、体調を崩さないようにお気を付けください。

 

また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!

 

スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。

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