みなさん、こんにちは
例年より早い梅雨が来ようとしていますね。
カサや長靴の準備は万端ですか?
また、天気がどんよりとしていると身体のいろんな所に痛みをはじめとする不調が出てきやすくなってしまいます。
みなさんの体調は大丈夫ですか?
これを書いている徳永は大丈夫ではありませんでした。笑
初めて気圧差にやられました……
気圧の変化による頭痛については以前ブログを書きましたので、気になる方はバックナンバーを見てみてください!
さて今回は……
【頭の重さと頭痛】
について書いていきたいと思います!
突然ですが、頭の重さってご存じでしょうか?
結構重たいんですよ
さて、だいたいイメージはつきましたか?
…………
答えは……
…………
体重の約10%と言われています。
体重50kgの人は5kgほどで、60kgの人は6kg程度ですね。
お米の袋やボウリングの球(12~13ポンド)が身体のてっぺんに乗っかっているようなものですね。
それを一心に支えているのが首ということになります。
どうしても、負担が大きくなってしまいます。
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頭が10°傾く毎に5kg加算され、45°傾くころには22kg程度の負担が首にかかってくる計算になります。
みなさんはスマホ中に限らずこんな姿勢になっていませんか?
(大物がかかっている時の釣り竿みたいですね!)
そうすると、肩から後頭部へ、鎖骨から顎の後ろ側へ伸びる筋肉が疲れてしまいます。
筋肉が疲れると硬くなってその隙間を通る血管や神経が圧迫されてしまいます。
この後はもうお分かりですね。
また、筋肉の付着部でも筋肉に引っ張られることで頭痛に似た痛みが出現します。
ここで質問です。
頭(頭蓋骨)に付いている筋肉ってどのくらいあると思いますか?
頭蓋骨って硬いからあまり付いていなさそうですかね?
…………
ところがどっこい、意外とたくさんの筋肉があるんです!
表情筋をはじめ、顎を動かす筋肉(咀嚼筋、代表的なものでも4つ)、眼輪筋をはじめとする目を動かしたりピントを合わせたり瞼を動かしたりする筋肉、首を支える筋肉(大きなものでも左右各6つ以上)etc……
いっぱいありますね!
言われてみれば「たしかにな」という筋肉ばかりなのですが、それらがストレスを受けてしまうことで頭痛が併発してしまいます。
ではストレスってなに?と思われていると思います。
言ってしまえば、上の方でも述べている釣り竿のような状態のことですね!
筋肉って引っ張られるのを嫌うんですよ……。
絵のように背骨に乗っていない分の頭の重さを首、背中の筋肉が引っ張り上げてくれてるんです。
なので、できるだけ引っ張られる状態を回避してあげることが重要です。
引っ張られる状況……頭は身体(背骨)の真上に乗っている状態を作ってあげられると好ましいですね。
ではどうすれば防げるのか……気になりますよね。
まずはどのくらい頭が傾いているのか(身体に乗っていないか)を知りましょう!
やり方は簡単。
壁に“かかと”“おしり”“せなか”を付け、後頭部がどのくらい離れているかを測ります。
…………
どうでしたか?
…………
2~3cm程度で防げていましたか?
軽度の場合
頭が壁から少しだけ離れるが、軽く力を入れればすぐ後頭部がつけられる
中度の場合
頭が壁から離れ、後頭部をつけようとすると背骨が痛くなる
重度の場合
頭と肩甲骨が壁から離れ、後頭部を壁につけられない
みなさんはいかがでしたか?
重度の場合、下の図のように首の骨の位置が変わってしまいます。
みなさんも見たことはあるんではないでしょうか?
自分の頭がどの位置にあるか分かったので、次のステップです!
骨盤矯正だったり、インナーマッスルの強化というのは根本的にとても大事なことですが
まずは首周りを改善していく方法をお伝えします!
とはいえやることは基本の【ストレッチ】と【トレーニング】です。
【ストレッチ】
ストレッチはいくつかある中から今回は胸鎖乳突筋をよく伸ばしてあげましょう。
胸鎖乳突筋というのは下を向くときに高頻度で使われるのでそこが硬くなってしまうと、頭が下(前)に引っ張られやすくなり、頭が身体(背骨)の真上からズレてしまいます。
やり方です
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【トレーニング】
まんま、図の通りにやっていきます!
普段意識しないと使わないを動かしていきましょう!
いかがでしたか?
今回は首に焦点を合わせてお伝えをさせていただきました。
どこかのタイミングで頭だけでなく、姿勢(土台)のお話ができそうでしたらその時に詳しくお伝えしていきますね!!!
ではまた!