腰椎分離症

日差しもだんだんと暖かみを帯び始め、春らしさが感じられますが季節の変わり目ですので体調に気をつけてお過ごしください。

こんにちは。

千葉県白井市にあるげんきや接骨院 白井駅前です。

今回は【腰椎分離症】について書いていきたいと思います。

【腰椎分離症とは何か】

腰椎椎弓を構成する上・下関節突起の間の関節突起間部の連続性が断たれた状態をいう。

大多数の症例では青少年期の過度のスポーツが原因と考えられていることから、青少年における腰痛の原因疾患の1つとして重要であり、多くは第五腰椎に発症し、X線学的には45°斜位撮影像でよくとらえられる。

イヌイット(エスキモー)で発生率が非常に高いこと、潜在性二分脊椎を併存する傾向、そして家族集積性が認められることがあることから、かつては遺伝的素因説が有力であった。

青少年の約10%にみられる。スポーツの種類によって異なるが、スポーツ愛好家や選手では一般の青少年の約3倍の発生率である。これらのことから、最近は成長期での活発な運動、特に腰椎の過度の伸展や屈曲による荷重が関節突起間部に繰り返し加わって生じるストレス骨折と考えられるようになっている。したがって、分離部の組織所見は骨折の偽関節に近似している。

分離した椎体と椎弓はそれぞれ安定性を失う.

すぐ尾側の椎間板が変性に陥ると、椎体は前方へすべり出し、脊椎分離すべり症となる。

治療

青少年の脊椎分離症は、腰痛が生じて間もなくであれば保存的治療による癒合が期待できる。すなわち、スポーツ活動を少なくとも6ヶ月間中止させ、硬性コルセットを厳格に装着させる。選手である場合には、取り残されることを心配するための心理的ストレスが大きく落胆に陥りやすいので、希望をもたせ励ましながら対応することが大切である。急性気を過ぎて骨癒合が期待できない場合には、腰痛が支障とならなければ、スポーツ活動を必ずしも禁止する必要はない。選手の環境に配慮して薬物療法やブロック療法を用い、スポーツ活動に参加させてやることが大切である。

成人の脊椎分離症は、保存的療法によって分離部の癒合は得られない。しかし、脊椎分離があるから腰痛が必発というわけではない。痛みがない場合、あるいは痛みが軽度の場合には、仕事やスポーツを必ずしも禁止する必要はない。

疼痛が高度で、慢性の経過をたどって日常生活やスポーツに支障がある場合には、手術が適応になる。青少年では椎間板変性の認められない症例には、椎間可動域を温存できる分離部固定術が良い適応である。

参考文献”標準整形外科第11版”

 

 

 

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