股関節の痛み

こんにちは!
げんきや接骨院 渋谷本町です!
一日の寒暖差が激しい日が続いてますね。自律神経が乱れやすくなっていますので、くれぐれもお身体にはお気をつけください。

さて、今回は『股関節の痛み』についてお話していきたいと思います!
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【股関節の仕組み】
股関節は足のつけ根にある関節です。大腿骨(太ももの骨)の上の部分と骨盤の窪み(臼蓋)が組み合わさり関節しています。
関節部分の表面は軟骨で覆われていて、股関節にかかる力を吸収して股関節の動きをスムーズにしています。
股関節には普通に歩くだけでも体重の3〜4倍の負荷がかかると言われています。この負荷を支えられるよう股関節の周りには筋肉は腱などで全体を覆われていて、そのため安定性を保ったまま様々な方向に動かすことができます。
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【股関節の痛みを引き起こす疾患】
股関節の痛みを引き起こす疾患として、変形性股関節症が挙げられます。
この変形性股関節症について詳しく説明していきます。
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【変形性股関節症について】
変形性股関節症は、股関節を形成している関節軟骨や骨が傷んでしまうことによって股関節の痛みや機能障害を引き起こす病態です。
軟骨の破壊と骨の変形をきたし、慢性の炎症を伴います。関節が痛むため関節リウマチと間違えられやすい病気です。

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【変形性股関節症の症状】

1.股関節の先天的な奇形や加齢によって、軟骨の表面に軽い磨耗が起こり軟骨に変性します。
この時にはまだ自覚症状はほとんどありません。

2.軟骨のすり減りが進み、軟骨の磨耗による刺激や関節への負担によって股間切に痛みが出てきます。
この頃から、足の付け根やその下の付近に痛みを感じるようになります。

3.関節軟骨の水分保持が徐々にできなくなり、軟骨の弾力が失われていきます。
この時期からは股を開いたり、あぐらをするのが難しくなります。靴下をはいたり爪を切る体勢も困難になります。

4.軟骨のすり減りがさらに進み、なくなってしまうことにより軟骨の下にある骨が露出されます。実際に骨が擦れあってしまうので痛みが強くなります。
骨が押しつぶされてしまうので、骨の異常な硬化が見られてしまいます。

5.骨同士がぶつかるようになると、骨そのものが変形し始めます。この骨の変形は棘のように飛び出したもので骨棘と言います。
この時点では関節の安定性が失われているため、歩くときに体が左右に揺れたり、足を引きずって歩くようなります。激しい痛みを伴い、やがて安静時や睡眠時にも続くようになります。

6.末期の症状になると、股関節が強直や拘縮(骨同士がくっついた状態で固まること)状態になり股関節を動かせなくなります。
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【変形性股関節症の予防法】
症状の悪化を予防するためには、自分の体の状態を正しく把握することが大切です。

◯BMI(肥満度)計算
体重が適正体重より重いと膝や股関節にかかる負担が増えてしまいます。
BMI = 体重kg ÷ (身長m)²
適正体重 = (身長m)²×22

◯関節周りのトレーニング
スクワット:肩幅に足を開いて立った姿勢から、お尻を下ろしていきます。
ブリッジング:腰を立てた姿勢からお尻を持ち上げます。
※この時、腰を反らさないように気をつけましょう。
もも上げ:椅子に浅く座り、膝を胸に近づけるように持ち上げます。
かかと上げ:壁を支えながらかかとを上げてつま先で立ちます。
足の指の運動:足の指を握ったり開いたりを繰り返します。

◯股関節周りのストレッチ
前もも:伸ばす足を反対側の手で持ち、後ろに引いて太ももの前側を伸ばします。
太ももの後ろ:膝を伸ばして座った姿勢から、つま先を触るように体を前に倒して太もも後側を伸ばします。
内もも:脚を開いて座った姿勢から、つま先を触るように体を前に倒して太ももの内側を伸ばします。
外もも:伸ばす脚を後に交差させ、体を反対側に倒しなら腰を外側に動かし、太もも外側を伸ばします。
おしりの筋肉:寝た姿勢で片方の脚を抱え、胸のほうに引き寄せて臀部を伸ばします。
アキレス腱:伸ばす脚を後ろに引き、体重を前の脚に移動して後脚のふくらはぎを伸ばします。
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【最後に】
もし変形性股関節症と診断された場合には股関節にかかる負担を減らして生活することが大切です。
不安なことがありましたら当院のスタッフまでお気軽にご相談ください♪

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