こんにちは!
げんきや接骨院 松本高宮 の飯島です!
今回のブログは「坐骨神経痛」について紹介させていただこうと思います!
ではまず、「坐骨神経」とは何か!
坐骨神経は坐骨を通りお尻に付いている梨状筋(りじょうきん)を抜け足へ向かう末梢神経のひとつです。
末梢神経は脳と脊髄からなる中枢神経と体の各部を結び、体を自由に動かしたり、温度を感じたりする“伝導路”で、主に3つの神経から構成されています。
・「運動神経」 脳から指令を送り、体の各部位を動かす神経
・「知覚神経」 痛みや温度などの感覚を皮膚や筋肉、関などを介して中枢に伝える神経
・「自律神経」 無意識に内臓や血管、汗腺などの機能を調整する神経
普段しっかりと歩けているのはこれらの神経が合わさった末梢神経である「坐骨神経」がしっかりと働いてくれているおかげなんですね!
次に坐骨神経痛の「原因」とは?
坐骨神経痛の原因は様々ですが年齢が若い場合は「腰椎椎間板ヘルニア」が多く、高齢になると「腰部脊柱管狭窄症」が多くなります。
また、お尻を横切るように付いている梨状筋がケガやスポーツ活動で圧迫されて起こる「梨状筋症候群」などがあります。
「症状」としては
お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて鋭い痛みやしびれるような痛み、ふくらはぎの張り感、冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状があらわれます。
こうした症状は、脚の一部分や片方の足のみに感じることもあれば、脚全体や両方の足に感じる場合もあります。
「治療法」
治療法としては薬物療法、ブロック療法、装具療法、物理療法、運動療法があります。
げんきや接骨院 松本高宮では次の治療を行っています。
・「温熱療法」 組織を温めて血管を広げ、痛みの原因となる物質の除去を促す。
・「低周波電気療法」 低周波の電気刺激により、痛みを伝える神経の働きを抑える。
・「運動療法」 手技治療やストレッチで、筋肉の緊張をゆるめて血流を改善し、痛みの原因となる物質の除去を促します。また、関節可動域などの身体機能を向上させることで、日常生活における活動性の改善をはかります。
また、痛みを庇った動きを続けていくと体の歪みが出てしまい、他の箇所にも痛みが発生してしまうこともあるので、治療の際には姿勢の確認をして必要があれば「姿勢矯正」などの治療に加え、手技治療だけでは届かないより奥の筋肉へアプローチ出来る「鍼治療」もご提案させていただいております!
「予防法と改善」のためには
・正しい姿勢を意識して、保つようにしましょう!
畳や床に座るときやイスに腰掛けるときに横座りや、足を両側に崩す座り方、足を組むなどはせず、体重が左右のお尻に均などにかかるように座りましょう。
・下半身を冷やさないようにしましょう!
坐骨神経の発症する要因の一つとして腰や足の冷えがあるので、冬などの寒いときはもちろん夏場などでも靴下をはくなどしてしっかりと保温し、冷やさないようにしましょう。
・適度な運動をしましょう!
体重が増加してくると腰に負担がかかります。食事に気を付けて適度な運動をこころがけましょう。
・しっかりとストレッチをしましょう!
坐骨神経痛では、筋肉がこわばっていることが多いので無理のないストレッチが効果的です。
ただ、急に反動を付けて行ってしまうとケガをする恐れがあるので、お風呂上がりなど血行がよく、身体の筋肉がほぐれているときにストレッチをすると効果的です。
・自分の足に合った靴を選びましょう!
歩きにくい靴は姿勢を崩す原因となり、坐骨神経痛だけでなく腰痛や膝などの関節痛にも繋がります。
ヒールが低く、足の甲をしっかりとホールドでき、足の指の付け根で折れ曲がる靴を選びましょう。
今回は「坐骨神経痛」についてご紹介させていただきました!
まだまだ長く冬が続き寒い日々が続きます。
しっかりと体を暖かく保ち、適度な運動とストレッチをしてこの冬を乗り切りましょう!
また、げんきや接骨院 松本高宮では、患者様のお体についてご相談しながら治療をさせて頂いているので、不安があれば是非ご相談ください!
スタッフ一同、皆様がより健康でいられるようにお手伝いさせていただけたらと思っております。