こんにちは!
げんきやはりきゅう整骨院紫波です!
みなさん、最近寒くなったり、暑くなったりで体調を崩してはいないでしょうか?
あと、今年は花粉が早くも飛んでるみたいで花粉症の症状が出てる方もけっこういるようですね。(私も目がショボショボしてました…)
今回のテーマは、寒暖差などで自律神経が乱れて、肩こり、頭痛、神経痛などの症状が出てる方や、花粉症の方にも効果がある【鍼灸(しんきゅう)】の治療です。
『鍼灸(しんきゅう)とは?』
みなさん、鍼灸(しんきゅう)という言葉、聞いたことありますかね?
別の読み方で鍼灸(はりきゅう)ともよみますが、こちらのほうが聞いたことあるかもしれませんね。(ウチの整骨院の名前にも入ってますね)
鍼灸(しんきゅう·はりきゅう)とは疾患や症状に適した※1経穴(けいけつ)に金属の細い針を刺入したり※2艾(もぐさ)を置いて燃焼させたりなど、生体に刺激を加えることで元々身体に備わっている病気を治す力を高めて元気にする治療法です。
※1俗に「ツボ」と呼ばれ、身体には361箇所以上のツボが存在すると言われています。東洋医学の長い歴史の中で、経験的に刺激すると症状が特に良くなる部位として伝えられ、現在まで使われてきました。
※2ヨモギの乾燥した葉をつき砕き,葉身部を取除いた腺毛,毛などの塊をいう。
『鍼治療』
鍼治療で使う鍼は極めて細いステンレス製あるいは銀製の鍼《長さ約15mm~90mm、太さ直径約0.10mm~0.30mm(髪の毛くらいの細さを用いているので、一般的な注射のような痛みはありません)》で経穴(けいけつ)に刺激を加えることで、急性症状の鎮痛や筋緊張緩和、血液循環改善などに効果があるとされてます。
『灸治療』
灸とは、艾(もぐさ)を用いて経穴(けいけつ)に熱刺激を加える方法で、主に慢性症状の腰痛や肩こり、免疫機能や代謝機能を高める効果、冷え性や月経痛、不妊症などの婦人科系の疾患にも効果があるといわれています。
『鍼灸治療のメカニズム』
ヒトの身体には病気やケガを自分で治す自然治癒力や、外から入ってくる病原体から身を守る免疫力が備わっています。傷害を受けるとそれらのシステムが働きだし、身体に様々な反応が起こります。
例えば、血管を拡張させて酸素や栄養をたくさん含んだ新鮮な血液を呼び込んで新陳代謝を高めたり、異物と戦う白血球を呼び寄せて傷付いた部位から感染することを防いだりします。
鍼灸治療はこのような反応を利用して、皮膚や筋肉に目には見えない微細な傷や小さな火傷を作り、筋肉の血液循環を改善して肩こりや腰痛を治したり、傷害を負った部位の修復を促進したりします。
また、ヒトの身体には痛みを抑制する様々な仕組みが備わっています。痛いところを押さえたり擦ったりすると痛みが和らぐとか、気分が良くなることや楽しいことをしている間は痛みが気にならないなど、誰もが経験されているのではないでしょうか。
鍼灸の刺激は、このような痛みを抑制する仕組みを働かせるきっかけになり、その結果として鎮痛効果を発揮します。
さらに、身体には皮膚や筋肉などに刺激が加えられると自律神経の活動が変化し、自律神経が支配する臓器・器官の働きが反射的に調節される仕組みも備わっています。
鍼や灸の刺激はその仕組みを利用して自律神経活動を変化させ、血管の調節をしたり臓器の働きを良くしたりします。その結果、血圧が調節されたり、ホルモンバランスが整えられたり、免疫系が活性化したりなど全身性の広範な効果が引き起こされます。ですから、鍼灸治療を続けていると体調が良くなり、病気になりにくくなるのです。
げんきやはりきゅう整骨院では疾患に対しての鍼灸施術の他にも美容鍼などの美容系の施術も行っております。また、症状によっては鍼灸治療でも保険適応になる場合もございますので、気になる方はお気軽にご相談ください。