こんにちは!
げんきや接骨院、渋谷本町です。
寒さがより一層厳しくなってきましたが、体調にお変わりありませんか?
寒くなると体が冷え筋肉が固まるので、今まで出てこなかった症状まで出て来ることがあります。
今回は寒くなるとよく出る症状の中から、四十肩についてお話していきます。
四十肩は医学的に言うと、肩関節周囲炎という病名になります。
何らかの原因で肩関節の周りの靭帯、筋肉、腱、関節包、滑液包が炎症を起こし肩関節に痛みが出てしまいます。
よく「四十肩と五十肩の違いは何ですが?」と聞かれることがあります。
答えとしては、発症した年齢がいくつかによって言い方が変わるだけで、症状に変わりはありません。
先にも挙げた場所のどこかが、炎症を起こし痛みのせいで肩関節の可動域が制限されてしまえば、肩関節周囲炎ということになります。
四十代、五十代の方によく多い症状なので四十肩、五十肩という名前がついています。
二十代、三十代の方に起これば二十肩、三十肩ということになります。
四十肩(肩関節周囲炎)は状態によってやるべきことが変わってきます。
急激に痛みが出てきたときは、安静が一番です。
無理な運動や重い荷物を持つなどの痛みを伴う行動は避けましょう。
痛みの出ている場所を触って熱感がある場合はアイシングもおススメです。
熱がある場合は、強い炎症がおきている状態なので、飲酒や浴槽に長く浸かることで、炎症がひどくなってしまいますので、熱感や痛みが引くまでは我慢しましょう。
急激な痛みが出て、数日から数週間で痛みや熱感は引いたが肩関節を動かしにくい状態になります。
その状態まで症状が落ち着いたら、今度は積極的に肩関節を動かし、動きにくい部分を温めて肩関節の可動域を広げて行きましょう。
ここで、肩関節を動かさなくなってしまうと肩関節周りの筋肉が固くなってしまい、日常生活にも支障が出てきてしまうほど、腕が動かなくなってきてしまいます。
痛みが引いたら、積極的に肩関節を動かしましょう。
四十肩(肩関節周囲炎)と似ている症状で回旋筋腱板損傷(ローテーターカフ損傷)と言うものがあります。
回旋筋腱板(ローテーターカフ)は棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの筋肉の総称で肩関節の周りについています。
回旋筋腱板損傷は野球、ゴルフ、テニスなど肩を使うスポーツでよく見られます。
しかし、年齢を重ねるにつれ筋肉が衰え、スポーツをやっていない方でも回旋筋腱板損傷が起きてしまう事があります。
四十肩と回旋筋腱板損傷は同じような場所に痛みが出るので、四十肩かと思ったら回旋筋腱板損傷だったというパターンもあります。
以前に四十肩を患った方が、四十肩は治ったがしっかりとケアをしなかったがために回旋筋腱板損傷になってしまう可能性もあります。
四十肩も悪化してしまうと痛みで腕が上がらないことがありますが、回旋筋腱板損傷の場合は悪化してしまうと、筋肉が切れてしまい腕を上げることができなくなってしまいます。
筋肉が完全に切れてしまうと手術をしないと腕を上げられなくなります。
四十肩も回旋筋腱板損傷も共通して言えることは、肩関節周りの筋肉をほぐすことで予防することができます。
デスクワークが多い方は肩関節、肩甲骨を動かす機会が極端に少なくなってしまいます。
仕事中でもこまめに肩を回すなどして肩関節が固くならないように心がけましょう。
運動している方でもウォーミングアップ、クールダウンのストレッチがしっかりできていないと、四十肩や回旋筋腱板損傷をおこしてしまうかもしれないので、ケアを忘れないようにお気を付けください。
げんきや整骨院、渋谷本町では皆様の肩関節をしっかりほぐします。
また、施術だけでなく、状況にあったケア、日常で気を付ける事もご案内させていただきます。
体で困ったことがあれば、げんきや整骨院、渋谷本町まで気軽にお問い合わせください!
まだまだ寒い日が続きますが、体のケアをしっかりして寒さを乗り越えていきましょう!