自律神経症状

こんにちは。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

最近は気温の変化も激しくて体調面に不調がきている方もいらっしゃると思います。今回はそれらにも関連する自律神経症状についてお話をしていきたいと思います。

・・・自律神経症状とは・・・

自律神経とは、循環器や消化器・呼吸器などの活動を調節するため、自分の意志とは無関係に24時間働き続けているのが自律神経であります。自動的に反応する神経のため、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識に調節しており生命維持には欠かせないものとなります。自律神経の緊張が亢進すると、身体のだるさ・便秘や下痢・頭痛・ほてり・動悸・しびれなど自律神経症状が出現します。病名である「自律神経失調症」は特定の疾患名ではなく、身体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経のバランスが崩れた状態を意味する慣用表現であります。

・・・自律神経症状の原因・・・

上記のとおり自律神経症状は交感神経と副交感神経のバランスが崩れ発症しますが誘因には、人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労、さらには光や音、温度など身体的ストレスがあげられます。また、慢性的な寝不足や不規則な生活・偏った食事などが生体リズムを狂わせてしまい自律神経症状に繋がります。また、他の症状と合わせて出てくることもあります。更年期障害で女性ホルモンの分泌が減少するため、自律神経の乱れにつながりほてりや頭痛、めまいなどの不調が現れることもあります。また、パーキンソン病やレビー小体型認知症など身体疾患に伴う自律神経症状やうつ病、不安症などの症状の一部として出現する自律神経症状もあるため、鑑別が重要となります。

・・・自律神経症状の症状・・・

自律神経は全身の器官をコントロールしているため、そのバランスが崩れてしまうとさまざまな症状が現れます。疲れやすい、めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、頭痛、耳鳴り、動悸、関節の痛み、便秘、下痢、生理不順、口やのどの不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩こりなど多岐にわたりまた症状には個人差が大きく出ます。複数の症状が別々に現れることもあれば、同時に3つ、4つの症状が重なることもあります。また、自律神経症状には精神的症状も随伴しやすく、イライラや不安、不眠、記憶や集中力の低下、感情の起伏が激しくなるといったものがあります。

・・・自律神経症状の治療・・・

基礎になる身体疾患があれば、それに応じた治療を行います。心身のストレスに起因する自律神経の乱れには、可能の限り環境の調整を行う。十分な睡眠を取って休息を図ること、生活リズムを整えること、過度の飲酒やカフェインの過剰摂取などの習慣を改めることも重要です。対症療法として自律神経調整薬や抗不安薬、睡眠薬などが用いられるが、依存性の問題があるため薬によっては長期使用は推奨されない。自律神経症状の背景にうつ病や不安症などがある時は、抗うつ薬なども使用される。また、自律神経症状へのこだわり、とらわれが強い症例には森田療法や認知行動療法などの精神療法(心理療法)も適用される。

・・・自律神経症状の予防・・・

自律神経症状の予防のためには、心理社会的ストレスを一人で抱え込まず、周囲の人に相談するなど適切な対処法を身につけることが大切です。また、心身をリラックスさせる方法を見つけることも予防につながります。十分な睡眠、バランスの良い食事を心掛け、生活リズムを整えていきましょう。

 

以上が自律神経症状に対しての説明になりますが、いかがでしたでしょうか?

ストレスが起因することが多いため、誰でもなる可能性がある疾患だと思いますので、皆さまもお気を付けください。今後も健康的に人生を送れるように、上記が役立てたら幸いです。お疲れ様でした。

 

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