こんにちは!
げんきや接骨院高幡不動 種田です!
10月も残りわずかとなり、一気に涼しさを通り越して寒くなってきましたね。
寒い中、長時間じっとしていた後に急に動き出したりすると
いつも以上に身体の筋肉が固まってしまい
普段は痛くなくても、腰などを痛めてしまいやすくなってしまいます。
そんな今月のテーマは「腰椎すべり症」です!
原因
大きく分けて3つに分けられます。
①腰椎変形すべり症
加齢に伴い椎間板が変形し、椎体にズレが生じた状態で脊柱管狭窄症を伴うことが多いという特徴があります。脊柱管狭窄症を伴いやすいため、神経が圧迫され下肢のしびれや痛み、歩いて痛み休むとまた歩けるを繰り返す間欠性跛行、排尿障害を生じる場合もあります。変形すべり症は中年以降の女性に多いことから女性ホルモンの影響を受けているのではないかとも言われています。
②腰椎分離すべり症
10代の成長期に腰を反らす動作や回旋運動が繰り返し行われ、腰部に負荷が掛かり続け、初期に適切な治療がされず“疲労骨折が治らないまま腰椎が分離したすべり症は第5腰椎に多いのが特徴です。
また腰を後ろに反らす動作は分離部分に負荷が掛かかり腰の痛みが強くなります。分離部分で神経根の圧迫が生じると下肢のしびれや痛みを生じることもあります。
③形成不全すべり症
生まれつき骨の形成の状態が悪いために起こるすべり症です。腰椎の分離も伴っていることが多く、高度なすべりに進行する可能性があります。
症状
すべり症は腰椎が前後にずれて不安定になる事で症状が出ます。
その中で特徴的なものは、
①腰痛
②下肢痛
③下肢のシビレ
④歩行困難
です。基本的に、ずれた腰椎が神経を圧迫するので、下半身に症状が出やすいです。
治療
治療には保存療法と観血的療法があります。
保存療法
①物理療法
電気や温熱療法で腰部や症状のある部位の筋肉に電気刺激を与えたり、温めたり冷やしたりして、症状の改善を図ります。
②手技療法
患部に関係する筋肉を緩め、筋に余裕を持たせ筋肉の負担をなくしていきます。
※手技でほぐすだけでなく状態をみてストレッチもしていきます。
③鍼治療
患部に関係する筋肉に鍼を打ち、筋肉を緩め、筋に余裕を持たせ筋肉の負担をなくしていきます。
また、患部に鍼を打ち、刺激を加えて修復を促し回復力を高めてくれます。
④矯正治療
骨盤~背骨を正しい位置に近づけ筋肉の負担をなくし、痛みを軽減させます。
⑤牽引療法
縦方向に腰部を引っ張る医療機器で腰部を伸ばし、さまざまな症状の改善を図る治療法です。
⑥薬物療法
炎症がある場合は、非ステロイド性消炎鎮痛剤(ロキソニンなど)や湿布をすることで炎症を抑え症状が改善します。ただし、飲み薬は長期間使用すると胃があれるなどの副作用が出る場合があるので、注意が必要です。
⑦神経ブロック注射
原因となっている神経や部位に薬剤(局所麻酔薬)を投与し、痛みの軽減を図ります。長期間にわたり疼痛が消失することもあります。
⑧患部を固定
コルセットなどにより背筋の負担を軽減し、神経の負担を軽減させていくことが治療になります
⑨局所安静
日常生活は歩行を最低限にして原因となるスポーツなど運動を休むことが重要です!
⑩筋力トレーニング
腰の負担を減らす為、腹筋や背筋や大腿の筋力を鍛えて腰の負担を減らします。
⑪体重を落とす
単純に身体の負担を減らすことです。
食事制限や足の負担の掛からない運動で少しずつ減らしていくことが大事です!
間欠的療法
生活に大きな支障がでたり、症状が激烈な場合など、重症例には手術療法が検討されます。
保存療法で十分な効果が得られない場合、筋力低下がある場合、形成不全性すべり症などでは手術的な治療が行われます。
さて、本日のブログのテーマは「腰椎すべり症」についてでした。
当院でも、普段の日常で行える体操や運動の指導なども行っておりますので、
お気軽にご相談だけでもお待ちしております!!
当院では、主に運動療法、外服薬での治療を行います。
患者様の足の状態をみて、どのストレッチがいいか、
どのようなトレーニングがいいのか、
どの筋肉の緩みが出れば痛みが和らぐのかなど、
国家資格を所持したスタッフが治療の対応をさせていただきます。
もし、実際に初期〜後期の症状などに当てはまる方や、気になる方など、
ご相談だけでも大丈夫です!!
お気軽にご連絡ください!!
地域の皆様の健康づくりに貢献いたします!!
【当院でのコロナ対策】
当院では徹底したコロナ対策を行っております。
・スタッフの出勤前の検温
・定期的な院内の換気
・スタッフの手指消毒
・ベッドの使用都度の消毒
・院内手すり等の消毒
患者様にも来院される前には検温していただき、
体調がすぐれない場合はご来院をご遠慮ください。
何卒ご協力をお願いします。
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