脊柱管狭窄症とは?

脊柱管狭窄症とは?

こんにちは!

 

げんきや接骨院 松本高宮 の宮原です!

当院は高宮地区を中心に松本市全域から幅広い年齢層の患者様にご利用いただいております。

 

 

 

今回のブログでは高齢者の方々に多い「腰部脊柱管狭窄症」について改めてご紹介させていただきます!

 

以前の投稿でもご紹介しましたが、近頃急に冷え込み「神経痛」の症状が悪化する方が急増しているため詳しくご紹介させていただきます。


 

 

腰部脊柱管狭窄症とは?

身体を支えている背骨は椎骨と呼ばれる骨が積み木のように積み重なり構成されています。

 

椎骨には椎孔と呼ばれる穴が開いていて、椎骨が積み重なることで管を形成します。これが『脊柱管』になります。脊柱管には神経の根幹である『脊髄』を保護する役割があります。

 

この脊柱管が加齢に伴う様々な原因で狭くなることで脊柱管を圧迫・障害することで腰から指先にかけての症状が出現します。この状態を『腰部脊柱管狭窄症』と呼びます。

 

 

一般的には50代以上の方に多く見られます。似たような症状が出現する椎間板ヘルニアは若い方に多い傾向があります。

 

 

 

脊柱管が狭窄する原因

・脊柱管内の安定性を高める靭帯(黄色靭帯)の肥厚

・椎骨の変形

・椎間板が潰れて椎骨のすき間が狭くなる

・骨棘形成

・椎間板ヘルニア

・腰椎すべり症

・骨折

・側弯症

 

 

 

発症しやすい人

50代以上の方に多く、特に男性が多い傾向があります。

加齢に伴う変性や腰に負担が掛かる仕事をされていた方。

 

 

 

症状

・臀部から指先への鋭い痛み・シビレ

・坐骨神経痛

・感覚異常

・腰痛

間欠性跛行

100m~300m歩いただけで痛みやシビレが酷くなり歩行困難になる。

「ベンチで座る」「前屈みになる」など休むと症状が軽快して歩行可能となる。

 

 

身体を後ろに反ると脊柱管が狭くなるため、症状強くなります。

前に屈むと脊柱管の間隔が広くなるので症状が軽快することが多いのが特徴です。

 

 

症状が悪化すると

・筋力低下

・筋委縮により脚がやせ細る

・脚の灼熱感・冷感

・排尿・排便障害

 

 

上記のような症状がある場合は、腰部脊柱管狭窄症の可能性が高いです。

病院でMRI検査やX線検査などの画像診断を受けてみることも良いと思われます。

 

 

 

 

脊柱管狭窄症になりやすい姿勢

反り腰の方は脊柱管が狭くなりやすく注意が必要です。また猫背が強く腰が丸くなる方は椎骨への負担が増加し、椎骨の変形や椎間板の減少を引き起こし骨と骨のすき間が狭くなります。

正しい姿勢でいる事が大切です!

 

 

 

自宅で出来る簡単なセルフ姿勢チェック

⓵壁にかかと→お尻→肩→頭の順番につけていきます。

⓶腰の後ろに手のひらが丁度入る程度が理想です。

・手のひらが入ってもまだ余裕がある場合は反り腰の可能性があります。

・手のひらが入らない場合は腰の丸みが強く猫背姿勢になります。

 

 

あくまでもセルフチェックですので、反り腰などの可能性がある場合は一度しっかり診てもらいましょう!!

 


 

げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。

 

運動療法」腰への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。

 

低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。

 

温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。

また神経への血流も増加し神経痛の軽減も期待できます。

 

 

また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させるための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。

 

症状が軽減してきた方には再発を防ぐために「姿勢矯正」がオススメです。

 

ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!

 

 

 

また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!

 

スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。

[ 2023年10月19日 ]

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