足底筋膜炎

 

皆様、こんにちは😊

白井駅前整骨院です。

 

今回のブログは『足底筋膜(足底腱膜)症』です。

①足底筋膜症とは?

足底腱膜症は、かかとの骨の下側から指の付け根に及ぶ足底腱膜と呼ばれている密度の高い帯状の組織に痛みが生じる状態です。かかとと指の付け根の間にある結合組織が、損傷して痛むことが有ります。かかとの下側に痛みを感じ、朝起きた後や長時間の安静の後、最初に体重をかけた時にしばしば悪化します。

②足底腱膜炎の治し方は?

足底腱膜炎の治療。足底腱膜炎の治療は、薬による治療、装具療法、ストレッチ、体外衝撃波治療、そして手術です。体外衝撃波治療は、衝撃波を足底腱膜に照射する治療です。2012年から健康保険が適用になりました。

③足底筋膜炎どこほぐす?

足底筋膜炎は、足裏の炎症ですが、実はふくらはぎの筋肉が固い場合にも発症します。ですので、足裏マッサージを施してもあまり症状に改善が見られないと言う方は、是非ふくらはぎのマッサージも試してみてください。マッサージ方法は簡単で手のひらでふくらはぎをおしていくだけです。

④足底筋膜炎の歩き方は?

足底筋膜炎を悪化さないために、つま先から離れ踵から着地するような歩き方をすると良いでしょう。歩幅は適切に取ります。正しい歩き方をすることで足底筋膜炎を防ぐだけでなく、姿勢も正しくなり腰などへの負荷も緩和されます。靴は、足を測定してもらい、自分の足に合った靴を選びましょう。

⑤足底腱膜炎の原因は?

そのため、長時間の立ち仕事や歩行、体重増加、靴の不適合、スポーツによる使い過ぎなどが主な原因とされています。その付着部に繰り返しストレスがかかることにより発症します。もちろん加齢による足底腱膜自体の変性(老化)も関係しています。

⑥足裏のゴリゴリは何?

このゴリゴリの正体とは、老廃物(体内のゴミ=乳酸・尿酸)です。足裏マッサージの際、押すことで老廃物が神経にぶつかり痛みをともない、同時に代謝を促進させて老廃物も除去します。だからといって、ゴリゴリが老廃物だけとは限りません。

⑦筋膜炎の治し方は?

筋膜炎の治療法基本的には、痛みがある筋肉を必要以上に使わないようにする事です。体を少しでも安静にして休めて、筋肉の疲労を取ることを心がけてください。炎症が慢性化しないうちに、鎮痛消炎剤の内服、トリガーポイントへのブロック注射なども必要でしょう。

⑧足底筋膜炎の保険適用は?(体外衝撃波治療とは)

体外衝撃波治療は、腎臓結石を破砕する治療方法の一つとして広く認知されていましたが、平成24年4月から、「難治性足底腱膜炎」についても、医療保険適用が認められる治療になりました。

⑨足底筋膜炎の年齢は?

主に40~50代以上に見られますが、若い年齢でもマラソン・サッカー・バスケットボールなどスポーツをする人に見られます。

⓾足底筋膜炎なぜ朝?

足底筋膜炎は、足底の腱や筋肉が日中でも伸び縮みしにくく、腱や筋肉に負担がかかり痛みが出ている状態です。その上に、夜寝ている間に血流が落ち、更に柔軟性も落ちるので朝起きた時に痛みが強く現れます。

⑪足底筋膜炎は何科に行けばいいの?

整形外科を受診してください。診断は、問診(どんな時に、どんな痛みを感じるかの聞き取り)と触診(足の裏などを指で押して、どこが痛むかを確認)によって行われます。扁平足の患者さんや、骨がもろくなっている(骨粗鬆症)可能性がある高齢の患者さんなどには、補助的にレントゲン撮影を行うこともあります。

⑫足底筋膜炎ひどくなるとどうなる?

足底腱膜炎が起こると、「朝起きてからの最初の一歩が激しく痛む」「急に歩き出すと痛む」と言った症状がみられるようになります。慢性化すると、踵の骨に骨棘(こっきょく)と呼ばれるトゲのような突起ができて、さらに痛みが増す事があります。

⑬足底腱膜炎の老化は?

長時間の立ち仕事などによる疲労や加歳(40~60歳代に多い)によっても足底筋膜が固くなる事によってクッション機能が低下し足底筋膜炎を起こす場合があります。この場合、足底以外の筋力で体重を支持する事が苦手な場合でも同様の状況が作られやすいです。

⑭足底筋膜炎の人口は?

足底腱膜炎は、足の裏にある腱膜の炎症です。患者数が多く、人口の約10%が罹患すると推測されています。

⑮足裏が痛む「足底筋膜炎」になりやすいのはどんな人?

(足のアーチの高さが崩れている人)

ヒールなどによって足のアーチが高すぎる人、偏平足によって足のアーチが低い人は不均等なストレスが足の裏にかかりやすい為、足底筋膜に負担がかかりやすくなります。足のアーチは、体重を支えたりしたり、歩く時の衝撃を吸収する板バネの様な役割が有ります。

⑯モートン病とはどんな病気?

モートン病は足趾(そくし=足の指)へと向かう神経が、足趾の付け根の部位で圧迫を受ける事で生じる神経障害です。神経が圧迫される原因には、ハイヒール等の爪先が細くヒールが高い靴を履くことや、外反母趾(がいはんぼし)等、骨の形態異常があります。

⑰足底筋膜炎ほっとくとどうなる?

