みなさん、こんにちは。
気温がコロコロと変わり服装を考えるのが難しい季節になってきましたね。
その中でもだんだんと日が短くなってきたりと少しずつ秋が近付いてくる感じもしてきて今年ももう終わってしまうなとと感じている徳永です。
2021年も残り1/3です、コロナに負けないよう元気に過ごしていきましょう！！！
さて、今回は……
“骨盤矯正”
について少しお話したいと思います。
まずはみなさんに質問です。
【骨盤矯正と聞いて何が頭に浮かびますか？】
「バキバキ鳴らされる」？
「姿勢改善」？
「背が伸びる(スタイルが良くなる)」？
などなど……
そうですね、言ってしまえばどれも正解です。
骨盤矯正には興味があるけれどバキバキ鳴らされるのが怖くて足踏み状態という方も少な
からずおられますね。バキバキという音から(折れるんじゃないか？)と不安になってしま
いますよね。
そもそも骨盤矯正とは実際問題どういうものなのか……
カラダにどういう変化がもたらされるのか……
なぜやるのか……
考えてみたことはありますか？
それこそ、タイトル通り「骨盤矯正ってなに？？？」状態なのではないでしょうか？
“矯正”というワードが入っている以上、ズレているものを正しい(理想する)位置にもって
いく、という意味合いがありますね。
姿勢というのは、みなさんご存じの通りたくさんの骨や筋肉で構成されていますよね。
なので、ズレてしまった骨盤をはじめとする骨や筋肉を正しい位置に戻していくというも
のが骨盤(姿勢)矯正ということになるのです。
では次になぜ姿勢がズレてしまうのか？……というところにぶち当たりましたね。
ズレ……歪みとも言えますよね。
人間のカラダは歪みやすいのです。
生まれてくる瞬間にカラダをねじりながら出てきます。
その時にクセというものが付き始める、という一説があるくらい歪みやすいのです。
それは置いておいても、二足歩行というバランスの取りにくい立位姿勢を獲得するという
進化をしています。
更には重りとなる頭が一番高い位置に陣取ってます。
動物は一時的に2足立ちになることもありますが、基本的には4足歩行です。
4点重心で頭の位置はカラダと同じ高さです。
頭とカラダが同じ高さにあるととてもバランスが取りやすいのです。
なので人間のように重心が高い位置にあると少し頭の位置が変わるだけでも
バランスが崩れやすく、そのバランスを取るために骨格を歪ませてしまう……
という可能性もあるのです。
また、骨盤や足元はカラダにとっての基盤(土台)です。
その土台が歪み不安定な状態だと、
その上に乗る上半身や頭がぐらつきやすくなってしまいます。
「え？どういうこと？？」となってしまう方もいると思うので、こう考えてみましょう。
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“あるところに平凡な家が2件建っておりました。
一方の家は、地盤がしっかりとしたとても安定した土地に建っておりました。
もう一方の家は、沼地だった土地を新規開拓と埋め立てて造った土地に建っておりました。
ある日、そこへ大地震が起こり住人たちは家から脱出して家を振り返りました。
すると、地盤がしっかりした土地に建っていた家は無事でしたが、埋め立て地に立ってい
た家は壁にヒビが入り残念な姿になっておりました。
そう、地盤のユルさが家の耐震強度を下げてしまっていたのです。”
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どうでしょう、少しはイメージができたでしょうか？笑
イラストだとこんな感じです笑
それは分かったけど、歪んでて何が悪いの？
と次の疑問が出てきましたか？
そうなんです、”歪んでる”と、なんで「直そう」って言われるのでしょうか？
それは、先ほどの歪みが関係します(当たり前ですが……)
骨格が歪み、筋肉の左右バランス等が崩れると、その隙間を走っている血管や神経が絞扼
(潰される)されてしまうのです。
血管が圧迫され、血液の流れが悪くなると、冷えやむくみ、痛みが生じます。
それと同じように神経が圧迫されると、しびれや痛み、機能低下(関節の動きが悪くなる)が生じます。
こういった症状、障害を改善するためにも矯正というものが役に立ってくるのです。
ではでは、ここまできて、やっと！
やっと、今回のお題である骨盤矯正の話になります……！！！！(長い道のりでしたね)
接骨院(整骨院)で保険診療内で受けられる手技(マッサージ)は
痛みの原因となっている筋肉の硬さを緩ませ血流改善や神経の活性化をさせ、
そこからの患者さん自身の自然治癒力を引き上げることが目的
とされていることが多いです。
中には筋肉の萎縮をある程度解いてあげるだけで、多少姿勢が良くなっているように見え
る方もいらっしゃいます。
しかし、上記にある通り骨格に染みついているクセを取っているわけではないのでスグに
戻ってしまいます。
筋肉が関節を動かす以上、
筋肉の偏った使い方は変なクセを付けてしまう原因となります！！
しかし、骨格が歪んだままだと筋肉を元通りに……というのも難しいのです。
筋肉は筋肉でその骨格の位置での動きに慣れてしまっているからです。
一心同体ですね。
なので筋肉はそのままで骨格だけ……ということも難題なのです。
そこで、矯正の出番というわけです。
矯正とは先ほどの手技とは違い、
筋肉の干渉をほぼ受けることなく骨格(関節)のみを動かすことができます。
そして、歪みがなくなった骨格に筋肉を馴染ませていく……。
これを何回も繰り返しカラダに覚えさせていくことで姿勢改善、
けが予防に繋がっていくわけです。
上記の通り、一回で万事解決！というわけにはいかないので、
そこだけはお気を付けください！！！
また、その姿勢を維持するのに切っても切り離せない
インナーマッスルという縁の下の超力持ち、家でいうところの免震装置も
使えるようにしてあげられるといいのですが、
それはまたいつかお話しできたらいいなと思います。
季節の変わり目というと、夏バテに似た“残暑疲れ”というものが襲ってきます。
骨盤矯正は機械を使ったり手技でやったり、
鳴らせる所もあれば鳴らさない所もあったり……お店によってやり方が違うので
自分に合った矯正をする所を探してみるのもいいですね。
暑さ寒さも彼岸まで、素敵な姿勢でお月見しながら秋の夜長を楽しみましょう！！
