学生必見!~腰椎分離症~

学生必見!~腰椎分離症~

こんにちは!

 

げんきや接骨院 松本高宮 の宮原です!

 

 

今回のブログでは「腰椎分離症」についてご紹介させていただきます!

 

 

過去2度にわたり腰椎分離症をご紹介して来ましたが夏休みになり学生さんのご来院が増加する中で腰痛に悩ませている学生さんが多く見受けられます。その為今回はスポーツ別にご紹介致します。

 

 

 

まずは簡単なおさらいになります。

 

・10代のスポーツを行う子に多く、女性より男性が多い。成人後のアスリートの、先天的な要因のものもある。

・腰椎分離症は最初期の症状として運動中や直後に特定の動作、特に腰を反らした際に局所的な痛みを自覚する。

・第5腰椎に起こりやすい。

・大きく初期、進行期、末期がある。初期~進行期では骨癒合が望めるが、末期では可能性が無くなり、手術かその状態と付き合っていく事となる。

・治すには第一に安静、運動を止める。股関節周りの柔軟性を上げる、体幹を支える腹筋と背筋の強化。

 

 

 

それでは今回の本題に入ります。

 

腰椎分離症が発生しやすいスポーツを抜粋してご紹介致します。

 

 

 

【野球】

腰椎分離症が特に多いのが野球です。

バットのスイングで腰を捻る動作乱れた投球動作などの反復が腰の負担になります。

身体の捻る動作は腰椎において捻った方向と反対側の骨に負担が掛かります。その為、利き手とは反対側の腰に痛みが出現する事が多いです。

投球動作は全身の連動性が重要な為、股関節や肩甲骨の動きが悪いと腰の負担が増加します。

 

 

 

【サッカー】

サッカーも腰椎分離症が多いスポーツになります。

キックフォームの中で胸を張り足を振り上げた姿勢腰が反る姿勢です。そこから足を振り下ろしボールを蹴った後は足を振り抜く事で腰が捻られます。この動作の反復が腰椎分離症に繋がります。

また筋力不足(特に大腿四頭筋)も関係します。足を振り上げや蹴り出しの筋力が足りず身体を前に倒しながら足全体を前に押し出して蹴ります。このフォームも腰椎分離症を助長します。

 

 

 

 

【バスケットボール】

バスケットボールでは繰り返しジャンプする事で腰椎に衝撃が加わり腰椎分離症の発症リスクが増加します。

本来人間の背骨はS字の構造を持ち重力や地面からの突き上げによる衝撃を吸収しています。しかし猫背や反り腰などで本来のS字の構造が破綻してしまうと衝撃を吸収できずに背骨にダメージとして蓄積していきます

膝や足首でも衝撃は吸収しますが、成長期のジャンプ動作の反復は膝の成長痛(オスグッド・シュラッタ―病)にも繋がり、膝を庇っていると腰を負担が増強します。

 

 

 

【陸上】

陸上では競技により身体の使い方は異なりますが、跳躍投擲動作疾走動作の反復によって腰椎分離症が発症します。

特に疾走動作において腸腰筋の筋力が非常に重要になります。

速く走る為には重心を前方に移動させ素早く足を前に持ってくる必要があり、この動きを担うのが腸腰筋になります。しかし腸腰筋の過活動や過剰に発達すると腰椎を前方に引き出し反り腰となります。前述通り、反り腰で背骨のS字構造が破綻すると衝撃を吸収できずに腰椎へのダメージが蓄積されていきます。

 

 

 

部活動などが忙しくケアの時間をしっかり確保出来ないとこのような痛みが生じます。

 

 

しっかりケアする事が一番の予防です!!

 

 

ご自身ではストレッチなどケアして頂き、ストレッチだけでは不十分な場合はぜひ当院をご利用下さい!

 


 

 

げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。

 

運動療法」腰椎への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。

 

低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。

温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。

また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させるための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。

関節部の硬さや不良姿勢が腰椎への負担を増加させる大きな原因になる為、「姿勢矯正」を提案させて頂きます。

 

 

げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!

 

スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。

[ 2023年8月24日 ]

▲ページの先頭へ戻る