皆さんは、夜しっかり眠れていますか?
思う様に眠れない、疲れが取れないという方も多いのではないで
しょうか?
日本人の成年で3~4割の方が、日常的に不眠の悩みを抱えている
というデータもあるようです。
要因として長時間の労働や家事、若い世代中心に寝る直前まで
スマホやPCの使用、加齢や心理的ストレス、睡眠時無呼吸症候群
などが取り上げられています。
そして不眠の結果、太ってしまったという経験のある方もおられると
思います。
今回は不眠に関わる症状の中でも、肥満との因果関係を取り上げて
みました。
睡眠不足と肥満には密接な因果関係があります。
最新の研究でも睡眠時間の短縮が将来の肥満リスクを大幅に高める
ことが実証されています。
■ 睡眠不足で太る主な理由
★食欲調節ホルモンの乱れ
睡眠が不足すると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減少し、食欲を
高めるホルモン(グレリン)が増加します。更に、起きている時間が長い
ことで夜食などの摂取機会が増えるほか、脳がジャンクフードなど
高カロリーなものを欲するようになります。
★エネルギー代謝の低下
睡眠不足により成長ホルモンの分泌が減り、基礎代謝や脂肪燃焼効率が
低下します。そのため糖代謝が悪化しインスリンの働きを鈍くするため、
脂肪が蓄積しやすくなります。
そして、睡眠不足による疲労感から日中の運動量や趣味への意欲が低下し、
更なる肥満の悪循環を招きます。
■ 様々な属性による特徴
★男女比
男性の方が睡眠不足による肥満リスクが顕著に出やすい傾向があります。
一方、女性はホルモンバランスの変化(更年期など)に伴う不眠が肥満に
繋がりやすいという報告もあります。
★年齢層
40〜50代の働き盛り世代で、短時間睡眠と肥満の関連が最も強く見られ
ます。
また、乳幼児や学童期の睡眠不足も、将来の肥満リスクを数倍に高めること
が指摘されています。
★家族構成
育児中(特に乳幼児の親)や介護者は、断続的な睡眠を余儀なくされるため、
慢性的な睡眠不足から体重増加を招きやすい環境にあります。
★飲酒の有無
過度な飲酒は摂取カロリーを増やし、特に男性において肥満や高血圧に強く
影響します。また、飲酒は睡眠の質を下げ、間接的に肥満リスクを高める要因
になります。
★職業
夜勤・交代制勤務(看護師、工場、警備など)や、長時間労働のフルタイム労働者は、
体内時計の乱れから代謝が落ち、肥満率が高い傾向にあります。
★持病の有無
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠の質を著しく下げると同時に肥満を悪化させる
「負のスパイラル」を生みます。
また、糖尿病予備軍の方は、睡眠不足により血糖コントロールがさらに困難に
なります。
★趣味の有無
趣味そのものが直接肥満を防ぐというよりは、「余暇の過ごし方」が心身の健康を
通じて影響します。
趣味を楽しむことはストレス解消に繋がり、ストレスによる過食(ドカ食い)を防ぐ
効果があります。アウトドアやスポーツなどの活動的な趣味がある場合、自然と
身体活動量が増え、肥満予防に寄与します。
■まとめ
2025年以降のデータによれば、平均睡眠時間が7〜9時間の人に比べ、
5時間以下の人は肥満になる確率が約50%高くなると報告されています。
良質な睡眠を確保することは、食事制限や運動と同等、あるいはそれ以上に
現代人にとって重要な「ダイエット・健康管理」の柱となっています。
げんきや接骨院 はり灸院 雫石
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