頭痛について

1月のブログ

 

~新年のご挨拶~

昨年はご厚情賜り深く感謝申し上げます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

さて今回は頭痛について取り上げてみたいと思います。

一般的に聞きなじみのある症状であり、頭痛を感じたことや悩んでいる方に遭遇したこともあるのではないでしょうか。

早速みていきましょう!

下の方に施術で使用するツボや生活習慣のコツも記載しています。

当てはまる人は少しでも試してみてください!

 

 

 

頭痛はありふれた症状で、医療機関を受診する患者の約10%が頭痛を訴えるそうです。

日本人の3~4人に1人(約3000万人)が「頭痛持ち」である。そのうち2200万人が緊張性頭痛、840万人が片頭痛、1万人が群発頭痛といわれる。クモ膜下出血・脳腫瘍による頭痛は、毎年約1万人~3万人に発生する。

日常生活に支障ある頭痛を、世界中で最低40%の人が経験する。

女性の方が、男性より頭痛を訴えることが多いです。

緊張性頭痛の60%、片頭痛の80%が女性です。

(一説には生理時のホルモンが関与しているとも言われています。)

原因

・血管拡張
片頭痛など。血管収縮による頭痛はないとされる。

・精神、筋の緊張
筋緊張性頭痛では、『ストレス → 筋収縮 → 頭痛 → ストレス』というサイクルが生じる。肩が凝ったような感覚などが当てはまります。

・神経痛
頭部を支配する感覚神経である三叉神経や上部頸髄神経の損傷は頭部の神経痛を引き起こす。

・関連痛
耳・鼻・歯などの疾患による痛みの関連痛となる。

 

一次性頭痛
一次性頭痛と、二次性頭痛に分けられる。一次性頭痛の場合、一次性頭痛の1つが単独で起こっている場合もあれば、2つ以上が合併して起こっている場合もある。

一次性頭痛は多くの場合、患者さんは「いつもの頭痛」と認識しており、医療機関を受診しないことが多い。受診時はたいてい、「ふだん経験したことのない頭痛」「今まで感じたことがないくらい痛い」として受診する。

 

緊張型頭痛

精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合っていると考えられている。

身体的ストレス

・無理な(不良な)姿勢

・目の酷使

・長時間の同一姿勢

精神的ストレス

・ストレスを抱えること

・自律神経の乱れ

・女性に多く、頚部・側頭部の異常な筋の緊張が出現している

 

片頭痛

・朝、目が覚めて起きた時から頭痛として感じる場合

・太陽の光などを頭や目に受けて頭痛が起こった場合

・激しい運動後や緊張が解けてほっとした時、休日などにも発生しやすい。

 

片頭痛の発生メカニズムについてはまだ解明されていない部分がある。

「セロトニン説」と「神経血管説」の2つがある。また、遺伝の要因もあるとも考えられている。

 

セロトニン説
ストレス・緊張などにより脳が刺激を受けると、血液成分である血小板から血管を収縮させる作用を持つセロトニンが多量に放出されるようになり、脳内の血管が収縮する。時間の経過と共にセロトニンが分解・排泄されて減少すると、一度収縮した血管が逆に広がりはじめるようになり、この時に頭痛が起こるようになるというもの。

 

三叉神経血管説
脳から伝えられた何らかの刺激が血管周囲にある三叉神経を刺激し、三叉神経の末端から血管を拡張させる作用をもつさまざまな神経伝達物質が分泌される。その結果、血管が広がり、その周囲に炎症が起こって頭痛として自覚されるというもの。

 

睡眠で軽快することが多いが、起床で始まることも多い。ただし、睡眠中に呼吸が無意識のうちに止まってしまうという「睡眠時無呼吸症候群」が原因となっていることもある。口呼吸する習慣のある人・肥満気味の人は要注意である。

 

 

治療と生活習慣改善による予防

・長時間の同一姿勢は避ける。

・ぬるめのお風呂にゆっくり入る。

・首や肩をほぐしたり、動かす。

・ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行うようにする。

過労やストレスを溜めないよう、こまめに気分転換をはかる。睡眠不足・睡眠のとり過ぎも片頭痛が起こりやすくなる要因となるので、規則正しい生活を心がける。頭部への直射日光を避ける。片頭痛の場合、安静にして痛むところを指で軽くおさえたり、冷やしたりすると痛みを緩和できる場合がある。まれにカフェイン飲料が効くこともある。
予防策として、脱水症状を避けるため水分補給を心がけること(特に起床時)

 

 

三叉神経痛
三叉神経に何らかの異常が生じて、顔面の左右いずれかに突き刺されるような痛みを生じる。
原因は、三叉神経の脳幹に入る直前の弱い部分に、動脈や静脈が直接ぶつかり、神経を圧迫することである。痛みは非常に強い。

後頭神経痛
群発性頭痛と区別しにくいが、頭痛とは異なるものであり、あまり良く知られていない。
首の後ろの神経(頚(けい)神経)が刺激され、耳の後ろ、頭の付け根、側頭部などに瞬間的な針で刺されたような痛みを感じる。どちらかというと浅いところに感じる痛み。
また髪の毛を触るとビリビリした感じがすることもある。多くは首の骨の変形やヘルニア、筋肉などの炎症、風邪や中耳炎の後などに発症しやすいと考えられる。

 

 

頭痛に効くツボ(ぜひ押してみてください!)

・百会(ひゃくえ):頭のてっぺん中央の少しくぼんだ所

・天柱(てんちゅう):頭の後ろの髪の生え際。首から頭にかけて2本の太い筋肉の外側にあるくぼみの部分。

・風池(ふうち):耳の後ろにあるとがった骨と後頭部のくぼみの中間で、髪の生え際あたり。

・合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の間で、少し人差し指の骨沿い側のへこんだ所。

 

冒頭でも記載したように頭痛は多くの方が経験しやすい状態、あるいは病気の症状だったりします。放置していると思わぬ痛み、不調に繋がって悪循環を作り出してしまいます。

 

記載しきれないことも多くあります。気になる方は是非一度ご相談ください。

かかりつけの医療機関がある場合、「しばらく診てもらっていないな」というかたは特に受診してみてはいかがでしょうか?

 

健康な体で過ごしましょう!

 

今回はこれにて終わります。

見て頂きありがとうございました。

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