股関節の痛みについて

こんにちは。

げんきや接骨院高幡不動 豆成です。

11月も早くも終わろうとしております。

今年も残り1ヶ月。

みなさんはやり残したことなどありませんか??

身体の痛みや違和感も、今年のことは今年のうちに!!!!

 

さて今月のブログのテーマは

「股関節の痛みについて」です。

早速テーマに沿った話をしていきましょう!!

 

 

 

では、なぜ股関節が痛くなるのかについて考えていきましょう!
股関節が痛いのは、骨や軟骨が原因だと思っている方も多いと思いますが、
実際にはそのような例の方が少ないことを知っていただきたいです!!

 

 

代表的な疾患が変形性股関節症と言われるものです。
股関節の痛みを訴えて、病院や整形外科を受診すると、
中高年以降の方の場合、
「変形性股関節症ですね。」と言われる場合が少なくありません。
その原因としては、年のせいだったり、
軟骨がすり減って骨と骨がぶつかってるなどと言われます。
女性に多くみられる疾患として挙げられますが、
実際の有病率は平均すると、人口の1%〜4%とされています。

 

 

 

変形性股関節症は、一言でいうと股関節に見られる変形性の関節症です。
変形性の関節症は股関節以外にも、
膝や指など、いろいろな場所に起こります。

 

 

変形性股関節症の原因は大きく分けて、
何らかの基礎的な疾患があることと、
退行変性の2つに分類されます。

 

 

変形性股関節症の原因となる基礎的な疾患としては、
臼蓋形成不全や先天性の股関節脱臼が挙げられており、
変形性股関節症を発症する原因の9割を占めると考えられています。

 

 

退行変性とは、わかりやすくいうと老化にともなう骨の変形や軟骨のすり減りを意味します。
その他、体重の増加や外傷などに起因して、
変形性股関節症を発症するケースもあるとされています。

 

 

変形性股関節症の特徴は、症状が徐々に進行することが挙げられます。
変形が始まったばかりでは、ほとんどが自覚症状を、訴えることがありません。
変形性股関節症が進行してくると、
徐々に鼠径部や太ももの外側に痛みを訴えるようになり、
股関節の可動域が減少し始めます。
そのような状態が長く続くと、日常動作にも支障をきたすようになり、
安静にしていても寝ていても痛みを生じるようになります。
最悪股関節が全く動かせなくなることも。

 

 

しかし、変形性股関節症の有病率は1%〜4%にすぎません。
では、その他の股関節痛は何によって起こるのでしょうか??

 

 

まずはじめに知っておいていただきたいのが、
骨と骨がぶつかり合っても、
それが痛みへとつながることは、医学的にあり得ません。
なぜかというと、骨には痛覚がないからです。
骨に痛覚がないことは、基礎中の基礎。
もし、股関節の検査をして骨と骨がぶつかっていると説明された場合、
その説明には医学的根拠がないことを知っておきましょう!

 

では、何が原因で股関節の痛みを生じるのでしょうか。
その答えのひとつが、筋肉や筋膜の緊張です。

 

筋膜というのは、筋肉を覆う膜のようなイメージをもちますが、
実際は血管や神経、骨、内臓など全ての器官を覆っております。
股関節に関していうなら、太ももの筋膜の緊張や、膝周囲の筋膜の緊張、
大腰筋というお腹のインナーマッスルの筋膜の緊張などが原因で股関節が引っ張られ、
結果として股関節の痛みを生じるケースが少なくありません。

 

ではここから、股関節の痛みを緩和する方法について!!

 

まず、股関節を温めること。
痛みがあると冷やすのが良いと思われる方もいると思いますが、
冷やして良いケースは炎症を伴っているケースです。
温めることで筋肉や筋膜の緊張を和らげたり、血行促進などしてあげると良いでしょう。

 

次に適度な運動です。
動かした時に激しい痛みを生じる場合を除き、
適度な運動は股関節の痛みの緩和につながります。

 

 

 

 

筋肉や筋膜の緊張によって股関節の痛みのリスクが増すと説明しましたが、
筋肉や筋膜が固くなる原因は、
「使いすぎ」と「使わなさすぎ」です。
少々の痛みの場合はしっかりと動かしてあげた方が、
股関節の痛みの改善につながるケースが少なくありません。
それが、股関節の柔軟性を高めることにも繋がります。
そもそも股関節が硬いと、股関節周囲の筋肉や筋膜の緊張につながり、
それが股関節の痛みを誘発するものです。
つまり、股関節が痛いから股関節周囲の筋肉や筋膜が硬くなるのではなく、
股関節周囲の筋肉や筋膜が硬いから、股関節の痛みにつながるのです。

 

 

大事なことなので繰り返しますが、骨と骨がぶつかり合っても痛みを生じることは、
医学的にみてもあり得ません、
股関節に関しても同じで、
骨自体に異常があるケースは少数です。

 

 

 

当院ではマッサージやストレッチ、運動療法などで
股関節の痛みに対してアプローチしていきます!!
よく、手術をして痛みがすっかり良くなったなど聞きますが、
それは最後の手段に取っておくことをおすすめしております。
仮に骨の変形などが股関節の痛みの原因でなかった場合、
手術をしても症状は変わりませんし、
人工骨頭に変えても、股関節の痛みが根治する可能性は多くありません。
日常生活などに大きく支障が出る場合は別ですが、
マッサージやストレッチ、リハビリなどで症状が改善するのであれば、
頑張ってそちらを継続する方が良いでしょう。

 

 

 

 

また、股関節周囲の筋肉や筋膜だけではなく、
骨盤のバランスや左右の脚長差、膝や足首の動き、
はたまた、方の動きや姿勢など、
身体全体の状態を診て、
治療法を選択していきます。

 

是非、股関節に痛みがある方はもちろん、
身体のことでお悩みのことがあれば、げんきや接骨院にお越しください。

 

 

 

 

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