こんにちは。「げんきや接骨院白井駅前」と申します。
5月になりましたが、まだまだ天候の変動があって体調不良の方もいらっしゃるかと思われます。
特に、強烈な風や大雨や寒暖の差などは、体の不調が出るかもしれません。
そこで、今日は変動と申しまして背骨の「側彎症」について解説していきたいと思います。では、よろしくお願いいたします。
側彎症とは
正常な脊柱は、前後方向から見ると直線的で、側方から見ると生理的な湾曲を持っています。
側彎症は、脊柱(背骨)が側方に曲がり、回旋(ねじれ)を伴う状態を指します。これは単なる側方への曲りではなく、脊柱がねじれる事で、立体的に変形します。
側方への湾曲
背骨が左右いずれかに弧を描く様に曲がります。この曲がりは胸椎、腰椎、又はその両方に現れる事が有ります。
回旋
脊柱が側方に曲がるだけでなく、各椎骨が捻れる様に回旋します。このため、肋骨の位置も変わり、胸郭の変形(肋骨の隆起)が生じる事が有ります。
側彎症の症状
側彎症の症状は、曲がりの程度や進行具合によって異なります。側彎症の主な症状についてご紹介しましょう。
肩や腰の高さに違いが生まれる
片方の肩がもう一方より高くなったり、片方の腰がもう一方より高くなったりします。
腰のくびれの非対称
腰のくびれが片側にのみ強調されます。
背中や肋骨の隆起
前屈した時に背中の片側が隆起します。(肋骨隆起)。特に胸椎側彎の場合に見られる症状です。
体幹の歪み
体が一方に傾いたり、片側の肩甲骨が突出したりします。
背中や腰の痛み
長時間の座位や立位、運動後に痛みを感じる事が多くなります。思春期の特発性側彎症では、痛みを感じない事も有るが、成人期には痛みが現れる事が有ります。
疲れやすさ
背中や腰の筋肉に負担がかかりやすく、疲れやすくなります。
呼吸困難
重度の場合、胸郭の変形により肺の容量が制限され、呼吸がしづらくなります。
運動時などでは息切れを感じる事が有ります。
姿勢の悪化
正しい姿勢を保つのが難しくなります。
座っている時や立っている時に、背中が丸く成ったり、体が傾いたりします。
慢性的な痛み
側彎が進行すると、慢性的な背中や腰の痛みが生じる事が有ります。
神経症状
神経が圧迫される事で、下肢のしびれや筋力低下が生じる事が有ります。
重度の側彎症では、歩行困難や排尿・排便の問題が発生する事も有ります。
心肺機能の低下
胸椎側彎症が進行すると、心臓や肺の機能に影響を及ぼし、呼吸困難や心肺機能の低下が生じる事が有ります。
心理的な影響
外見上の変化や姿勢の悪化により、自己意識が低下する事が有ります。
思春期の子どもや若者に特に多く見られます。
学校や職場での活動に対する不安や、自身の喪失が生じる事が有ります。
側彎症の原因
側彎症の原因は多岐にわたり、以下のように分類されます。
特発性側彎症
最も一般的で、全側彎症の約80%を占めます。
原因は明確には解明されていませんが、遺伝的要因や成長に関連していると考えられています。
乳児特発性側彎症(0-3歳)
生後間もない頃に発症。自然に改善する事が多いですが、定期的な監視が必要です。
小児特発性側彎症(4ー10歳)
乳児期から小学校低学年に発症。進行する可能性がある為、早期発見と治療が重要です。
思春期特発性側彎症(11ー18歳)
最も一般的なタイプ。思春期の成長スパート中に発症する事が多いです。
先天性側彎症
胎児期の脊柱の発達異常によるものです。
椎骨が正常に形成されないか、複数の椎骨が融合してしまう事が原因です。
#主なタイプ
分節異常
椎骨が完全に分離せず、複数の椎骨が癒合している状態。
形成異常
椎骨の一部が欠けていたり、異常な形状になっている状態。
混合型
分節異常と形成異常が組み合わさった状態。
神経筋性側彎症
神経や筋肉の異常により、脊柱が安定せず、側彎が進行します。筋肉の制御やバランスが取れない事が原因です。
#原因となる疾患
脳性麻痺
筋肉の緊張やコントロールが困難で、脊柱が曲がります。
脊髄性筋萎縮症
筋肉の萎縮と弱化により、脊柱が支持出来なくなります。
筋ジストロフィー
筋肉の遺伝的な疾患で、筋力低下により側彎が進行します。
外傷性側彎症
事故や怪我による脊柱の損傷が原因です。
骨折や脱臼が側彎を引き起こす事が有ります。
感染性側彎症
脊椎の感染(例:結核性脊椎炎)により、脊柱が変形します。
腫瘍性側彎症
脊椎やその周囲に発症する腫瘍(良性または悪性)が原因です。
腫瘍の圧迫や破壊によって側彎が生じます。
代謝性疾患による側彎症
代謝異常により骨が弱くなる(例:くる病)事で側彎が進行します。
環境要因
不適切な姿勢
長時間の悪い姿勢や片側に偏った動作が習慣化する事で、脊柱に負担がかかる可能性が有ります。
重い荷物の偏った持ち方
長時間にわたり片側だけに重い荷物を持ち続けると、脊柱に歪みが生じる事が有ります。
遺伝的要因
側彎症の家族歴がある場合、遺伝的な要因が関与している可能性が有ります。
側彎症の原因は多様であり、正確な診断と適切な治療が必要です。
早期発見と定期的な監視が重要で、特に成長期の子どもや若者には定期的な健康チェックが推奨されます。
視診と問診による症状の確認
背中を視診し、肩の高さの違い、腰のくびれの非対称、肋骨の隆起などの外見的な変化を確認します。
日常生活での痛みや不安感、疲れやすさ、呼吸困難等の症状についても問診します。
前屈テスト
前屈した時に、背中の片側が隆起しているかどうかを確認します。
このテストにより、脊柱の回旋や肋骨の隆起をチェックします。
触診
背中や腰を触診し、脊柱の曲がり具合や筋肉の緊張を確認します。
神経学的検査
神経の圧迫による影響を確認する為に、反射、筋力、感覚の異常を検査します。
側彎症の治療(理学療法)
装具療法や手術療法と併用して行われる事が多く、軽度から中等度の側彎症で、筋力を維持し、姿勢を改善する為に行います。
装具療法の方法
筋力トレーニング
背中や腹部の筋肉を強化する為の運動
ストレッチング
脊柱の柔軟性を向上させる為のストレッチ
姿勢矯正
正しい姿勢を維持する為のエクササイズ
装具療法の効果
筋力と柔軟性を向上させ、側彎症の進行を防ぐことが出来ます。
痛みの軽減や、姿勢の改善に寄与します。
終わりに
患者様のその他の症状にも、真撃に向き合って参りますので、お体の不調でお悩みが有りましたら「げんきや接骨院白井駅前」もしくは、お近くの「げんきや接骨院」までお問い合わせください。心よりお待ちしております。
参考文献
側湾症は治る!作者 大塚 乙衛、青木 晴彦 マキノ出版 2013年10月15日
側湾症は自分で治せる! 作者 石原 周 マキノ出版 2021年 4月8日
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