こんにちは!
げんきや接骨院 松本高宮 の山下です!
今回のブログは、みなさんも一度は経験したことがあるのではないのでしょうか??
朝起きると首が辛い、、、
そんな「寝違え」についてご紹介していこうと思います!
まず寝違えについて簡単に説明させていただきます。
~寝違えとは~
「寝違え」は医学的な病名ではなく、正式には「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」といいます。
睡眠中に首や肩に過度な負担がかかる体勢を取ってしまうことで、睡眠から醒めたときに、首から肩にかけて痛みを生じるものです。
症状は数時間で改善する軽度な痛みのみが生じることもあれば、数日にわたって首が動かせなくなるくらいの痛みを生じるものも あり、さまざまです。
~寝違えが起こるとされている原因~
現在のところ明確な原因は分かっていないとされています。
その理由としては、医療機関の画像検査では特に異常が認められないからです。
① 寝ている時の姿勢
私たちは寝ている間に血行が悪くならないよう、無意識のうちに何度も寝返りを打ちます。
しかし、寝返りが少ないと背骨や首に大きな負荷がかかり、血行不良や筋肉疲労が起こってしまうことがあります。
そして、寝起きや寝返りといった急な動きによって硬くなった首の筋肉が損傷し、寝違えの痛みが生じる場合があるのです。
寝返りが少なくなる要因には、過度な飲酒や仕事、スポーツでの疲労の蓄積などが挙げられます。
また、ソファや床の上などで寝てしまい、不自然な寝姿勢が続いた場合にも首や背中に負荷がかかるため、寝違えを起こしやすくなります。
② 睡眠時の影響
自分の身体に合っていない寝具を使用していると、寝違えを起こしやすくなるといわれています。
枕の高さが高すぎると、首が傾くことで血管が圧迫され、血流が悪くなってしまいます。
また、柔らかすぎるマットレスは頭や背中など体重のかかる部分が沈んでしまうので、首に余分な負荷がかかりやすくなります。
一方で、硬すぎるマットレスは反発力が強いがゆえ、身体にかかる負担がうまく分散できず、身体全体に負荷がかかってしまうため、寝違えを起こしやすくなります。
③ 日常の不良姿勢
日常的に姿勢が悪いと、筋肉バランスが崩れてしまい首や肩まわりに負荷がかかりやすくなります。
このような負荷が日頃から蓄積され、睡眠時の姿勢、睡眠環境が合わさることで首に炎症が起こり、寝違えの症状が現れると考えられます。
とくにデスクワークやスマホの長時間使用は不良姿勢が続きやすいため、注意が必要になってきます。
~寝違えを起こしてしまったら~
寝違えが起きてしまったら、まず痛みのある部分を安静にすることが大切です。無理に動かそうとしてはいけません。特に痛みが出る方向へは動かさないようにしましょう。炎症がひどくなり痛みが増す場合があります。
痛みが出てすぐは一時的に冷湿布やアイスパックなどで冷やすことで痛みを和らげることができます。ただし長く冷やすと血行が悪くなり回復が遅くなってしまうので、短時間にとどめておきましょう。またお風呂などで温めるのは炎症が落ち着くまでしばらく控えましょう。
げんきや接骨院 松本高宮では以下のアプローチを行います。
「運動療法」への負担を減らすために周囲の筋肉をゆるめます。
「低周波電気療法」痛みを伝える神経の動きを抑える神経の動きを抑えます。
「温熱療法」温めることで血管を拡張し、血流を良くし筋肉をゆるめます。
「アイシング」炎症初期の熱感のある場合は患部を冷やすことで炎症を抑えます。
また、痛みの強い部位の鎮痛系を賦活させるための「鍼施術」、炎症を周囲に散らせるための「灸施術」ご提案させていただくこともあります。
ご本人さんの目標や目的に合わせて症状を抑え少しでも快適な日常を過ごせるよう手伝わせて下さい!
朝晩は少しずつ涼しくなってきました。
日中との寒暖差があるこの時期ですが、体調を崩さないようにお気を付け下さい。
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。