腰椎すべり症とは？？
みなさん、”すべり症”はご存じですか？
腰の痛みで悩んでいませんか？
みなさんこんにちは!!げんきや接骨院新宿御苑です。(^▽^)/
今日はすべり症について書いていきます。
“すべり症とは”
その名の通り、腰の骨がずれるものです。
本来ならば、真っ直ぐに連なっている背骨の骨、(椎体)は簡単にずれることはないのですが
なんらかの原因により椎体と椎体が前後にずれることで、変性して突出した椎間板、及びずれた椎体の後方の骨縁などにて
馬尾神経、神経根など神経が圧迫される状態をすべり症といいます。
すべり症は詳しくみるといろんな種類があり、
骨折を伴う”分離すべり症”と、伴わない”変性すべり症”というものもあります。
分離すべり症は、”分離症”が原因でずれてしまうものです。
分離症は、椎弓の一部である上下の関節突起のちょうど間の部分割れてしまい（簡単に言うと、椎体が割れてしまい）、
連続性が絶たれ て、椎弓と椎体、つまり背骨の後ろの部分と前の部分が離れ離れになってしまった状態です。
これにより、椎体がすべってしまうのが分離すべり症です。
このように原因疾患があってなるものと、
骨折を伴わない“変性すべり症”があります。
原因となるもの
＜分離すべり症＞
腰椎分離症のほとんどは10歳代の成長期に激しいスポーツなどの過度な負荷がかかり、起こる疲労骨折です。
「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで同じ動作の繰り返しでおこります。
腰椎への伸展（後ろに反る）と回旋が主な動作と考えられています。
これを放置することによってすべり症になります。
＜変性すべり症＞
変性すべり症は明らかな原因は不明ですが、多くは加齢とともに椎間板や靭帯、関節など腰椎を固定している組織が変性を起こし、それに伴って腰椎の安定性が失われ、
ずれる(すべる)と言われています。
ホルモンの影響もあったりするため女性にやや多い傾向があります。
症状は？
「すべり症」では腰椎がずれることによって脊柱管が狭くなり、馬尾神経や神経根が圧迫されて症状が出ます。
基本的には脊柱狭窄症と同じ症状がでます。
・腰痛
・坐骨神経痛
・下肢痛、しびれ
・間欠性破行
これは少ない距離なら歩けるのですが、立ったり・歩いたりしているとお尻や太ももの部分が痛くなって、しびれ歩けなくなります。
けれども、少ししゃがんだり、座って休むことで楽になって、また歩ける状態のことです。
・
なってしまったら？？
すべり症の治療ではまず保存療法が選択されます。コルセットなどにより、腰への負担を軽減します。
痛みにより身体が他の部分で庇って動くため、分離症症状以外で痛みなどが増強することも多いため
周りの部位から出てくる痛みも除去していく必要があります。
また、リハビリとしては、ストレッチや腹筋を中心とした筋力訓練が必要です。
また姿勢不良などでも症状の再発や、他の疾患も引き起こしてしまうため
ストレッチをメインとした矯正治療などを行っていく必要があります。
これらを接骨院で行っていきます。
痛みやしびれが激烈な場合や、足などが動かなくなったり、感覚が無くなってしまう麻痺と呼ばれる症状が出現している場合などは手術療法が検討されます。
このように治療は出来ますが、症状がでてからだと、本当に時間がかかってしまいます。
少しでも気になるな.．ということがありましたら早めに対処していきましょう！！
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