足底筋膜炎は、我慢して放置するとどんどん痛くなって行きます。足の裏や踵の痛みを「その内治るだろう」と痛みを我慢していますと、範囲が広がり痛みが強くなって歩く事も困難になってしまいます。

⑱足底筋膜炎の運動療法は?

足底部にボールなどを入れて直接ストレッチを行います。足趾を上に持ち上げた状態で前に体重をかけてストレッチします。タオルを用いて、足関節を上に反りストレッチします。段差上でつま先立ちとなり足趾の下にタオルを設置し、踵上げ下げ運動を行います。

⑲瘦せていても足裏が痛くなる理由とは?

朝、起きがけの一歩目に起こる足裏の激痛。通勤中、立っていると耐えられないほどの足裏痛、歩くたびに痛む足裏の痛み。

足底筋膜炎(足底腱膜炎)の方はこの様な症状に苦しめられているのでないでしょうか?インターネットなどで検索し調べてみると足裏の痛みは様々な原因があると言われています。その中に「体重が原因」と言われる事があります。しかし、瘦せていても足裏の痛み、足底筋膜炎に苦しむ人は多くいらっしゃいます。では痩せていて足裏が痛くなる原因とはいったい何なのでしょうか? 

⑳太っている事は足裏痛を助長する原因ではない。

インターネット等で検索すると足裏痛、足底筋膜炎の原因は太っている事が原因と言われる事があります。太っている方が整形外科に足裏が痛いと訴えて行くと、「体重が原因なので瘦せてください」と言われて終わってしまうケースも有ります。

確かに太っている事で足裏にかかる負荷が増すため足裏痛を訴えるリスクはあります。

しかし、根本原因ではありません。仮に体重過多が根本原因だとすると相撲力士は全員足裏が痛くならないとおかしいです。毎日裸足で稽古しており、冬も足裏が冷える為足裏にかかる負担は一般の方より遥かに多いでしょう。相撲力士の中でも足裏痛、足底筋膜炎になる人はいますが、全員が足裏痛を訴える訳ではありません。

根本原因にプラスアルファ体重が重いという事が重なると足裏痛、足底筋膜炎になるリスクはかなり上がってしまいます。

㉑足底筋膜炎の根本原因は?

足底筋膜炎の根本原因は体重ではない事を理解していただけたと思いますが、では「根本原因は何?」という事が気になる所だと思います。足底筋膜炎の根本原因は「足根骨の歪み」が原因です。足根骨とは踵から足の甲、足の指にかけての骨を言います。(足首のくるぶしから下の骨をまとめて足根骨という)足根骨は立位時、歩行時、走行時に体重を支える大変重要な部分です。足根骨が、捻挫の後遺症や、普段の不良姿勢で歪みが起きてきます。歪みと言っても本の0,数ミリの世界です。この微妙な歪みがあると足根骨は不安定な状態になり、不安定な状態を安定させるために足底腱膜(足底筋膜)がピンと張った状態になり、更に歪まない様にしています。ピンと張った状態の足底筋膜は歩行時にかかる負担が増し、やがて徐々に痛みを訴える様になってきます。

足根骨が歪む→歪みが原因の不安定感を支える為に足底筋膜が張る。

→足底筋膜に痛みを感じる様になる。→更に体重が重くなる。→歪まない様に支えている足底筋膜に更に体重による負荷が倍増される。→痛みがもっと強くなる。

と言う悪循環に陥ってしまいます。整形外科などに行くと「体重が原因だから瘦せないと駄目だよ。」と言われたと言う方も多くいらっしゃいます。しかし、根本原因では無いため体重を落としても痛みが緩和しない可能性も高いです。体重を減らすことは様々な事にメリットがありますが、体重を減らすと同時に足根骨の歪みを元に戻す治療をする事がとても重要です。

㉒足根骨の歪みを治すセルフケア

歪んでしまった足根骨を元の正しい状態に戻すには、熟練した治療技術が必要です。余りにも痛みが治らないようでしたら、足根骨の矯正が出来るお近くの治療院へ行くべきだと思います。セルフケアで足根骨の歪みを治せないものかと今も日々模索中ですが、残念ながら最高のセルフケアにはたどり着いていません。

㉓足底筋膜炎(足底腱膜炎)のテーピング法

足の裏は、「歩く」「立つ」など日常生活でも常に体重の負荷がかかってしまう為、足底筋膜炎(足底腱膜炎)は治りづらい疾患と言われています。

足底筋膜炎(足底腱膜炎)の痛みを訴えている方が足の裏の負担を減らすためには「安静」にする事が大事ですが、「安静」にするためには「寝たきり」になるしかならず、日常生活を考えるとまず不可能と言えます。

しかし、痛みより早期に軽減したい場合、日ごろの負担を減らす必要があります。

そこで、日常生活の「歩く」「立つ」等の足の裏への負担を減らす為にテーピングを行う。

 「歩くと足の裏が痛む」「通勤中、革靴で歩くと痛い」

 「立ち仕事で辛くなってしまう」「痛みはあるが、部活を休めない」

等の理由がある方は必ずテーピングを行ってください。

普段の生活の足の裏への負担を減らす事で、寄り早期に治療が望める様になります。

#テーピングをするとかぶれてしまう方は、「有肌キネシオロジー」と言う種類のキネシオテープを使用してください。 

 

参考文献

10秒かかとあげで足裏の痛みが消える!足底筋膜炎 モートン病 単行本

2020・12・24 冨澤 敏夫

手足の痛み、しびれは自分で治せる! 単行本 

2018・12・18 酒井慎太郎

 

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