こんにちは! げんきやはりきゅう整骨院下太田の川村です。
さていよいよ私の苦手な春の時期が始まりました。それはスギ花粉です。今年の花粉量は昨年よりも 1.3倍多いそうです。皆さんも外出時はマスクをし、出来るだけ花粉を吸いこみ過ぎないように心掛けましょう! 花粉症、アレルギーでお困りの方はお灸でも体質改善を導く事が出来るので、ご相談下さい!!
今回は「脊柱管狭窄症」(せきちゅうかんきょうさくしょう)についてお話させていただきます。
まず始めに腰や足の痛み、しびれなど、下記に示すような症状がつらいということはありませんか?
① しばらく歩くと下肢(太ももからふくらはぎやすねにかけて)のしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むと治まってまた歩けるようになるため、歩いたり休んだりすることを繰り返す
② 立っていると下肢のしびれや痛みがひどくなる
③ 前かがみになったり座ったりするとらくになる
④ 後ろに反る体勢がつらい
⑤ 腰痛はそれほど強くないが、下肢の痛みやしびれがつらい
⑥ しびれや痛みは足の両側にある
⑦ 痛みはあまりないがしびれがつらい
⑧ 歩くのはつらいが自転車には乗れる
⑨ 下肢に力が入らない
⑩ おしりのまわりにしびれやほてりがある
⑪ 便秘、頻尿、尿もれ、残尿感など、排便・排尿障害がみられる
このような症状では「脊柱管狭窄症」である可能性が高いです。
そもそも「脊柱管狭窄症」とは何なのでしょうか?
前回のおさらいでお話をしていくと、若い方に起こりやすいのが「腰椎椎間板ヘルニア」(ようついついかんばんヘルニア)。今回の「脊柱管狭窄症」は高齢者の方に起こりやすいです。加齢が影響して、脊椎にある脊柱管という神経を囲っている菅が狭くなり、神経の束になっている脊髄神経が圧迫している状態です。
「脊柱管狭窄症」の症状としては、①で挙げたしばらく歩くと下肢(太ももからふくらはぎやすねにかけて)のしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むと治まってまた歩けるようになるため、歩いたり休んだりすることを繰り返すこのような症状を間欠性跛行といいます。
症状が進行すると⑨~⑪で挙げた下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出が悪くなったり、逆に尿が漏れる事もあります。
「脊柱管狭窄症」は完治の観点から診ると加齢による変性の場合は自然治癒で治る事はないので完治は難しいです。また、整形外科で診てもらっても症状が軽い場合は、経過観察で痛み止めを渡されるのが関の山でしょうか。
「脊柱管狭窄症」はやはり太ももからふくらはぎやすねにかけての神経症状が一番つらい所でしょうか。冬の外寒さ、夏ならばエアコンの冷房などにより症状が一層強くなり、逆にお風呂で身体を温めたりすると楽になる事もあります。
それでも痛みやしびれが強い場合は、げんきやでは、鍼・お灸の治療を勧めています。鍼は鎮痛効果、お灸には温熱効果により筋肉の血流改善により痛みを和らげる効果があります。
また症状に合わせてストレッチや手技治療やることにより、症状改善に期待できます。
「脊柱管狭窄症」でお悩みの方は是非ご相談下さい!
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