Q&A 【膝・足 / スポーツ・子供】

7月のQ&A は、【膝・足 / スポーツ・子供】です。
■膝の痛みは年齢のせい?
膝の痛みのすべてが年齢のせいと断定する事は出来ませんが、加齢は
膝の痛みの大きな要因の一つであることは事実です。
何故なら、加齢に伴い以下のような身体の変化が起こりやすいためです。
・軟骨の摩耗
長年膝を使い続けることで骨のクッションである軟骨がすり減り、関節が
スムーズに動かなくなります。
・筋力の低下
膝を支える筋肉、特に太ももの筋肉が衰えると、膝関節への負担が増大
します。
・血行不良
血流が悪くなることで、関節の修復に必要な栄養が行き届きにくくなり
ます。

■階段で膝が痛いのはなぜ?
階段の上り下りの動作は、日常生活の中で最も膝に大きな負担が掛かる
動作の一つだからです。階段を上ったり下りたりする時、体重の数倍の
負荷が膝に掛かると言われています。
・上る時
自分の体重を持ち上げるために、膝関節を支える太ももの前面の筋肉
(大腿四頭筋)が強く収縮します。この筋肉は膝蓋骨(お皿)を引っ張り
上げるため、膝のお皿と太ももの骨の間に強い圧迫力が生じます。
・下る時
体重を支えながらゆっくり下りるために、筋肉がブレーキをかけるような
働き(遠心性収縮)をします。この時、膝関節には体重の3~5倍もの衝撃
が掛かり、非常に大きなストレスとなります。

したがって、階段の上り下りの際は手すりを利用して、膝に掛かる負荷が
大きくなり過ぎないようにしましょう。

■足のしびれは放置していい?
足のしびれが一時的な圧迫(正座など)によるものであれば問題ありま
せんが、症状が続く場合や悪化する場合は、重大な病気が隠れている
可能性があるため注意が必要です。
以下は足のしびれを伴う代表的な疾患です。
・椎間板ヘルニア
お尻から足にかけての鋭い痛みとしびれ。片足に出ることが多い。
・腰部脊柱管狭窄症
しばらく歩くと足がしびれて歩けなくなり、休むとまた歩ける。
(間欠性跛行)

■外反母趾は接骨院で改善する?
外反母趾の症状に対して、接骨院で痛みや歩きにくさの改善は可能な
場合はありますが、曲がってしまった骨の変形を元の状態に戻す事は、
手術以外では難しいのが現実です。
軽い痛みはあるが、まだ変形はそれほど進んでいない場合や、手術する
程ではないが、歩き方や姿勢を改善したい場合などでは、接骨院で
手術を行わない保存療法を中心とした施術を行います。
足の形が明らかに大きく変形している場合や、歩けないほどの強い痛み
がある場合等は、整形外科医にご相談下さい。

■成長痛は放っておいていい?
成長痛は、いわゆる成長期の子供に見られる足の痛みです。
3~12歳頃に多く、膝やふくらはぎ、足首などに感じる痛みです。
多くの場合、成長とともに自然に治まるため過度に心配する必要は
ありませんが、成長痛と似た症状を示す病気もあり注意が必要です。
成長痛は、朝には治まっていることが多いのですが、朝起きた時も
痛がったり、日中もずっと痛みが続いたり、痛みのため歩き方がおかしい
場合など、いつもの様子と違うと感じる場合は整形外科でレントゲン検査
を受けて、大きな病気がない事を確認してもらうと安心です。

■オスグッドは治る?
オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、基本的には成長が止まれば
自然に治る(痛みがなくなる)疾患です。
しかし、スポーツで激しい運動をした場合、痛みが強まり、競技を長期離脱
しなければならなくなるため、基本的な対策が必要です。適切なケアを行う
ことでスポーツを続けながら症状を緩和したり、再発を防いだりすること
も可能です。
痛みが強い時期は激しいダッシュやジャンプを控える事や、太ももの前の
筋肉(大腿四頭筋)が硬い事が原因の一つなので、ストレッチで柔軟性を
高める事、運動後の患部のアイシング等が重要です。

■部活のケガは接骨院でいい?
柔道整復師のいる接骨院は、捻挫、打撲、挫傷(肉離れに近い筋損傷)や、
骨折ではないと思われる痛み・腫れ・動かしにくさの治療(固定・テーピング・
電気・超音波・手技等)を行いますので、スポーツのケガの初期対応やリハビ
リに適しています。
ただし、骨の変形や激しい痛みで動けない場合や、強い腫れや内出血など
がある場合は、まず整形外科の受診をお勧めします。『診断』が出来るのは
医師だけであり、レントゲンやMRI検査で、骨折の有無や靭帯の損傷具合
を正確に把握できます。
その後、必要に応じて接骨院でリハビリも可能です。

■スポーツ後のケアは必要?
スポーツの後のケアは、とても大切です。
適切なケアを行うことで疲労回復が早まり、ケガの予防やパフォーマンス
維持に繋がります。
・運動直後のクールダウンと静的ストレッチは、筋肉の柔軟性維持と乳酸
除去を助けます。
・捻挫や打撲、腫れ等は、アイシングをしたり、圧迫を行ったりして、炎症や
腫れの悪化を防ぎます。
・十分な睡眠と、蛋白質や炭水化物をバランス良く摂取する事で、筋肉の
修復が進みます。
・疲労がたまりやすい部位は、テーピングやマッサージで筋肉の張りをほぐします。

【この記事の執筆者】
げんきや接骨院 はり灸院雫石
横森(鍼灸師)
【監修者】
院長 木村(柔道整復師)

雫石町で「接骨院・鍼灸」サービスを提供しています。
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