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皆さんこんにちは。
げんきやはりきゅう整骨院下太田です。
盛岡はすっかり冬の風に包まれて、ちらちらと降る白い何かが目に付くようになってきましたね。
皆さんは冬の備えは万全でしょうか?
近年は何の影響なのかはわかりませんが、雪かきスコップが売り切れてて、必要な時に買えないなんて事もあるみたいですし、タイヤも場所によっては品薄だったりするみたいですね。
灯油もそんなに安く買えるわけでもないですし、電気代も上がる一方で、今年も東北の冬は厳しそうです…
さてさて、気を取り直して。
そういった身の回りの準備と同じくらい大事なのが、身体の準備。
身体も秋の終わりから冬にかけて、だんだんと冬の準備を始めていきます。
でも、急に冷えたりすると、その準備が追い付かなくなって、お怪我や病気に繋がっていきます。
車で例えると、夏タイヤのまま雪道を走っているようなものですからね!
そりゃあ事故も起こるってわけです。
季節が変われば、身体の使い方も変わるっていう、それだけでも意識できれば、かなり冬に対する印象も変わってくると思います。
さて、そこに関連して今日のお題は梨状筋症候群になります。
臨床上そこまで多い疾患ではない為、腰部椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症と比べると、なんぞそれは?となる方も多いかもしれませんね。
実際に症状としては似たような経過をたどるので、気づかないままヘルニアだと思っている方もいらっしゃるほどです。
まず梨状筋って?
簡単にご説明させていただくと、お尻の筋肉って何層にも重なって、全体として大きく動くようにできているのですけれど、その中でもかなり深いところに属していて、なかなか伸ばしにくい筋肉と言えます。
そのため、一度緊張が続いてしまうと中々元に戻らず、その緊張のせいで近くを通っている神経を圧迫してしまい、結果しびれや痛みが出てしまいます。
また、逆パターンとして反対側の筋肉が緊張しすぎて梨状筋が引き延ばされ、そのせいで同じような症状が出てきてしまうこともあります。
緊張したまま長時間立って仕事をしている人や、デスクワークなどで長時間座っている方は要注意ですよ。
特に冬場は寒さのせいでお身体が全体的にこわばってしまう傾向があり、他の季節と同じように仕事や生活をしているようでも、こっそり深部の筋肉に負担をかけてしまっていることが多いです。
寒さのせいでお尻がギュッとなってしまう方、逆に内またでそろそろ歩いている方、いませんか?
先にもお伝えしました通り、一旦固くなってしまうとなかなか手ごわい梨状筋。
なるべく普段からストレッチを行うようにしましょう。
詳しいストレッチの紹介は僕の拙い文章でご紹介するよりかはYouTube等動画サイトにお任せするとして(丸投げ)
この時、ついでにももの裏やお尻の表面まで、しっかりストレッチするのがおすすめです。
というのも、梨状筋はただでさえ伸びにくい筋肉なので周りも緩めることで、よりストレッチ効果を高めようという訳です。
相乗効果が見込めるだけでなく、先にご説明した、腰椎椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症にも効果があるため、怪しきものを全部討てるという寸法です。
さてさて、長文を最後までお読みいただいてありがとうございました。
大体の方にとって、東北の冬は試練の季節。
日もあたらなければ雪も降る
身体はつらいのに雪かきだなんだと負担は増える
灯油も電気代も高い(二回目)
なんだか悪いことばかりのような気もしますが
逆に言えばたまの陽気が嬉しかったり
普段無理しがちなお身体に目を向けるいい機会だったりと、まぁそこまで悲観しすぎることもないかなと思うので、一緒に乗り越えていきましょう。
(暖房費については擁護の余地もないですが)
それではまた次回の更新で!!
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