あけましておめでとうございます!🎉
げんきや接骨院 松本高宮 の中村です!
今回のブログではなったら誰もが嫌な気持ちになる「耳鳴り」についてご紹介させていただきます!
ジー、キーン、ピー、ゴーッなど耳鳴りの鳴り方は人それぞれ。物理的な音の発生源が無い限りは自分にしか聞こえないので辛さが人に伝わりにくい、なのに日常生活への支障は大きい。そんな耳鳴りについて西洋医学東洋医学の観点からかいつまんで書かせていただきます。
そもそも耳鳴りって?
現在耳鳴りがなぜ起きるのかは詳しく解明されてはいませんが聴力低下や難聴を伴うことが多いです。トンネルに入った時、飛行機に乗っている時、水に潜った時、山に登った時など環境の変化による一時的なもの以外には加齢に伴う生理的機能の低下が多く、他には病気からくる耳鳴りもあります。若い人などでは長期間大音量を聞き続ける(クラブ、パ〇ンコに通い続ける、日常的にイヤホンで大音量の音楽鑑賞等)、爆発音に近い物を間近で聞くなど耳自体をオーバーワークさせる。休息不足による慢性疲労やパソコンやゲーム、スマホを長時間操作することによる眼精疲労によって頸肩のコリが強固になるなどが原因となります。
耳鳴りを伴う疾患
数例あげさせていただくと突発性難聴、メニエール病、中(外)耳炎、聴神経腫瘍、動脈硬化、疾患ではないですが自律神経失調症などがあります。
明確な原因がわからない突発性難聴から構造の変化によるもの、感染性のものなど様々ではありますが現在この病気からなぜ耳鳴りが発生するのかのメカニズムは分かっていません。
これらの疾患を患ったから耳鳴りが必ず出るわけでなく、耳鳴りがあり検査したことでこの疾患と診断するというのが現状なようです。
分からない症状だからこそただの耳鳴りと軽く見ず、耳鳴りが1週間以上続く、日常生活に支障がでる、めまいや頭痛を伴う、一定のリズムで拍動性があるなどの場合は速やかに医療機関(第一に耳鼻科、次に脳神経外科)に受診し機能的構造的変化がないか調べることをお勧めします。
東洋医学からみる耳鳴り
東洋医学において耳は五感(目舌口鼻耳)にあらわされており、五行 (木火土金水)でいう水にあたります。五臓五腑では腎と膀胱にあたり特に腎の機能が低下すると症状として耳鳴りが発生すると言われており、不摂生や暴飲暴食、過労などによって腎に負担のかかることを続けることによって腎気が弱るとされます。
また臓腑からではなく経絡の流れに支障があり耳鳴りが起こる場合もあります。耳の諸症状に効果があるとされる耳門、聴宮、聴会というツボが耳珠の近くにあり、ツボの反応をみながらアプローチすることで耳鳴りへ対処することが出来ます。
げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。
「運動療法」耳介周囲への負担を減らすために頸肩周囲の筋肉をゆるめます。
「低周波電気療法」電気刺激により末梢血管を刺激し血行を整えます。
「温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。
ストレートネックなどに頸部への負担がでる歪みに対して矯正を提案させて頂きます。
またツボの反応をみて経絡の流れを整えるための「鍼施術」、「灸施術」ご提案させていただくこともあります。
ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!
特に寒波の強い今シーズン、寒の入りを迎えますます体が固まりやすい時期になりました。滑って打撲や固まることによる急性腰痛などに気を付けてお過ごしください。
また寒さは腎気を損ないやすいので、耳鳴りが気になるかたは特に体を冷やさないようにお気を付けください!
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っておりますので令和五年もよろしくお願いいたします。