腰椎分離症

皆さんこんにちは! げんきやはりきゅう整骨院下太田の川村です。
いよいよ3月に入りますが、盛岡は雪解けが早く徐々に春の兆しが出てきているようです。しかし、花巻や紫波辺りは雪が解けていない所がまだ多いみたいなので冬タイヤはまだ外せないですね。

さて先月は「坐骨神経痛」のお話を致しまして、腰痛関連で今回は「腰椎分離症」についてお話をしていきます。

まず「腰椎分離症」とは何か?
腰を反らす動きや、身体をひねる動きを繰り返すことで、腰椎の後方(関節突起幹部)に亀裂が生じ、疲労骨折が生じている状態です。

前回ご紹介致しました「腰椎椎間板ヘルニア」は若い方が起こりやすく、「腰部脊柱管狭窄症」は高齢者の方に起こりやすい疾患です。今回の「腰椎分離症」はスポーツをやっている小学生~高校生に発症することが多いです。
何故かと言うと、成長期の過程で骨の構造がまだ不完全なためスポーツの過度な練習によっては耐え切れず結果、疲労骨折に至るわけです。

腰椎分離症」の症状は腰痛が大部分ですが、
臀部や太ももに痛みが出現します。先程お話した腰を反らす、身体をひねる動きで痛みが強くなる事があり、逆に何もしていないと痛みが起きないため、発見に時間がかかる事があります。

2週間以上痛みが続く場合は「腰椎分離症」の可能性が高いです。
また発症したまま気づかずにそのままにしまうと、高齢になってから痛みが出始めるパターンもあります。分離した部分の神経が圧迫されると、「坐骨神経痛」によって腰から下肢にかけて痛み+シビレが生じるので注意が必要です。

腰椎分離症」の治療としては初期であれば、鎮痛消炎剤の投与、湿布を貼るなどの処置を行い、不用意に動かない事が効果的です。腰痛は2~3週間程度で軽快することが多いです。
「腰椎分離症」は激しいスポーツで増長されるので、それこそ一旦スポーツ自体を中止しなければいけない事もあります。しかし、「大会があって練習をしなければいけない」とかで中止できない場合もあります。そういう時は、ジャンプ、ひねる動きが入る練習は避けて、それ以外で出来るストレッチなどでカバーして、腰に負担をかけないようにしましょう!

腰椎分離症」は腰に負担をかけずに安静にする事が一番の治療法です。しかし、この期間どうしても練習しないといけない場合もあって安静が難しい場合もあると思います。

下太田院では症状にもよりますが、周囲の筋肉を「手技治療」でほぐしてパフォーマンスを上げるのと、骨盤周囲の筋肉の伸ばす「ストレッチ」などで柔軟性を出して、痛みが出ない予防をしてきます。
痛みが強い場合は「鍼治療」をも用いて筋スパズムを和らげ血流改善を導きます。

今回は「腰椎分離症」についてお話させていただきました。
今時期だと雪かきで腰・肩を痛めた方も多いと思いますので、
そういう些細な事でもご相談いただければ改善に導くように治療とアドバイスをしていきますので、お一人で悩まず一緒に治していきましょう!

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