季節の変わり目になりますと環境や気温の変化が大きく、特に体調を崩しやすい時期ですね。
こんにちは。千葉県白井市にある、げんきや接骨院 白井駅前店です。 本日は
自律神経症状
について書いていきたいと思います。
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まず自立神経とは？・・・神経は大きく分けて２つになります。
- 脳や脊髄からでる「中枢神経」
- 中枢神経と末梢の器官をつなぐ「末梢神経」
「末梢神経」からはさらに３つに分かれています。
- 大脳から骨格筋などへ伝える「運動神経」
- 感覚の情報（冷たい・熱い・痛い等）を大脳などへ伝える「感覚神経」
- 内臓運動に働きかけ、循環・体温・消化などの恒常性維持（体内の状態を一定に保つこと）に関わる「自立神経」
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症状・・・内臓運動、恒常性維持に関わる「自立神経」が障害されるとどうなるのか？
- 発汗障害…発汗低下による皮膚の乾燥
- 血流の障害…急性期では血管の拡張・皮膚の紅潮・皮膚温の上昇。慢性期では反対に血管の収縮・皮膚の蒼白・皮膚温の低下。
- 栄養障害…皮膚表面が委縮し指紋が不明瞭になる。爪やＸ線にて骨の委縮が見られる時がある。
- 膀胱直腸障害…尿閉や便失禁
- 起立性低血圧…起き上がった時や立ち上がった時に立ち眩みが見られる。
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原因は？・・・大きく分けて２つあります。
- ガラス・刃物などによる開放性損傷
- 骨折・絞扼性神経障害（習慣的な足組み・睡眠中の圧迫など）、同一ヶ所を長時間圧迫し続けて損傷される閉鎖性損傷
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治療法
- 保存療法…末梢神経は中枢神経に比べて回復力が優れている為、基本的に自然回復を待ちます。
- 手術…症状が重い方などは手術で回復を図ることもあります。
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接骨院でのアプローチは？
慢性期の症状に対して、血流の促進・回復を促す為に鍼灸やマッサージも治療の一 つとして効果的です。 いくつかツボもご紹介させて頂きます。
- 内臓系の調子を整える…足三里
- 交感神経が優位になりやすいのでそのバランスを整える為に…合谷、神門、百会、盤龍刺、失眠（不眠症の方）
また、鍼が苦手…という方はお灸だけでも効果の期待が見込めます。症状が良くなるよう、治療の一つとして皆様のお役に立てればと思います。
参考文献
自立神経障害における症状や原因について
標準整形外科 第14版
病気がみえる運動器・整形外科 vol.11
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