こんにちは。
本日は、骨盤矯正についてお話をしようと思います。
・・・骨盤矯正とは・・・
骨盤矯正は日常生活の中の様々な原因により上下・左右・斜めなど歪んでしまった骨盤のズレにアプローチをしたり、負担のかかってしまった筋肉などの緊張をほぐして、本来の骨盤があるべき位置に戻すことが目的です。また、妊娠や出産などに伴う骨盤の開きや腹筋の広がりに対しても正すことができるにが骨盤矯正となります。また、骨盤矯正は整骨院や整体院でやり方が違うことが多く自分に合った治療を見つける必要があります。
・・・骨盤とは(歪みとは)・・・
骨盤は上半身の体重を支え、大切な臓器を入れる器です。特に女性の骨盤は歪みやすく、年齢とともに開いていきます。また、日頃の悪い姿勢の積み重ねが大きな要因になってきます。骨盤が歪んで広がってしまうと、内蔵が本来あるべき位置からグッと下がってしまい機能が落ちたり、骨盤の歪みが下半身の血行を悪くさせ下半身のむくみや冷え性の原因になることもあります。「上半身に比べて脚が太い」と悩んでいる方は骨盤が歪んでいる可能性も高いです。
◎骨盤が歪んでくると、
◦椅子に座ると無意識に膝が開いてしまう
◦左右で肩の高さが違う
◦何もないところでつまずく事がある
◦脚がむくみやすく、О脚になりやすい。
◦姿勢が悪く、猫背気味である。
◦下腹部が出て、便秘になりやすい。
など様々な症状が出てきます。
・・・骨盤矯正の効果・・・
骨盤の歪みを矯正することで良い姿勢を保てるようになり、血流やリンパの流れが改善されるので、新陳代謝が上がり脂肪燃焼にもつながると言われています。また、女性にとっては子宮や卵巣に負担がかからなくなり、女性ホルモンの作用が正常に戻るため、肌荒れの解消も期待できます。
・・・産後の骨盤矯正・・・
骨盤矯正の治療には姿勢による歪みへ対するものともう一つ産後の骨盤への治療もあります。姿勢に対する骨盤矯正とはまた違った対応をしていかないといけませんので、産後の骨盤矯正についても紹介していきたいと思います。
産後のお母さんの身体は、育児に追われるがあまり放っておきがちになりますが、ご自身や周囲が思っている以上に大きなダメージを受けています。特に一度開いた骨盤が自然と妊娠前の状態に戻ることはありません。出産後の育児を快適に行えるように自分自身のケアを行いませんか。
◎産後の骨盤の歪みによって
◦下半身がむくみやすい
◦冷え性・生理痛がひどい
◦股関節(脚の付け根)が痛む
◦尿漏れがなかなか治らない
◦初産の時は痛みが出なかったのに、二人目を生んだ後は痛みが残っている。
などという上記でも紹介した姿勢による骨盤の歪みによる症状と合わせて様々な症状が出てきます。出産直後は、骨盤周りの軟部組織が緩く歪みやすい状態にあります。歪みがあるとその部分だけでなく全身に循環障害がおき、さまざまな不調が起きてきます。ホルモンバランスの乱れや抱っこなど物理的な負担や疲労も体を歪ませる原因になってきます。
・・・産後の骨盤矯正と通常の骨盤矯正の違い・・・
産後の骨盤矯正は通常の骨盤矯正と大きく異なります。通常の骨盤矯正は、日常生活の中のさまざまな原因によって上下・左右に歪んでしまった骨盤のズレにアプローチをしたり、負担のかかった筋肉などの緊張をほぐして骨盤が本来あるべき位置に戻すことが目的です。一方で、産後の骨盤矯正は妊娠や出産に伴う骨盤の開きや腹筋の広がりなどを正すことが目的です。上記でも記載した通り整骨院や整体院によって骨盤矯正のやり方が違ったりすることがあるので、事前に調べてみることをお勧めします。特に産後の骨盤は早めにケアすることが大切です。
以上をもって骨盤矯正の治療についてお話をさせて頂きました。骨盤周りのことでお悩みの方などお役に立てれば幸いです。