坐骨神経痛

こんにちわ

本日は坐骨神経痛について記載をしていきたいと思います。

・・・坐骨神経痛とは・・・

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因により圧迫・刺激されることにあらわれる痛みやしびれるような痛みなどの症状のことを言います。多くの場合腰痛症とともに発症し腰痛からお尻・太ももの後ろ、すね、足先に痛みやしびれがあらわれます。おもに中高年の方に多くみられ上記以外の症状としてはふくらはぎの張り、冷感、灼熱感、締めつけられるような感覚もあります。

・・・坐骨神経痛の原因・・・

坐骨神経痛は他の腰痛症が原因で発症することが多く、年齢が若い場合は腰椎椎間板ヘルニアが多く高齢になると腰部脊柱管狭窄症が増えてきます。両方の症例とも背骨の腰の部分に起こる異常によって神経根(背骨からでる神経の根っこの部分)を圧迫し下半身に痛みやしびれのような痛みを引き起こします。

◦腰部脊柱管狭窄症

背ぼねは、身体を支える役割とともに脳から背骨に沿って延びた神経(脊髄)を守る役目も担っています。この神経の通る背骨の隙間のことを「脊柱管」と言います。腰部脊柱管狭窄症とは文字通り腰部にある脊柱管が圧迫された状態のことで中高年に多く、脊柱管の老化などが原因と考えられております。

◦腰椎椎間板ヘルニア

背骨の一つ一つの間にはクッションの役割をする椎間板があり、中にはゼリー状の「髄核」という部分があり椎間板ヘルニアは、何らかの理由で髄核が押し出され脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることで痛みやしびれみたいな痛みを引き起こします。そして腰部分で起きたのを腰部椎間板ヘルニアと言います。

◦梨状筋症候群

お尻の奥にお尻を横切るようについている筋肉を梨状筋と言い坐骨神経が通っています。梨状筋が外傷やスポーツなどで緊張し坐骨神経が圧迫されて起きる痛みのことを梨状筋症候群と言います。

上記の他に脊髄や骨盤のがんでも症状がみられますが、共通しているのは腰部の神経の圧迫により坐骨神経痛が起きていることです。

・・・坐骨神経痛の治療・・・

坐骨神経痛の治療は、症状を和らげるための対症療法が主体となります。まずは手術以外の保存的治療から始め、それでも症状が改善しない場合や排尿・排便に障害が現れた場合に手術を検討する。痛みが強い場合は、痛み止めの薬や注射で対処することもあります。また、安静の後症状が軽くなったらストレッチや体操などの運動療法も効果的です。

・・・坐骨神経痛の予防・・・

坐骨神経痛の予防や改善にはストレッチが効果的だと考えられています。ストレッチによって背骨や筋肉をゆっくりと伸ばして緊張をほぐせば椎間板や脊柱管の負担を軽減することができます。デスクワークや立ち仕事などのような長時間の同じ姿勢でいることが多い人は、仕事の合間など時間を見つけストレッチを行うことがオススメです。ちなみに、同じ姿勢が続く方は身体が前に傾く前傾姿勢が多いので、ストレッチとしては背もたれのある椅子に座り身体を後ろに反るなどが良いと思います。また、筋力低下で坐骨神経痛になる例もあるので日頃から無理のない運動を行うのもオススメです。

以上が坐骨神経痛の記載とさせていただきます。痛みがあると何事もおっくうになり、動かないことでさらに痛みが増すといった悪循環に陥ることもあるので、日々の暮らしの見直しから日常生活を快適に過ごせるように心掛けていきましょう。

 

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