こんにちは!げんきや接骨院高幡不動院です。
本格的に寒くなってきましたね。冷えによる自律神経の不調が出やすくなる時期になります。
今回のテーマは、自律神経の不調にも効果のある「鍼灸」についてです。
皆さん鍼灸治療についてどのようなイメージをお持ちですか?
鍼って痛いのかな…?お灸って熱いのかな…?どんな症状に効果があるんだろう?いろいろな疑問があると思います。
今回はそういった疑問に対してお答えしていこうと思います。
まず、日本の鍼灸治療の始まりについてお話していこうと思います。
日本の鍼治療のルーツは古代中国で発祥した中国医学です。今から約2000年前の春秋戦国時代に古代九鍼という鍼具が使われており、現在使われている鍼は九鍼が発展したものです。
日本に伝来してきたのは大和時代の562年、日本に初めて医学書を伝えたとされている智聡という僧が渡来してきた時と言われています。
それまでは古代中国医学がベースで仏教の僧が医師として鍼灸を施していました。鎌倉時代に入ると、より医学の専門的な知識を持つ僧医が現れるようになりました。その後、安土桃山時代となり日本鍼術の流派を開く鍼治療家が現れるようになりました。
その中でも曲直瀬道三という人物が日本の実証的医学を切り拓いた日本医学中興の祖と呼ばれています。道三は「啓迪院」という医学校を設立し啓迪院という医学書を著しました。道三の医療への考え方は日本の鍼灸の根底をなす基礎となり様々な流派、具体的には御園流、夢分流、入江流などの鍼術に継承されてきました。
このように大和時代から安土桃山時代にかけて古代中国の鍼治療から日本独自の鍼治療へと作り上げられていきます。
そして現在の鍼灸治療に関してですが、西洋医学と東洋医学で用いられる鍼灸の施術方法が若干異なります。
西洋医学的な鍼灸治療は、症状に応じて生理学的な機序に基づき筋肉、血管、神経、身体の反応点に鍼灸施術を行います。
東洋医学的な鍼灸治療は、症状のある局所や周囲、または関連する部位の経穴を用い鍼灸施術を行います。東洋医学では気や血の通り道を経路といい全身の縦横に張り巡らされており、人体の正中の前と後ろを流れる2本の経路を合わせて14本あり気血が循環し栄養を送っていると考えられています。
経穴というのは身体の反応点で、いわゆるツボといわれるものです。十四経脈上にあるツボはWHOによって361か所と定められています。
鍼や灸を用いてこれらのツボを刺激し経路の気や血の流れを良くすることで症状改善へと促すのが鍼灸治療です。
日本国内で使われている鍼の長さは7~90㎜で、太さは0.10~0.30㎜が主流であり、刺鍼法は管と鍼を用いた管鍼法が広く用いられています。
日本の鍼は痛みなく刺せるよう非常に細い形状をしており鍼管は細い鍼を身体に刺入しやすくする重要な役割を持っています。管鍼法を用いることで安全に施術を行うことが可能です。
鍼灸による効果ですが、鍼灸による局所刺激が鎮痛系への作用、筋緊張の緩和、血流の改善を促し痛みを抑制します。
軽度の気分障害やパニック障害など不安障害の患者様にも自律神経機能の改善やリラックス効果も期待でき、薬物療法と併用しての鍼灸治療が有効性が高いというデータもあります。
また、不妊治療にも鍼灸は効果があると言われており自律神経系を介して生殖器系の血流にも影響を及ぼすと考えられており、鍼を受けた方、受けていない方を比較すると受けた方の妊娠率が向上したという報告もあります。
お灸についても熱いイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
直接灸は確かに熱く火傷も伴いますが、今では間接灸や温筒灸といった温かいお灸が主流です。
副作用として皮下出血、だるさ、眠気かゆみや赤みが発生することがあります。
鍼灸に少しでも興味のある方、ぜひ一度お気軽にご相談ください!
げんきや接骨院・はり灸院 高幡不動院
責任者:小林弘輝
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