こんにちは。
今回は腰椎分離症についてのお話になります。
当院は患者様の大半が腰痛により通院されます。
腰痛にも原因があります。
⓵筋肉由来の痛み
日本人は部活、仕事を頑張りすぎる悪い癖があるんですよね。
部活のやりすぎによる筋疲労により筋肉の硬化や筋繊維の裂傷、
仕事で同姿勢による運動不足などなど、、、
ちょうどいい具合ってなかなか難しいものですね
⓶内臓由来の痛み
この世の中はストレス社会なので、その影響により
胃、十二指腸の不調。
腎炎、すい臓炎などの炎症系
ほぐしてもなかなか良くならない方は
内臓の不調からということもよくあります。
また、栄養の偏りによる
腎臓や尿路など結石系になるとより激痛で
出産の痛みの次に痛いとも言われるほどです。
そんなに痛いんですね。
⓷骨由来の痛み
骨盤の前後左右のズレによる筋肉量のバランスの悪さ、
腰椎(脊柱の腰部の高さに縦に5つ並んだ骨)が
過度に負担が掛かった時の痛みなどシビレが起きます。
腰椎由来の症状には
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎分離症などがあります。
今日は腰椎関係で多い症状
『腰椎分離症』についてのお話します。
そもそも腰椎は
椎体、椎弓に分かれていて、
それらが分離し、剥離骨折してしまう状態のことを言います。
上下の腰椎同士の分離ではありません。
・分離症の初期
分離しそうな状態であり、立ち上がり、歩き出し、
身体を反らそうとした際にピンポイントで痛みます。
スポーツ、運動後など負荷がかかったタイミングで痛みが出ます。
・分離症の中期
症状が進行してきた際には骨が耐えられずヒビが入る、
折れるなど状況が悪化してきます。
ヒビ、折れる状態にもなれば痛みのレベルも上がり、
常時痛みシビレ、モヤモヤ感など
神経症状も出現してきます。
・分離症の末期
腰椎が前方に滑ってしまい、
「腰椎分離すべり症」と名前が変わってきます。
すべり症の場合、神経の圧迫が強くなり、
間欠性跛行という短い距離しか歩けない、
休み休みでしか歩けない状態に変わります。
痛みの部分も腰部から臀部、大腿部、
ふくらはぎなど範囲も広がります。
分離症の痛みについてでしたが、
分離症になった場合はどうすれば、
何をすればよいのでしょうか？
基本的には保存療法になります。
保存療法とは、手術をしない治療法の総称となっております。
痛みの緩和や筋力の回復を目的に治療をして
日常生活を支障なく過ごすように改善していきます。
ただ、どうしても耐え難い痛みがある場合には
ブロック注射によって痛みを抑える方法があります。
重軽度はそれぞれ違うのでブロック注射で改善される方もいれば
効果が薄い方もいます。
その場合には手術で椎体間を金属性の
インプラントにより固定し安定させる方法もあります。
もちろん個人の判断によりますので、
手術に抵抗がある方は筋力トレーニングを用いて
腹筋や背筋を強化して、筋肉で支えられるようにしましょう。
鍛える方法はYouTubeにたくさん載っています。
各々信頼できるYouTuberを探しましょう！！
以上、今月は【腰椎分離症】についてでした！
最後まで読んで頂きありがとうございます！
来月もお楽しみにお待ちください
※コロナウイルス対策について※
現在、当院ではコロナウイルス感染予防として
定期的に換気をし、スタッフの手指消毒、
施術後のベッドの消毒を再度徹底しております。
施術の際に使用しておりましたお顔とベッドに
敷いていたタオルを撤去しておりますので
患者様ご自身でフェイスタオルを
お持ち頂くようお願いしております。
また、来院される前には検温をして頂き
体調が優れない際はご来院をご遠慮ください。
何卒ご協力をお願い致します。
